キラキラする朝日にさそわれて
ゆるやかな白い砂をサクッサクッ
キラッとしたキラッとするキラッと見えた
波が泡になって砂を舞い上げたそのときに…
大きくはないけれどはっきりした言葉遣いの桜貝…
見ーつけた。。。
子供のように背中を丸くして座り込み
はじめまして…
桜貝が波に揺れて笑ったように…
それからここへ来るたびに
いつも誰かを連れてきてくれるようになったよね
コバルトブルーの誰かさんもそうだった
不思議な潔さを持った仲間に目を見張っています…
誰かさんは…
朝日で暖かくなった背中が丸くなりそうになっていた…
そんな僕に前から朝日をあてようと…
大きな手鏡を出してきて…
深呼吸をしなさいと…
口をつぼめて息をフウッとはくと…
潮の香りが鼻からスウッと入ってきたよ
ありがとう
あるひ聞いてもいい…
初めて君がそんなことを…
どうぞ~どうぞ~
ゆるやかなビーチの向こうに見える丘の上に…
あそこに行きたいんだ…
いつもここから見ているんだけど…
あの上から見てみたい…ライジングサン
教えてくれるかな…どうすればいい
・・・さくら色の秘密を知ってる???
・・・新しい命の目覚めだって???知ってる。。。
君が行きたいあの丘は光に近づく階段だよね…
君が見たいあの光は明日を照らしてくれるよ…
きっとね。
じゃあいいかな…
力を抜いてくれる…そうそう
僕には取っておきの友達がいるんだ…
ゼヒュロスお願いがあるんだけど…
朝日に載せてフウッ~とやって…
丘の上までフウッ~とだよ…
暖かい潮風が光をいっぱいに包んでフウっ~と桜貝を舞い上げた
【ザビエル鈴木のワードセラピー】http://blog.goo.ne.jp/xavier71/e/d136f7d9b7056fb4916cbb68d11cea98
寄せてくる波の音にまっすぐに向かって
あっ、靴の中にちょっと砂が…
Eぃ、Eぃ、いいさ…
波の音にまっすぐに…
砂と海の境に立って両手をあわせて
頭の上に伸ばしいっぱいに背伸びしてみた
一瞬時が止まったように…
呼吸がピタッとして…
口をつぼめて息をフウッとはくと…
潮の香りが鼻からスウッと入ってきたよ
目を閉じて朝日をまぶたの裏から見ると…
暖かい色がジワ~っと広がって
おなかのなかからやさしいが見えたりしてあっ、気がつくと波が足元に…
ちょっと下がって…
朝日を背にしながら
波の音を左の耳に聞かせるように
キュシュッ、キュシュッ、キュシュッ、