誰に言われなくても解ってる

どうにもならないぐらいの複雑な感情が揺れ動いて

全てを捨てる勇気もなく、我が身を押し殺すことで

自分を守り抜いたこと

 

“優しい”ひとの本質にあるのは、ただの恐怖

それでも愛情深く人の為にと優先してきたのは

君なりの精一杯の努力と感謝の気持ち

 

それを理解しているのに、僕はまだ少し疑ってしまうんだ

 

誰よりも臆病で無頓着でズルいのは自分自身だ

こんな自分に絶望して逃げ道を探して今も見て見ぬふりをしている

 

もう、この世の全てから消えてしまいたいなんて言葉を投げ捨てても

そこに宿るのはきっと情けないぐらいの孤独と愛を求める叫びでしかない

 

穏やかな日々を過ごしたい 本当の理由は

これ以上、自分を嫌いになりたくないからだ

 

人間なんてものはと好奇心で悟る度に答えは対極に分かれるもの

 

ただ、楽しいことを求めたい

ただ、嬉しい気持ちを分かち合いたい

 

それだけでもこんなに目まぐるしく揺れ動くものが感情だ

 

もう、夢なんて見ていたくはない

傍に居て欲しいものは、きっと何年経っても変わらない

 

生きる証明をしたいからじゃない、生きる意味に寄り添いたいからだ

 

正直、今すぐにでもこの世界から消えても良いと思っている

この世界の中で自分が必要されているとも思えないし、

単純に、今の自分に興味が無い

言葉を交わして想いを繋げられることができても、

認められるだけの成果は何一つとして見つけられてはいない

 

どうして、こんな風な思考回路になってしまったのだろう