古典回帰 | 出版プロデューサーですもの

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本にかかわることを中心にコンテンツビジネス全般で活動中。
そんな私の日常を記録します。

最近、なぜか古典を欲しています。

学生のころから古文、漢文が大好きでした。

なぜかあまり苦もなく読みこなせました。

大学時代には影印を読むほど夢中になりました(今はすっかり忘れてしまいましたが)
仮名文字は美しいですよね。

今読んでいるのは古今和歌集。

紀貫之の仮名序、改めてすごさを感じます。

やまとうたは、人のこころをたねとして、万の言の葉とぞなれりける。
世の中にある人、事・業しげきものなれば、心に思ふ事を、見るもの聞くものにつけて、言ひいだせるなり。
花に鳴く鶯、水に住むかはづの声を聞けば、生きとし生きるもの、いづれか歌をよまざりける。
力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女のなかをもやはらげ、猛き武士の心をもなぐさむるは、歌なり。


でも和歌集なのに和歌でなく散文にしびれてしまうわたしは、歌人、詩人にはなれそうにもありません(笑)



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