明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します(^-^)/
引き続きオーバーホールの作業記事ですが、
オイル下がりの原因と推定されるバルブステム
¥480(税抜き)/個、2バルブなので、2個調達
外したバルブステムは案の定、穴が広がり、硬化してました
交換完了 これで、オイル下がりの補修はOKのはずですね~
で、外したバルブを装着するにも、特殊工具が必要なのですが、
叩いて外したのであれば、叩いて付けれるはず
プラグレンチソケットに、少しはみ出すようにゴムを詰め込みます
バルブ側にもゴムを敷き、リテーナーにコッターをセットした状態で、
バルブ上にセットし、先ほどのプラグレンチをあてがい、打撃一閃
一つは一発で装着完了 コッターが片側しかハマらなかった場合、
コッターがリテーナー部にセットできれば、再打撃で装着できますし、
ダメな場合は、一度外してから、やり直すと大丈夫です
お次は、オイル上がりの原因と推定されるピストンリング
¥2,700(税抜き)なり~
刻印Rがトップリング、RNが2NDリング、ギザギザがオイルリング、
オイルリングの上下にセットするサイドレールです
刻印もリングメーカーによりまちまちなので、基本刻印側が上側で、
白い(メッキ)のがトップ、黒いのが2NDと見分けるとよいそうです
ちなみに今回、ピストンリングの合口は、写真のNo.位置としました
また今回一番やっかいだったのは、パッキンはがし
ここのガスケットは、紙パッキンで、
シリンダー装着は、ピストンの頭をスリーブ内にセットし、
各ピストンリングを抑えながら、少しづつシリンダーを下げていき、
かつ、カムチェーンを弛ませないといった高等作業が必要でしたが、
何とかピストンの挿入完了
ここのガスケットは、金属性でした
なのでお値段も、高めの¥1,130(税抜き)~
こちらのロング六角ボルトを取り付けます <12N・m>
で、最後にヘッドカバーに液体パッキンを塗布し、
シリンダーヘッドに装着~ その際、ロッカーアームが干渉するので
ロッカアームをちょい持ち上げてセットすると大丈夫です
ヘッドカバーのボルト&ナットをトルクレンチで均等に締め込みます
ボルト<12N・m> ナット<27N・m>
カムチェーンテンショナーも取付 <12N・m>
カムチェーン取り付け後のバルブタイミングも確認しOK
写真は若干傾いていますが、T合わせで、真横一直線です
で、最後にカムカバーに、
パッキン
¥460(税抜き)なり~
Oリング
¥260(税抜き)なり~
をセットし、エンジンに装着
これで、腰上組立が完了しました
腰上組立完了 エンジン乗せ等 最後の追い込みに続く
<備忘録情報>