世の中には、そんな人たちが存在するのは知っていたけれど…。

若気のいたりならまだしも40歳も近いカップルでそんな…。

久々にこのフレーズ聞きましたよ。

「成田離婚」

いや、関空からだったから「関空離婚」(何だかゴロが悪い…)なのかしら?

私は、披露宴の招待を受けたのですが、新郎側の友人だったし、なんとなく新婦側で女性の友人を呼ぶことに抵抗があるみたいなことを小耳にはさみ、もうひとりの友人とも相談して出席を辞退させていただきました。

 ライオン印の豪華なホテルで華燭の典…。

出席した友達から聞いた話では、政界の知っている顔もちらほらというかなりゴージャスなものだったらしいです。

引き出物は、バカラの「GINKO」のフラワーベース。 引き菓子は、クラブハリエのバームクーヘン(特大)。

新婚旅行は、シンガポール経由でモルディブ…もちろん水上コテージ…。

 新居はとりあえず、新郎が勤めている大学の教員宿舎に住みつつ、いいマンションが見つかったら買おうねってことになってるんだ~って言っていました。

 

 実は、新郎…6月まで他の女性と付き合っていました。 

私も2回くらい会ったことがありますが、明るい感じの女性だったのですが…なんとなく親離れできていない感じがちょっとひっかかるなあという感じ。 あとは、仕事というものを非常に甘く考えている感じで、年のわりにふらふらしている。

 あとは、ちょっと料理が苦手なのかなという印象をBBQのときに受けました。

そんなときに、同僚に無理やり連れられていったパーティーで「何でこんな女性がこんな年まで独身なのだろう?」という人とであってしまい、身辺をきれいにして(つまり彼女とは別れて)、結婚にいたったわけです。

 彼女のほうもできれば子供が欲しいというのもあり、かなり急ぎ足で結婚したわけなのですが…。

ちょっと急ぎすぎて「夜の確認」を怠っちゃったわけです。

ちょっとずつ確認はしていたんだろうけれど、すぐに結婚式Xデーも迫ってきてたから追々ゆっくりやろうと楽しみをとっておこうと思ったらしい…。

 最初は、「恥ずかしがっているのだろう」と思っていたのですが、新婚旅行先でも盛り上がりに欠け、

「こんなんじゃ、俺、風俗行っちゃいますよ」と言ったら…

「どうぞ、あなたが望む下品なことは、下品な女たちにしてもらってください。」と言われたらしい。

 つまり、この時点で、2人で盛り上げていこうという彼の望みは却下されちゃったわけです。

この時点でもう無理だなって思っていたらしいんですけれど、最後のプッシュを間接的にではあるけれど私がしてしまった形になりました。

  新婚旅行のお土産を渡したいというので、渋谷の駅で待ち合わせをしました。

私は、翌日、テニスの仕事があったので、サンドイッチを作ってスタッフと食べようと思い「東横のれん街」のパン屋につきあってもらいました。

 そのとき、彼の足がお惣菜屋さんの前でぴたりと止まり、「ちょっと買っていいかな?」っていうので、これからご飯食べるのにお惣菜買うってどうなの?とは思ったけれど、食事が終わる時間にはお店閉まっているだろうし、涼しくなってきたので腐ることもないかなと思いました。

  彼は100gずつ5種類もお買い上げ…ちまちま少しずつって女みたいだわ~なんて思ったのですが…。

実はその「R○1」のお惣菜…。 

 奥さんが自分で作ったかのように食卓に並べていたらしい…。

そのことでその夜帰ってからバトルになってしまったとのこと。

(私がパンを買おうって東横のれん街に行かなければ…ああああ)

別に彼は、お惣菜屋さんで買うのが悪いと言っているのではないけれど、本当に何から何まで「出来合い」だったことと、それをいかにも自分で作ったもののようにだし、それを美味しいなと褒めていた自分が間抜けだということで…。

  でも、私からすれば、結局前に付き合っていた子も「料理ができない」っていうことがマイナスポイントにあげていたにもかかわらず、結局またしてもお料理のできない人しかも夜の相性が悪い人と結婚してしまうなんて…と思うのです。

  本人は、「結婚前にハワイのコンドミニアムに一緒に行って、やりまくって、料理させて確認する」とかなり幼稚なコメントを残していました。 こんな人が准教授では、あの大学の学生もたいへんだなあと思うのでありました。