≪セキネックスブログ≫
先日のガイアの夜明けは、JAL。
会社更生法を申請後、整理解雇を行った
経営側と、その解雇の無効を主張する組合を
中心とした従業員の方の積年の思いが
深く描かれていました。
ひとつ感じたことは、
「社長も人間だ」ということ。
社長だって、後世に恨まれるようなリストラや
労働悪条件への改定なんてしたくはないんです。
僕は、中小企業のお客様の前で、簡単にリストラの話をします。
「社長、○人リストラしてください。できなければ、
○人分の経費を削ってください。売上は、当面増える
と思わずに計算してください。経費の削れる部分が
ないのであれば、○人分のうち、△人分リストラしてください」
自分でいうのも何ですが、僕はかなりの人好きだと思います。
それでも、簡単にリストラの話をします。
なぜか? 理由も簡単です。
リストラをしなきゃいけないほど、会社の財布が困っているからです。
社長が業績に目をそむけがちな人ほど、僕はリストラの話を
するようにしています。
社長が今まで現実から目をそむけてき続けたからこそ、
会社の財布が悲鳴を上げるんです。本当は、もっと早く
いろいろな打開策を打たなきゃいけなかったんです。
話をJALに戻します。
そんな会社更生法後のJALでは、社内の各部署で
お客様を強く意識した社員の改革を進められている
ようです。
パイロットの方々も、機内の挨拶などを経て、
自分たちの飛行機を選んでいただいた感謝を
きちんと伝えることに努力されていて、そのシーンで
ぐっときました。
「会社更生法を適用された身ですが、
自分たちが、パイロットや客室乗務員に憧れたことと
同じように、子供たちが同じような夢を持ち続けられるよう
頑張っていきたいと思います」
そんな気持ちを持ち続けられる会社はきっと残ると思います。
格安航空と真剣勝負、勝てば、必ずまたJALの時代が来ます。
逃げちゃいけません。応援します。
飛行機おもちゃでヒロ遊んでいます。
あっ、でも・・・これ・・・ANAだ・・・ ヽ(*'0'*)ツ