天クロ18 第6次天下統一戦制覇(中) | カラダとこころと自由のおはなし

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こんにちは、「♨さる、」です。「おふろさる」と読んでください。
ニッチな話が大半です。心身にまつわる独り言を、なるべく独りよがりにならないよう綴ってます。
ふつうに生きるしあわせのために。僕と似ているだれかのために。きょうを忘れた明日の自分のために。

次回の記事を書くに先立ち、おれの考えた天下統一戦の勝ち方について説明する。
数字については不透明な条件下での推測(複数合戦同時進行、敗北時減点量の不表示)なので、当たらずとも遠からずといった程度の話と思ってほしい。

●「減点量人口比例」説

前回書いたように、人口の大いに異なる東京と岩手が県獲得Ptに大差ないのは不自然だ。所属地方の頭割で自県の人口比率補正が決まるはずだけど、北海道という巨県があるのだからやはり岩手の832Ptは少なすぎる。してみると減点でバランスを取っていると考えざるを得ない。
おれは東京1位獲り作戦で通常集計での他県の県獲得Ptを調べた経験から、補正率はやはり人口比だろうと推測した。「制圧状況」画面をリロードしながら見ていると、減点量が2000~7000くらいの幅なのに気づく。一瞬で複数同時に負けた可能性もあるが、そういうのは何度も起こりはしない。やはり減点量には差がある。
10/28の夕方時点でのIN数は、関東:5966 近畿:3755 中国・四国:2241 九州・沖縄:2407 中部:3737 北海道・東北:2470。合計20576。よって関東比の人口は、超ざっくり計算して関東3:2近畿=1.5倍 関東3:1中・四=3倍 関東3:1九・沖=3倍 関東3:2中部=1.5倍 関東3:1北・東=3倍。勝利時に加点されるPtと同じ数字が、負けた時はこの倍率で減点されると推測する。

●「1位時減点2倍」説

しかし、それだけだと1位の東京がストーンと最下位へ急落する理由の説明がつかない。それで思いついたのが「真上に勝つとPt2倍!」という通常集計の加点システム。これを減点システムとしてひっくり返し、1位の県・地方のみ負けると減点2倍にしたのだと推測する。こう考えれば1位の県は順位がいきなり4位とか最下位とかに急落する理由が説明できる。
減点量がどの順位でも同じなら1位→2位に後退となるはずだが、現実そうはなっていない。また東京・神奈川・千葉・埼玉は一気に奈落へ落ちるが、茨城、栃木、群馬は3~4位までで、一気に底まで落ち切ることがない。やはり人口比が関係していると推測できる。こうすれば弱い少数県は下に落ち過ぎず強い大人数県はドンと落ち、1位は落ちやすく2位以下は昇りやすくなり、勝負は最後まで分からなくなる。
全地方をみても1位をキープし続けられる県はひとつもなく、現システムの天下統一戦は1位を保つのが非常にキツい仕様なのは間違いない。

減点最大14倍という数値は東京と最少他県の人口比率×2から割り出した。関東で最少の県は東京の7分の1の人数であり、1位時減点が2倍なら14倍となる。一瞬で7000Pt減ったのをこの目で確かめたので、おおむねこの数値に近いものと思う。

●「集計ラグ5分」説

10/26の深夜2:21になんとなく目が覚め、なんとなく天クロを開いてみた。まばらではあるが深夜にも関わらず合戦は続いている。おれは戸締りのため全然追いつけそうにない合戦に入り、数%だけ削って時間切れ敗北。どの程度減点されるのかを調べるため、合戦終了直前に離席して制圧状況を見ていた。
が、なかなか数字が動かない。何度も何度もリロードして、反映されたのは5分後くらい。これで合戦の結果が制圧状況に反映されるには最低でも5分、あるいはそれ以上かかると確認した。
合戦の結果が即時反映でないことは最終攻撃開始の時間決定に非常に重要な意味をもつ。最終盤に追い上げにかかるにあたり、早めに追い上げすぎると1位になってしまい、最後の槍へ非常に厳しい防戦を強いられる。しかしラグが5分なら、最後の5分前に2位ならば槍投げ可能時間内に1位になってしまう危険がなくなる。
本気で追い上げにかかったら合戦は5分で終わる。特にLv30台の槍などは3倍全力4発でKOであり、早ければ3分でカタがつくため、勢い余って21:00前に1位の恐れがあるが、ラグの時間が過ぎてからなら安心して本気を出せる。

