初日でエサヌカに行けると朱鞠内湖で判断したが



やはり時間が押してしまった


魅力的なクッチャロ湖でキャンプをすれば済むだけなのに


それが出来ない理由があった


実は名寄に宿を予約していたのだ


計画では初日にキャンプをして


さらに道北を堪能して2日目が宿だったが


初日走行が雨で流れたため一日ずれてしまった


なので頓別国道を名寄目指して走ることとなる


ただ、エサヌカで15時30分を過ぎてるのにチェックインは17時


これはかっ飛んでも間に合わない


長距離で疲れているし油断禁物


適当なところで宿に遅れる連絡をする事にしてのんびり戻ることに決めた


さて、頓別国道は車が少なくマイペースをキープできて快適だ


浜頓別、中頓別、下頓別、上頓別、小頓別と、地名もホッコリさせてくれる中



こんな凄い戦闘機が国道のそばにあったり



ピンネシリ山がじっとこちらを眺めていたり


結構好みな道北道だ


で、完全にチェックインに間に合わないと諦め


美深の道の駅から宿に電話する


それで気は楽になったが


そこから名寄まで意外と遠く感じ


どっと疲れが襲ってきた


結局、宿に到着したのは18時過ぎ



重いモトクロスブーツを脱いでベンサンに履き替え


いざ、夜の街へに繰り出そう


我ながら元気だ!


つづく



今回のツーリングの目的地エサヌカ


予定では2日目に行くつもりだったが


天気が良く時間的にも初日強行可能と判断


どんな所か


見るなら晴れている日が良いからね


で、ガソリンスタンドで順路を聞いたら


確か・・・あんな・・・こんな・・・


地元の人はそうそう行かないし


今時、みんなスマホやカーナビを使うから


店員が説明することなんてあまりない事だと気づかされた


それでも、何か分かりやすい地図はないかと探してくれた店員さん


結局地図は無かったけど


旅はこんな瞬間が楽しいと思うのですよ


ありがとうございます!とお礼して


説明を頼りにとりあえず行ってみた


すると、行けたね〜浜頓別ホクレンスタンドのスタッフさんに感謝!



これがエサヌカか〜



確かに電柱も何も無い一本道


地平線に向かって良くもまあこんなのを作ったもんだ


直線道なんて見慣れている道民も


この開放感は一目置かざるを得ない


圧倒的な広さの中、自分の意思で景色を動かせるって感動ものだ



が、ここを知る人は


シーズンオフなら1時間に一台車が通るか通らないかだと言う


いま時期は観光シーズンだから


バイクの数は特に多かった


そんなこともあり


私は存在を確認しただけで満足し、走り切ろうと思わなかった


やはり道民だからか・・・


でも、この近辺の放牧された牛の多さの方が驚いた


道民なのに


つづく

朱鞠内湖から北に行きたくなった訳は


エサヌカ線を十分見られる時間があったからだ


行った記憶がないのでチャンスと考えた


そして、バイクだとあまり昼飯を食べたくならないので


その時間分も走れると計算した


と言うことで


美深から音威子府、浜頓別をルートに選択


快適で車がほとんど走っていない道だったこともあり


興味あるエリアがチラホラ見えたものの無視して走りに徹することができた

浜頓別町のロータリーに翻弄されたがとりあえずクッチャロ湖に寄った



ここも穏やかな景色が広がりなんとも落ち着くところだ


                                         (夕日が最高だろうと思っている図)


朱鞠内湖も良かったが、天気、太陽に照らされ反射する湖面を見せられると


ここでキャンプをしたくなった


雰囲気の良さはかなりの誘惑だったが


エサヌカは晴れている今見るべきだと思い


CRFをさらに北へ走らせた




つづく


学生時代、目的地だけを決めてその日の内に集合

移動手段、ルートも自由

基本キャンプで、食料は手分けして準備

携帯電話なんてなかったから

地図、時計、お金だけが頼り

便利になった今と比べると

旅と言うより冒険に近いか(それが当たり前のスタイルだったが)

で、その目的地が朱鞠内湖だった


懐かしい思い出の地へ行くため


私はかつてと同じく愛車のバイクで向かう



到着した


何十年も月日は流れたが


思い出の場所がまだあるのは嬉しいことだ


湖を眺めると、人造湖と感じさせない神秘さがある


ハッキリ言って素晴らしい景観だ



この日は生暖かい空気に包まれており


曇りだが若者達が遊泳を楽しんでいた


そんな姿を見ると


初めて来た時の私たちは充実感に満ち溢れ


笑顔が絶えないバーベキューをしたことを思い出す



ただ、さすがにキャンプ場は趣が変わっていた


もっと賑やかで、昔の観光地によくあった売店や食堂が消えている


貸ボートの受付小屋のみ雰囲気が残っていた


立派な建物は以前無かったような気がするが


静かで、アウトドアを楽しむにはベストな所だ


後から話を聞くと、例の熊騒動でキャンプ場の周りだけ電気柵を設けたようだが


その影響はキャンパーの数に表れているのかも知れない


逆を言えば、熊対策はやれる事をしっかりやっている場所だと知っている人が


ここをキャンプ地に選んでいるということか



さて、懐かしさに浸りながら時計を見るとまだ昼ごろだった


むむむむ!


よせば良いのに


もっと北へ行きたいと思い始めてしまった


つづく



夏休み、北に進路を取った


出発してすぐに雨に打たれてカッパを着込んだが


しばらくすると 


さっきの雨が嘘のように止み


今度は猛烈な暑さに辛抱たまらんと


急いでバイクを停めて着替える図



ヘビーなカッパは暑さには弱い


それを脱ぎ捨ててからは爽快な夏の風


樺戸道路から浦臼を抜け


北竜でトイレ&給水タイム



ここまでは気温が高め


が、沼田を過ぎた辺りからバイクにはちょうど良い気温



景色もツーリングぽくなってくる



幌加内まで来ると涼しいと言って良い


そして一面が蕎麦畑


広大な土地に咲く白いそばの花


その美しさは別世界に来たかのよう




ここは、この時期お勧め





さて、次の目的の地は朱鞠内湖


まだまだ北へ!


つづく