Uが、バンド用に使ってるノート。
いつも、モレスキンの。
歌詞とか、思いついたこととか、スケジュールとかバンドに関することだけを書いている。
もはやスマホアプリとかPCで管理する人の方が多いと思うけど、やっぱり、データは事故で消えることもあるし、殴り書きするほうが簡単な時もあるので、私は紙が好きだったり、でも、冷静に清書する時や、殴り書きが支離滅裂になりすぎて言葉が膨大になりすぎた時は簡単に削除できるPCに切り替えてたり、使い分けてんだけど。
少し前、とある一つの新曲の歌詞について、雀蕗に提案するために書いていたページを、何もまとまったモノではなくて少ない言葉でザックリ書いた、雀蕗に要点を伝える為だけの稚拙で恥ずかしいモノだけど、晒しますね。
だから何?ってことはないんだけど、コロナで世界がこんな風になる少し前から、私は世界の状態に、何か凄く凄く不安と不穏な気配を感じていて。
普段は、自分だけの感じる怒りだったり、ただ自分の感情や経験からくるモノをぶちまけたり、ほぼ自分のために歌詞を書いているので、
私なんかが世界の事を、そんな大きな題材の事を歌うのはまだ早いんじゃないか、それは大それているんじゃないか?私はそんな立場じゃないんじゃないか?とは思いながら、そういう歌詞を歌いたいと提案していた。
言わずにいられなかった。
世界に、人間の進化に漂う、不穏な空気…
くだらない争い、傍若無人な進歩、アンドロイドを作って、小さな話だと、前に書いたけど、SNS映えのために人の心をぶち壊して、実態のないネットの中で匿名で自己を主張して、虚像の自分として生きて…人間はどこに向かっているのかな、この進歩の先に一体何があるのかな、これが幸せなのかな?とか真面目なことを、頭の片隅で、結構ずっと考えていたりして(笑)
そこに続く、異常気象、地震や台風、火災のいつになく大規模な自然災害の連続…特にオーストラリアの火災に警鐘を感じていたんだ(あくまで、Uの感覚であり、これが何かの引き金というわけではないけれども。)
人間は少し傲り高ぶりすぎた…
そんな気がしてたから、今、何も考えず幸せに人生を謳歌してた人よりは、このコロナのことも冷静に見ているかな。
ライブができないのは、本当につらいけれども。
それでも私もこの世界に生きていて、私もその1人だから、何か結論を見つけなきゃいけないんだけど。
死がそんなに近くに迫ってくるとは思わなかった?
まさか、自分だけは大丈夫だと思ってた??
病気を盾にする気はないけど、かつて躁鬱病だった私にとって、死はすぐそこにあったよ。
いつだって、手を伸ばせば、気を許せば、届いてしまう場所に。
ずっとずっと選択を迫られながら生きてきたんだ。
だけどいつだって、音楽とメンバーと友達が助けてくれた。
だからまだ死ぬ気はなくて、
明日を探しているよ。
がんばらなきゃ。
がんばりたいね。