●Pt差は見た目よりずっと小さい

Pt差は自陣加点+敵陣減点という二重のスピードで縮まるのだから、100万Pt差があっても思ったより高速で縮まる。おれの試算では関東が200万Pt差をつけていても北海道・東北と九州・沖縄に20回敗ければ差は0になる。
関東は比較的まったりの昼間でも1時間で50万Ptの追い上げ能力がある。6位時は対上位勝利40%増なのもあって、力を束ねた関東は最終盤に300万Pt以上を追い上げた。

●天下統一戦はコンボゲー

最初から全力するより、ある程度コンボしてから全力するほうが効率がいい。コンボによるダメージ上昇率は積み重なるほどJの字型に上昇する。地方戦では63コンボ、全国戦では79コンボで威力+50%を超え、さらに1コンボにつき1%以上上昇する。全国戦では125コンボで+100%、200コンボで+200%(上限値)。後半になるほど伸び率がアップする。
3撃め威力アップ&6撃めフィーバー確定+30%、隊士召喚+100%、盟主効果10%と合わせ、最大効率は+340%。ただし普通の合戦では200コンボする前にまず終わる。全力を撃つコンボ数の目安は、~Lv100なら20コンボ、~Lv200なら40コンボ、Lv200~なら60とした。

●勝負は最後(だけ)で決まる

ベルトコンベア式の順位上昇→下落システムなので、途中経過はまったく意味がない。全県のPtをチェックする限り、よほど頑張らないと決め込まない限り1位と大差がつくことはない。なので1・2日めは個人のPt稼ぎに専念し、3日めの最後だけ一致団結すればいい。
最後だけ1位にいるのが勝つために必要。逆に最後の5分に1位の県・地方には勝ち目がほとんどない。全国戦は6段しかないエスカレーターの何段目にいるかの勝負になる。

関東掲示板

以上の事を、おれは関東掲示板にずらずら~と書いて作戦内容の理解と周知を図った。


■第4次~第5次天下統一戦の流れ

第4次天下統一戦のときにはこれらの数字についてアタリをつけていたが、戦略を練る前に栃木に約500Ptという僅差で負けてしまった。おれは今でも運営の数値操作の疑いを拭えない。大幅なPtシステム変更を行っておきながら、またしても東京が勝って3連覇することはイベの存続に大打撃となる。僅差だったからちょっと数字をいじってしまったのではないかと思っているが、証拠は何もない。しかしこの事はリベンジへの大きな原動力となった。

第5次天下統一戦は最初から策を練って臨んだ。作戦は当たり、地方戦では2位と30000差という数値操作で誤魔化せない大差をつけて圧勝。全国戦では関東は最初からぶっちぎりの大差で、2位と常時200万Ptの差をキープ。このまま圧勝で終わるかと思われた。
しかし。集計〆直前の19時、北海道・東北、中部、近畿による「関東包囲網」からの総攻撃を受ける。3地方の合計は約10000。関東は6000強であり、立場は逆転した。150万近くあった差はみるみる縮まり、20時の時点では40万差、2030にはついに1位を明け渡した。
この戦では、盟主県である東京からはつーさんとおれがなんとなく前に出ていた。けれど関東は開始からずーっと1位に張りつきで、関東掲示板は作戦を必要とする空気ではなかった。おれは終盤に1位にいると危ないことを知っていたが、現に優勢なので差し出がましい作戦は言い出さず、現状のPt情勢をときどきカキコする程度だった。しかし、1位から引きずりおろされた以上は何がしかの指示を出す必要があった。
当然ながら、3地方の共戦は「東京を1位から落とすまで」のようで、2030以降は中部と近畿が噛み合う展開になっていた。追う東京は50万差の3位。おれは終盤の20分で懸命に作戦を練り、巻き返しを図った。関東の底力は恐ろしいもので、2055には再び1位を奪還。
これが敗因だった。最後の局面で1位にいる地方は非常に不利な防戦を強いられる。おれは「徹底防戦!」を指示したが、やはり1位の不利は覆せず最終結果は3位。愛知率いる近畿が天下統一を果たした。

関東包囲網の実現により、関東の数による優位は崩壊。今度こそは作戦を練って臨む必要が生じた。

つづく