皆様こんにちは!!
約半年ぶりの更新になります
昨年6月の目黒公演から8か月経つ今、私たちはまた新たに次の目標に向かって歩み始めました!
今回はその第一弾として昨年12月17日、18日に行われた『REICH85』『META-XENAKIS PLEIADES』 の公演の様子を古屋千尋がご報告します
この2日間の公演はYPAM2021にてかながわアートホールで披露されました。
二日間のリハーサルを経て17日に行われたのは『REICH85』オールライヒプログラムです!!
音楽監督である加藤訓子さんがこれまでにレコーディングしてきたスティーブ・ライヒの作品を取り上げ、今回特別に我々inc.percussionのメンバーも一緒に演奏させていただきました。
1部は加藤訓子・藤本亮平・三神絵里子・中野志保・横内奏・古屋千尋による「シックスマリンバ・カウンターポイント」。
6台のマリンバを並べ、同じフレーズが万華鏡のようにぐるぐる響く空間はなんとも贅沢でした!
この経験は私たちにとって宝物となりました!!
2部は訓子さんによるソロステージ「ドラミング」。
ご自身の演奏による録音テープに合わせて弾く、ライブエレクトロニクスという方式で演奏されました。
70分間弾き続ける圧巻のステージ!刺激的な演奏を聴くことができました◎
そして、翌日18日は6月のめぐろ公演以来となるプレイアデスの再演『META-XENAKIS PLEIADES』です!
本公演は2022年に向け、五か国、三大陸を跨いで開催されるMeta-Xenakisコンソーシアムのプレイベントとして公演されました。
inc.percussionistsから12人が集まり、前回とはちがったメンバー構成で挑みました。
なんと今回はメランジェ(総合)、メトー(金属)、クラヴィエ(鍵盤)、ポー(皮膜)、そして最後に再びメランジェを演奏し、まるで種明かしするようなプログラム!
各楽章のなかからとってきたフレーズをちりばめてあるメランジェを最初と最後に演奏することにより、奏者もお客様も一緒に「ああ、そういうことだったのか!」を共有できる時間となったのではないでしょうか。
また、めぐろでの本番を経験したことで、一人ひとりの演奏の自由度が今回ぐんと上がったと感じることができました。
今後も私たちは進み続けます!どうぞ応援よろしくお願いいたします☆
リハーサル会場としてお借りした藤野芸術の家さま、演奏会会場のかながわアートホールさまありがとうございました。
終演後は翌日の青根中学校体育館公演に向けてせっせと楽器解体に励むメンバーたちでした
青根公演へつづく・・・