こんにちは!inc.メンバーの東廉悟と申します。
先日大学を卒業したばかりで今回の18人のプレイアデスメンバーの中では一番の若手です!宜しくお願い致します!
突然ですが皆様はクセナキスに対してどのような印象を持っていますでしょうか。
「難しい」「the 現代音楽」といった感じで敬遠されている方も少なくないのではないかなと思います。
自分自身も試験でルボンという作品に取り組んだ時に少しクセナキスについて調べたのですが、戦争中に銃弾を受け左目が無かったり、レジスタンスに加わって死刑宣告を受けたり(その後放免されました)壮絶な人生を送っていて、しかも数学を用いて作曲をしているとのことで、これは生半可な覚悟で出来る曲では無いな…と思った記憶があります。
戦争を体験し銃撃や爆発が身近にあった彼の芸術に対する感覚は、今の平和な世界で生きている私達とは全く違うものだったのではないでしょうか。だからこそ、クセナキスの音楽からは果てしないエネルギーを感じることが出来るのだと思います。
土俗的なビート、爆発的なパワー、星の煌めきの様な美しい響き、ガムランの様な瞑想的な空間…
6/5にめぐろパーシモンホールで演奏するプレイアデスという曲は宇宙のような広大な世界観をもっています。
難しく考える必要はなく、ただ音を聴いて、体感することで見えてくる新しい世界があるはずです。
YouTubeやCDでは体験出来ない特別な時間を過ごしませんか?
皆様のご来場を心よりお待ちしております!