本日のブログ担当の藤本亮平です。よろしくお願いいたします!

 

今日はPleiadesの「Melanges」の楽章の紹介をしたいと思います。

 

Melanges」は英語だと「Mixtures」というタイトルの通り、

 

Peaux(ポー)】膜質打楽器(太鼓)

Metaux(メトー)】ジクセンというクセナキス考案の金属打楽器。奏者が自作する。

Claviers(クラヴィエ)】鍵盤打楽器

 

上記3つの楽章の様々な要素が混ざり合った、総合的な楽章です。


3つの楽章のモチーフが様々に散りばめられているため、音楽的な面白さ、楽器の音色の混じり方の面白さは勿論、演者18人それぞれのキャラクターの面白さも感じられるのではないかと思います。

 

僕はこの楽章のセッティングがとても好きです。音楽監督の加藤訓子さんがセッションの度に様々に変化させていらっしゃるのですが、まず単純に見た目がカッコよいのです(笑)



 

勿論見た目だけでなく、アンサンブルのしやすさや響きなどのことも考慮されていて、機能性もばっちりなのにさらに見た目が良いことが最高にカッコ良いなと思っています。



 

是非是非、6月5日生で見られるのを楽しみにして下さい!

 

そして自分は金属打楽器の「Metaux」という楽章にも出演させいただきます。

 

3つの楽章から、自分の希望をだすときから第1希望はこの楽器でした。

この楽章の楽器は素材も音程の指定もなく、19個のメタルを演奏者が自作することをクセナキスが求めています。




 

今回のコンサートで使用するのは加藤訓子さんの試行錯誤の上で作られた楽器です。

金属をハンマーで叩くため、気を付けないと暴力的な音になってしまうのですが、しっかりと音色を引き出すと本当に素晴らしい音色の楽器になります。

 

時には美しい歌を奏でて、時には町中に響き渡る荘厳な鐘になり、時には宇宙のどこかにある鉱物を想像させたり

 

こんな面白い楽器、やらないと損だなと思い、この楽章を選びました!魅力たっぷりのMetauxの楽章も是非注目して下さい♫


いよいよ今週の土曜日がめぐろパーシモンホールでの本番です!まだチケットを購入されていない方は電子チケットですので、お早めの購入をよろしくお願い致します!



①16:00〜
https://teket.jp/314/1031

②19:00〜
https://teket.jp/314/3355