Now(さて)。

 

今回は第41回。

 

俺にとっての41の思い出はモデルガン。

 

MGCというメーカーの発火式モデルガン、ハイウェイパトロールマン.41マグナム

 

という、長ったらしいネーミングの銃である。

 

ここではハイパト、もしくはハイパト41と省略する。

 

俺は正確にはハイパト世代ではない。俺より若干年上のおにいさん、おねえさん達が

 

ハイパト世代である。

 

1971年に銃刀法の改正があり、金属製の黒いモデルガン、ハンドガンタイプの

 

販売、所持が禁止された。そこで各モデルガンメーカーは頭をひねった。

 

金属がだめなら、プラスチックで作ればいいじゃん、となった。

 

が、重さが再現できない・・・。

 

そこでMGCは実際には存在しない.41マグナムのリボルバーをモデルアップした。

 

初期型はMGCのピースメーカーと同じカートリッジを使ったりもした。

 

大口径で、重さを稼ごうとしたんだが、いかんせん、重さが足りない。

 

そこで、バレル(銃身)の下半分にインサート鋼材を入れることによって、

 

さらなる重さを稼いだのである。

 

で、結果としてハイパトは大ヒット。他社でもコピー品があったほど。

 

で、構造が単純なんで、バンバンぶっ放しても簡単に修理ができた。

 

部品の供給も当時はどうとでもなったし、なんせ売れたから、TVや映画でも

 

ハイパトばかり出てきた。刑事ドラマなんかでも、悪役も刑事役もハイパトなんで、

 

なんだかカオスな状況になっていた。

 

そんなハイパトも1977年だったかな?4インチの.44マグナムにシフトし、

 

終売となった。でも、大量に生産された.41のハイパトは市場に出回っていたので、

 

特に選ばなければハイパト41をチョイスすることに当時はなっていた。

 

実際、1982年くらいまでハイパト41はMGCの直営店でも新品で買えた。

 

俺が知っているのは以上であるが、何か一部の情報では平成に入っても

 

41のハイパトが買えたらしい。

 

だが、これには異論を俺は唱える。

 

実際は1983年に発売されたシューティングデバイスの通称

 

「シューター・ワン」用に口径を.44マグナムに改造したヘビーマグナムの

 

ことではないかと思う。

 

事実はもうわからないが、地方のおもちゃ屋でヘビーマグナムとハイパトが併売

 

されていたであろう光景は容易に想像できた時代があった。

 

1990年代前半まではそういう時代もあったのだろう。

 

あんまりモデルガンに詳しくない人が外見で判断して、ハイパト、と言っている

 

こともあったし、ヤフーオークションでハイパト、と言って出品している人が

 

他のネットユーザーから、ハイパトじゃないんじゃないんですか?という

 

ツッコミが入る状況もあったのだ、実際に。

 

長くなった。

 

でも、ついでなんで、話を続ける。

 

オークションの世界で、所謂ハイパトバブルが数年前にあった。

 

ジャンクのハイパト41が数万円で取引されたのである。俺は高額なものには

 

手は出なかったが、それでも2万円位でハイパトを入手したことがあった。

 

このバブルのおかげで俺は一時期リッチだった。ハイパトを数丁オクで入手し、

 

転売したりしたのだ。数万円儲けたが、俺はジャンク品はオクには流さなかった。

 

ジャンク品は買取屋さんに持って行ってもらったが、トリガーが折れたハイパトが

 

4年くらい前で5000円で買い取られたのにはびっくりした。

 

今でも高値で取り引きされているハイパト。フィーバーはもうしていないが、

 

出品者が強気なのは変わらない。

 

 

で、次の話題。

 

さっきパソコンの周囲を整理してたら、使用済みのSIMカードが出てきた。

 

これって、再利用する方法がなんかないかなあ・・・?

 

おそらくはスマホに挿せば、なんか使えるんだろうけど・・・。

 

今、2枚見つかった。それから第3類医薬品のお薬が瓶で3本。

 

商品名はヘルスオイル。高コレステロール血症、動脈硬化の予防に飲んでね、

 

というものらしいが、俺、これを買ったのがいつだか覚えてないんだよねえ・・・。

 

1瓶30日分×3だから、90日分在庫があり、これ、未開封なんだけど、どうなんだろう

 

ねえ?

 

この時間はハイパトでページをだいぶ割いた。

 

また次回。