潜在意識活用入門編 の流れシリーズです。

ザ・チケットの著者108さんが提唱してから、「エゴ」と呼ばれる存在は、願望実現における「悪者」として扱われる傾向が強くなった、とほおずきは認識しています。
ここで再度、Mさんの言葉を引用すると、
「エゴってくちうるさい母親みたいだよね」

これを、ほおずきなりに解題してみます。
エゴは、現状維持を最上のものとして、それを遂行しようとします。
願望実現によって、【現状に変化を起こそうとしている】ひとにとっては、これは不必要、というより有害な働きになってしまいます。
では、「エゴは全て有害なものであるのか?」と考えてみると、これはそうと言い切れないものであるとほおずきは考えます。
そもそも、有害なものであるならなぜ存在するのでしょうか?
それは、元来人間が生きていく上で、「現状を維持し続ける」というのはとても大切な機能であるためです。
朝になったら起きて、お昼になったらご飯を食べて、夜になったら眠る、
それらもろもろの、「毎日の日課」言うなれば「日常」を保つというのは、実はとても大変なことです。
病気になったり、事故に遭って大怪我をしたりして、「日常」を失ったことのある人は、
これが痛いほど解ると思います。
この「日常を保つ」ために働いているのがエゴです。朝、起きる。でも眠いからもう一度寝てしまおう。
そうしてしまったら、学校や会社に遅刻してしまうでしょう。それを「ダメだ、起きなければ」と自分自身を叱る、
これもまた「エゴ」の働きです。
ある人は気付くでしょう、「それって、【エゴ】じゃなくて【理性】ってやつじゃないの?」
はい、そうです。ほおずきは、理性とはエゴの一部、またはその逆も然りであると考えています。

理性とは何か、とグーグル先生に聞いてみると、「道理に拠って物事を考える力」「推論能力」と出てきます。道理とは何か、と更におたずねすると、「物事の正しい筋道」と出て来ます。
では、【正しい】とは、一体どのようなことでしょう?

ほおずきは、【正しい】というのは、相対的な言葉だと思っています。
ある人にとっては、その人にとって都合の良いことが正しいことです。そうでない人にとっては、
その人にとって都合の良いことが正しいことです。
進撃の巨人のアルミンは言いました。

……良い人か…
それは…その言い方は僕はあまり好きじゃないんだ
だってそれって…
自分にとって都合の良い人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから
すべての人にとって都合の良い人なんていないと思う
誰かの役に立っても他の誰かにとっては悪い人になっているかもしれないし…」


正しい、と良い、という言葉はしばしば同義的に用いられますが、
私はこの言葉を私の世界に採用しています。

さて、では理性とエゴの話に戻りましょう。
理性とは、「物事の正しい筋道にそって物事を考える力」です。
それは、朝起きたら二度寝しない、と考えたり、お昼になってお腹が空いたら、
パフェではなくきちんとご飯を食べたりするのに必要な力です。

エゴ、という言葉が「エゴイズム」を連想させるために誤解されがちですが、
エゴイズムとは「ego=自我」から派生した「egoism=利己主義」のことであり、
「あなたはエゴ(またはエゴイスティック)な人だね」という言葉で用いられるエゴは、
この「エゴイズム」の略として用いられている言葉です。
一方、ザ・チケットから用いられるようになった言葉であるスピリチュアル用語の「エゴ」は、
前者の「自我」を表すエゴであるとほおずきは理解しています。
自我は、自分自身を保つため、つまり、現状維持を遂行するために必要不可欠なものであり、
それは、理性と類似した、あるいは同一の存在であると言えるのではないでしょうか。

ここまで長々と「エゴ」について綴って来て、「対話はどこに行った」と思われるかもしれませんが、
まず、読者の方が思う「エゴ」が、山賊や鬼や蛇ではなく、あなたのことを大切に守る、
少しばかり口うるさいナイトであることを知って頂きたかったためなので、
どうかご容赦ください。

さて、あなたが対話をしようとしている(かもしれない)エゴ、自分の心は、
恐ろしい物でもなんでもなく、大切なあなたの一部であり、もう一人のあなたです。
これについては
本当の自分は一つじゃない…「分人」という考え方 - NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2139346408238587401
の分人という考え方を参照していただくと少しわかりやすいかもしれません。

長くなってしまったので、ここまでを基本的な考えとして理解して頂くために、
一度筆を置かせて頂きます。

つづき
***2014/03/15ありがたいご指摘を頂いたので追記
エゴ」という存在を提唱したのは、108さんが初めてではなく、言い方は悪いですが三番、四番煎じくらいだそうです。
なお、私の上記の書き方だと108さんがエゴを悪者にしてしまったように思えるかもしれませんが、108さんの表現の仕方は比較的エゴに対して中立だったと記憶しています。

なお、このエゴに対しての理解は、あくまでほおずきの一意見であり、普遍的な正解ではないことをここに特筆しておきます。

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