socialという言葉の再定義 | 出版プロデューサーですもの

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本にかかわることを中心にコンテンツビジネス全般で活動中。
そんな私の日常を記録します。

映画「ソーシャルネットワーク」も見たことだし

ちょっと出遅れておりますが facebook のお勉強に着手。

わからないなりに格闘するうち、

twitterよりfacebookの方が個人的には好みかなとか

生意気なことも思えるようになってきました。

そんなふうに思えたのも昨日読んだこちらの本のおかげかも。

仕事で使える!Facebook超入門 (青春新書インテリジェンス)/小川 浩

¥860
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こちらは、今までよんだソーシャルネットワーク系の本で

(まだそんな数読んでいませんが…)

一番わかりやすかったです。


facebookってなに?

なぜfacebookなの?

mixiとなにがちがうの?


など「素朴」というか

「そもそも……」というところがよくわかる。


それらが私が一番もやもやしていたことでした。

それらがわかると自分はこれでなにをしようかっていう

ことをようやく考えられるようになるんですよね。

やれやれ、私は根っからの文系というか、理屈先行型というか。



ご本人も専門用語を使わないよう心がけたと書かれているので

初心者を意識してのことだと思いますが

今後日本でのソーシャルネットワークの広がりは

今の私のように「facebook? ちょっとわからないなあ」と言っている

人たちが流入するかどうかで変わってくるんだろうな。



個人的には、facebookの草の根的な性質が好きです。

「友だちと仲よくする」

「友だちと分け合う」

そんな幼稚園で教えられたようなことを

再度、改めて考えさせられる。

自分の中のsocialという言葉の再定義が必要なのかも。



またこの本には、書籍を作っている立場からもいろいろ感心すること多数でした。

たぶん、この本の原稿は年末のことなども本文中に含まれている最新のものなので

きっとかかっても2週間くらい書きあげられたものだと思います。

新書で180ページで本としては短めですが

書くとなるとそれでも大変なんです。

それにもかかわらず、流れがスムーズで

すごく練られて作られた構成なんだろうなと感じました。

いろいろな意味で勉強させていただきました!