最近、「どうしても結婚したいので誰か紹介してください」と言われ、


「お金もらっているわけじゃあないから責任も取らないよ~まあ、問題なかったらちょっと付き合ってみれば~」っていう軽いノリで知り合いを紹介しました。 2名とも男性の友人の友人で私も1回か2回は会ったことがある人。


一人は、大手ゼネコンに勤める40歳、背も高いし、外見もまあかっこいい、ただ難を言えば、夏はサーフィン、冬はスノボで忙しい…大学生のまま大人になってしまいました~っていう軽さはあるかも。


もう一人は、テレビ局の技術屋さん42歳。国立の大学院出でいかにも研究職~って感じの人。

170cmくらいだから背は高くないけれど、顔はおとなしい感じで悪くない。 両親と同居だけど別に結婚したら別居でしょって感じ。


結果としては、二人ともピンとこなかったそうで、それは好みの問題だからしかたないわね~と思っていました。

こればかりはご縁ですから。


しかーーーーーーーし!!!!ムカムカムカムカ


別の友人(前の会社の同僚)から、その彼女がこんな話をしていたと耳にしました。


実は、私の友人の男性で以前、みんなでバーベキューをした人が2人いて、私に誰か紹介してくれと言えばあの二人を紹介してもらえるものだと思っていた。 あの二人ならばどちらでも結婚したいと思う。

(二人とも同郷の友人なのでもう30年近い友人。 一人は外資系のコンサル大手勤務で今は某航空会社に常駐していてテコ入れしている。一人は、開業歯科医。)

 二人とも、180cm以上あって、及川ミッチーっぽい外見で兄弟?っていうくらい似た感じはあるんだけど、どっちでもいいってどうなの??

 実は、私があの二人とずっと独身でいさせて自分だけ楽しい思いをしたいのではないか?

どうして私にはカスみたいなのを紹介するんだと言ったらしいむ


どこの姫が、市場に出回る残り少ない40代男性をカスなんて言えるわけ?


妥協しろなんていわないし、自分を卑下しろとも思いませんが、計算づくっていうことを前提に言わせてもらえれば相手は「子供が産めないかもしれない年齢」っていうことには目をつぶってくれているわけです。


 もちろん20歳で結婚しようが子供というのは、できるかできないかはわからないので一緒といえば一緒なのだけれど…。


 若い女性にはない、いろんな意味での余裕や寛容さで、これからの人生を楽しくすごせる人を選んだほうがいいんじゃないの?


 でも、腹が立ったので、歯医者の友人のHくんに電話してみました。


そしたら、私が本題に入る前にHくんのほうから


「あ~俺、彼女がオレとM見て、自分の結婚相手の条件チャートだして、1番、職業オッケー 2番、外見オッケー、3番 家族状況オッケー、、、4番、5番、6番ってクリアしていくオッケーっていう心の声聞こえて来てたよ。

 彼女が一番おろかな女だなと思ったのは、結婚に対して条件があるのは普通だと思うよ。

でも条件って生きていくうちに変化していくのが当たり前だし、その条件が変わったときにもしなやかに対応できるっていうのが人の魅力なんだよ、でも多分条件不変と思ってるね。

 それができないっていうんだったら女でも一国一城の主になるっていう生き方もあるし、依存はしたい、でも依存した相手の変化は耐えられないって言っているようなものでしょ?

 たとえばオレは次男だから親の面倒はみなくていいって思っているかもしれないけれど、兄貴や弟の経済、健康状態と親と子供の相性によってはオレが面倒みることも十分ありえるでしょう? 

ああいう女って、もしそんなことになったら「どうして次男なのに!」って食ってかかってくるよ。

たかが歯科医だって院内感染や事故があれば免許剥奪になって仕事なくすんだよ、そういうときにオレが山に行って炭を焼いて暮らしたいって言ったら発狂するよ。

オレはそんな女だと思ったよ。あの人。

 今勤めている会社のブランドと資格と習い事と過去のチョイモテの栄光で武装していればいいんじゃないの?

見た目悪くないし、38にしちゃ綺麗なんじゃないの。

でも多分、結婚できないよ。 結婚できたとしても、結婚を家事とセックスのソリューションって思っているようなつまんない男しかつかまえられないよ。

オレもMももっともっとロマンチストだからさ…知ってると思うけど(笑)」


長い付き合いの中で、Hくんのモテモテ人生は見てきたつもりだったけど、突然でもこれくらい理路整然と恋愛結婚観を語れるくらいイヤな思いもしてきたんだろうなあ~。


私にとっては、あまりにも身近で価値観の似た同性の友人みたいな感覚。

男前の仮面をかぶったおばちゃんってみんな呼んでいるし。

お互い長期の旅行のときは犬、猫、ふくろうを預けあう関係、田舎からの宅配便のおすそ分けをタッパーにいれてもらったり、ベランダで育てたゴーヤもらったり、ドンちゃんと結婚するって言ったときも、心配はしたけれど好きっていうのが一番だからって応援してくれて、、、、。

 やっぱりいい男だわ。


でも、今回のことでもうひとつ腹がたったのは、最初にHくんかMを紹介して欲しいと言わなかったこと。

  友人の友人とはいえ、無駄足踏ませちゃったわけだし、申し訳ないです。


ちなみに、彼女からカス呼ばわりされた二人も「なんか、これはこうじゃなきゃいけないの!っていうスタイルを強要されそうで、自分にはその彼女の理想についていくのは難しそうですから」とまったく同じ理由で断ってきたのです。