受験して受かった憧れの中学校で、
ある日発覚した

SNS
での誹謗中傷。

これはいじめ??

親はなにをすればいい?

学校への働きかけは?

親子でいじめと向き合い、
乗り越えるまでの
およそ
10か月の記録です。



「LINEのグループ外し」

味方してくれる友達が

少しでもいて欲しい



それはある日突然起こりました。




「いきなりグループを退会させられた。

トークの最中に

横入りしてきて、ひどいな」




息子が話しかけてきました。




以前のクラスのグループラインで、

息子がトークに参加した途端、

勝手に退会させられたというのです。






これに関しては、

クラスのグループ内生徒数名

後日フォローをしてくれたそうです。



Tくん

「申し訳ない。みんなにも謝らせる」


Kくん

退会させた奴も反省しているよ。

すぐまたグループ入れろと

言ってから


仲介役になり、 

グループ招待してきたそうです。




息子は「大丈夫」と返信し

の後、再度

グループに入ったとのことでした




息子を退会させた主犯格の子は

仲間に説得されたのか、

息子にひとこと

謝罪のメッセージを

送ってきたようですが、

息子にも意地があるのか、 

返信はせずに、

再度グループ参加はしておいた、

とのことでした。




 こういう場合、

(相手が謝罪してきている場合)、

やられた側も意地を張らずに

寛大な大人の対応で


「まあ、いいよ」


などと返信していたら、

その後が違ったのかも。



ふと、そんなことも考えましたが、

事態はそう簡単でもないのだろうな、

という気持ちもします。



まだ「いじめ」が

不特定多数に拡がる前なら

有効かもしれませんが、 

息子の場合、すでに

からかいや暴言を吐いてくる相手は

不特定多数に拡がっていました。

一度そうなってしまうと、

解決までの道のりは 

そう簡単ではないように思います。

 



この時トラブルがあったのは、

1年生の時の

クラスのグループラインでしたが、

そのクラスでは、

息子に暴言を言ったり

嫌な態度をとる

特定の2.3人だけでした。




トラブルが起きた際には

こうして仲介くれる生徒が

それ以上にいたの救いでした。



そのため、おそらく息子本人も

合わない子はいても、

いじめを受けていると 

感じことはありませんでした。



しかし、

こうしたトラブルがあったため、

2時のクラスのグループラインに

息子は参加しませんでした。




それが良かったのか、

良くなかったのかも、

正解は分かりません。



クラスのグループラインに

参加していたとしても、

誹謗中傷されるときはされるでしょう。



誹謗中傷のターゲット不在の

グループを別に作って、

知らないところで

誹謗中傷される

というケースもあるようです。



本人不在の大勢の場で、

多数が一人のことを誹謗中傷するわけです。すると、ある時から

急にクラス中の雰囲気や態度に

変化が起こり、

本人はわけがわからないままに、


“なんだかみんなの態度がおかしい。冷たい。距離をとられている”



というような違和感を

覚えることになるのです。