≪なほブログ≫
私の好きな作家の1人、
島田雅彦さんが、「店長」となり、
「復興書店」 という書店をWEB上で開いていることを、
最近知りました。
「復興書店」とは・・・
(以下、店長・島田雅彦さんの言葉より)
「作家たちに自著を提供してもらい、
それにサインやメッセージを書き込み、
プレミア本にして、復興書店に送ってもらう。
復興書店は商品リストを作り、ウエッブ上の書店にアップする。
あとは読者がお気に入りの本を買う。
売上から最小限の管理コストを差し引いた額を
日本赤十字社あるいは信頼のおける復興支援団体に寄付する。
つまり、「本を買えば、募金したことになる」というシステムです。
仲間を募れば、ある程度の成果は出るのはないかと思いました。
義援金や支援金は塵ではありませんが、
積もれば、それなりの額になります。」
つまり、文学を通じて被災者の復興支援をしようというシステムです。
避難している方達には、
文学は、衣食住足りた後ようやく少しずつ必要になる、
二の次のものかもしれません。
でも、
「この大災害に対して文学は無力ではあるものの、
心の傷を癒すのにいくらかの効果はあると信じます。
被災地の復興には長い時間がかかります。
傷ついた心の復興はさらに長い道のりになります。
おそらくは大長編を書き上げるよりも長い時間がかかるでしょう。
復興支援は継続的なものでなければなりません。
そして、被災地は必ず蘇り、
被災者は笑顔を取り戻すという確信がなければなりません。」
という、島田雅彦さんの言葉に共感して、
協力してくれている作家さんが、
とてもたくさんいらっしゃいます。
本好きな方、
ぜひ覗いてみてください。
きっと、共感できる言葉が
あると思います。
「復興書店」
http://blog.fukkoshoten.com/?cid=33308#header
(Facebookやっている方、
そちらからのページもあるみたいです。)
優しさが、
たくさんの人たちに広がりますように。