長く生きているとおかげ様で

 

様々なことを経験しました。

 

きっと私だけでなく、皆さんもそうだと思います。

 

そんなことってあるの?

 

と思えるような経験

 

一つや二つではないはずです。

 

 

 

よくドラマなどを観ていて

 

そう都合良く事が運ぶわけないのに

 

と思うこともありますが

 

いやいや、ちょっと待って

 

ドラマほどではなくても

 

けっこう面白い展開の人生を経験した方

 

多いのではないでしょうか。

 

 

 

今は疎遠になったけど、私の友人の話です。

 

直接聞いた話なので、作り話ではありません。

 

年齢は私と同じです。

 

若いときに小学校の教諭をしていて

 

ある日のこと

 

遠足の帰りに田舎道を児童を引率して

 

歩いていたそうです。

 

すると一人の男の子が

 

トイレに行きたいと言いだし

 

困った友人は

 

仕方なく近くの民家のドアをたたき

 

トイレを拝借して事なきを得た

 

そんな出来事があったそうです。

 

 

 

それから数年後のこと。

 

友人は結婚が決まり

 

彼の家にご挨拶に出向いたわけですが

 

その彼の実家に着いてビックリ!

 

何と何年か前の遠足のときに

 

トイレを拝借した家だったというオチ。

 

縁があるってこういうことなんでしょうね。

 

 

 

私はちょっと話の種類は違いますが

 

夫と出会う前に

 

大恋愛をして大失恋をしました。

 

これは誰にでもあるよくある話。

 

失恋の痛手は大きく

 

この世の全てを恨みましたが

 

まあ縁がなかったのでしょう。

 

そのお陰でその後夫と出会って

 

結婚することになったわけですから。

 

 

 

で、夫の誕生日を初めて聞いたとき

 

驚いたのなんのって!

 

その大失恋した彼の

 

誕生日と全く同じだったのです。

 

(生まれ年は違いましたが)

 

誕生日が同じ、ということは

 

夫の誕生日が来るたびに、その彼のことを

 

思い出さずにはいられないわけで・・・

 

何と皮肉なことでしょう。

 

ちなみに

 

夫と元彼は外見も性格も全然違って

 

共通点は一つもありませんでしたけどね。

 

 

 

さて、その誕生日の日付の4桁の数字を

 

夫亡き後、パスワードの一部などで

 

使うようになりました。

 

さすがに半世紀近くも前の

 

その失恋した彼のことを思い出すことは

 

めったにありませんが

 

全くないと言えば嘘になります。

 

4桁の数字を目にするたびに

 

複雑な心境になることも

 

たまにはあるわけです。

 

誕生日にまつわる思い出も

 

少なからずありましたから。

 

 

ふぅ~、いまだに胸の奥に残っている

 

甘酸っぱいこの思い

 

消えることはなさそうです。

 

2ヶ月ほど先になりますが

 

あるオーケストラの演奏会があるということで

 

久々行ってみようと

 

チケットをネットで予約しました。

 

発券はファミリーマートでしなければなりません。

 

 

 

2年ほど前に、この手順で

 

ライブチケットを入手したことがあったので

 

今回はスムーズに出来ました。

 

スマホを扱いなれている若い方にとっては

 

当然のことかもしれませんが

 

今や「IT」を駆使出来ないと

 

取り残されているような感覚に

 

なってしまう時代ですね。

 

そんなことを考えていたら

 

ふと遠い昔にライブチケットを手に入れたのに

 

公演が中止になってしまった出来事を

 

思い出しました。

 

 

 

私が洋楽を聴き始めた1970年頃は

 

ちょうどビートルズが解散したくらいで

 

メンバーの一人である

 

ポールマッカートニーは

 

ウィングスを率いて活動を始め

 

中学・高校時代はよく聴いていました。

 

1980年、そのポールが来日して

 

ライブがあると分かり私は驚喜しました。

 

(当時は伊豆に住んでいてライブ会場の

 

 武道館には行ける環境でしたので)

 

 

 

 

その情報を知った私がとった行動

 

今思い出しても笑えますが

 

チケットが発売される前に

 

直接、企画会社に長々とビートルズや

 

ポールに対する思いを書き連ね

 

お願いですから、チケットを送って下さい

 

と、現金を同封して送ったのです。

 

そんな失礼な行動をとった私に

 

何とちゃんとチケットが送られて来ました。

 

(当時の企画会社さん、ありがとうございました)

 

 

 

 

夢か幻か

 

本物のポールマッカートニーに会えるなんて!

