「今日、ママンが死んだ」
カミュの異邦人の冒頭一行である。
異邦人自体は一回しか読んだ事がない。不条理という言葉を流行らせた小説なのだが
何が不条理かよく分からない。
あらすじは、コピペだが 主人公の母が死ぬも、普通に淡々といつもの生活をし、
「太陽が眩しいから」という理由で人を殺し、冷酷な人の烙印を押され死刑宣告
を受けるも、主人公は人々の罵詈雑言の中での死刑を生きる希望とする。
そんな人間、今の世の中多そうだが…。
いや、僕もそうなのかも知れない。
2/23 母逝去。
前日に入院先の病院で倒れ、意識不明となり、眠るように亡くなった。
葬儀の手配や、これからの事で頭がいっぱいで、悲しむ暇もない。
仕事もあるし、仕事もあるし、仕事もあるし、色々あるし…。
母には返しきれない、とても大きなものをもらったのに…
今はただ、普通の生活に早く戻りたい。
多分僕も異邦人である。
お袋もこの曲は好きでした。