今までに無い存在感を…
18日、60倍のオーディションに
18日、60倍のオーディションに
でも自分はイイッカッコーシーだし
ハングリーも根性も練習も
ハングリーも根性も練習も
なんかひたむきさがわざとらしくて
ダサいと思ってあったのよねーそんな時期
しばらく前からそのままにしようと決めた
だって、もうメダルも評判も噂も
求めずにそのまま受け止めようとね
きっとだからなのですね
そして応募したのが60倍のオーディション
審査委員長は蜷川幸雄先生です
あの天下の蜷川さんです
ダメだと思うのです
60倍ですから…無理でしょう
でも蜷川さんに会いたかったわけです。
朝、9:30からでした。
芸術劇場の稽古場が会場でした。
60坪くらいかな
ほぼ正方形に近い長方形
入り口の扉を入ると左に審査員席
そして稽古場の真ん中ほどにパイプ椅子12個ほど
12人がいっせいに入ってのオーディションでした。
僕は6番、真ん中、正面に蜷川先生です
評判(けっこう怖そうで)と違ってチャーミングでした
どことなく話し方がシャイでね
どことなく話し方がシャイでね
蜷川先生の前で、シェークスピアを…
テーマがわかって本屋に直行したようなわけー
オーディとションが終わり、NHKの取材がありました
どうしてこのオーディションに
うんっああっそうか
僕がなぜここに…実は今でこそ蜷川先生ですが
僕がなぜここに…実は今でこそ蜷川先生ですが
若い頃俳優としての蜷川先生をテレビとかで見ていたわけです。
そして演出家として俳優以上にライトが
その存在感…それまでにない存在感
そこに強く惹かれていました
その存在感…それまでにない存在感
そこに強く惹かれていました
だからお会いしたかった方なのですね
そんなわけで、僕がめざすのは、誰かときかれても
憧れが合っても自分が足りないわけですから
具体的にはなりません
どうしてこのオーディションに
どうしてこのオーディションに
もう一人の自分に会いたかったんですねえ
今までに無いもう一人の自分に…出会いたい
もう桜が咲いたとのニュース
僕の桜は多分、きっと、仕方なく、咲く前に散るか~~
2006年3月のあの日