 

と幸せな状態で過ごしていたら

 

見事にその夢は打ち砕かれました。

 

 

 

忘れもしない1980年1月16日のこと。

 

成田空港で大麻所持により逮捕されたポールは

 

拘留の末に強制送還となり

 

日本公演は全て中止となってしまったのです!

 

ニュースでその出来事を知った私は

 

大泣きして落胆しました。

 

 

 

チケット代は返金され

 

そのお金で私は薄いピンク色でチェック柄の

 

マタニティワンピースを買いました。

 

(22歳で初めての妊娠中でした)

 

ただ単に悲しい思い出にしたくはなかったので

 

気持ちが明るくなるようなものを買おうと

 

思ってのことでした。

 

その服は今も私の脳裏に焼き付いています。

 

 

話はこれで終わりではありません。

 

1993年11月に

 

ポール・マッカートニーとウィングスの公演が

 

福岡ドーム(現:みずほPayPayドーム福岡)

 

であり、観に行くことが出来ました。

 

やっと夢が叶ったのです!

 

時間はかかりましたけどね(笑)

 

前回の記事に少し登場した幼馴染みの友人は

 

幼稚園から小学校・中学校そして

 

何と高校まで一緒でした。

 

私の青春を全て知っている

 

と言っても過言ではありません。

 

その友人が、私の17歳の誕生日の朝早くに

 

(うわ~、ちょうど半世紀も前のこと!)

 

息せき切って、届けてくれたのは

 

魚座の私にちなんだ

 

「エンジェルフィッシュ」が刺繍された

 

青と緑のフェルトで作った状差しでした。

 

どうも徹夜して作ってくれたらしい。

 

 

 

そして添えられた手紙には

 

『いつ死んでもいい、そんな生き方がしたいね』

 

と書いてありました。

 

その言葉はズッキーンと私の心を射貫きました。

 

17歳という若さで

 

とっくに悟りを開いた人のような言葉を

 

よく思いついたなあ、と

 

感心してしまいます。

 

何十年後かに聞いてみたところ

 

当の本人は、この大切なエピソード

 

覚えていないということで

 

拍子抜けしたのですが。

 

 

 

いつもは忘れているとはいえ

 

50年間、その言葉はずっと私と共にありました。

 

その度に、今の私

 

ちゃんとした生き方してるのかな

 

と振り返るきっかけになりました。

 

友人は隣県に住んでいるので

 

なかなか会えませんが

 

今も連絡は取り合う仲です。

 

 

若いときはピンと来なかったけど

 

ここ数年、そろそろ終活をしておこうかな

 

と考える機会が増えました。

 

夫と実家の両親を立て続けに見送ったことも

 

その理由の一つかもしれません。

 

 

 

終活は自分のためでもありますが

 

残されることになる家族や

 

大切な人たちに対する、心遣いでもあり

 

そして、今元気で暮らしているからこそ

 

出来ることだと思っています。

 

うーん、まさか自分が

 

終活を語る年齢になったなんて

 

書いていてもピンと来ません(笑)

 

 

 

今、出来ることをやって

 

今、楽しめることを楽しんで

 

今、会いたい人に会って

 

今を生きることに集中出来たらいいなあ。

 

書くのは簡単だけど

 

「今を生きる」ってけっこう難しいです。

 

私の思考は今にいないで

 

あっちへ行ったり

 

こっちへ来たりしていますから。

 

 

 

そういえば、家事や身の回りのことなど

 

気づいても、すぐに行動せず

 

つい後回しにすることがありますが

 

出来ることはその場でする

 

というのも、今を生きる

 

ってことに繋がるのかもしれませんね。

 

あまり力まず、緩~い感じで

 

今年は「今を生きる」ことに

 

意識を向けてみようかな。