オルフェーヴルがソレミアに差し返されて、
失意のドン底だった1ヶ月後の米国ブリーダーズカップ。
まだJRA馬券も無かったし、
オルフェーヴルの戦績に比べたら比較にすらならないトレイルブレイザー。
4コーナーの進出の仕方は勝ったと思ったよ、ホント。
最後はさすがに力負けしてしまった感じの4着ですが、
1馬身差の3着は前年のターフ勝ち馬のセントニコラスアビー。
日本のG2を2勝してるだけのトレイルブレイザーでも、
米国の芝はむしろ適性合うんだな、と思ったし、
この時『日本国内の2200m≒海外の2400m論』を更に強く思ったね。
もう10年以上前やん(-ω-)。。。
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ドバイのおドウさん。
競走馬って基本的に、
走れば走るほど『飽きる』状態になっていくんですね。
野生の馬だと走る事に飽きたらヤベぇんですが、
レースでしか走らない競走馬は、
同じような顔合わせのレースが続くと、
『もう走らんでええやろ』と思うようになってくる。
オルフェーヴルやゴールドシップは典型的で、
最終的には『人間すら舐めて掛かってくるw』
そうならないようにするためには、
走る距離を極端に変えたり、
ダート⇔芝を入れ替えたり、
マンネリ化してしまったルーティンに刺激を入れて、
走る気を取り戻させる方法が取られたりします。
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おドウさんにはそういった心配が全く無さそう(-ω-)
2週前の追い切りでハーパーとの併せ馬見ても、
『お前よりワシのほうが速いで』というのを見せ付けるような走り。
ホントに走るのが好きでたまらん感じ。
併せたハーパーもよく動いていたと思う。
有馬記念は9着に崩れましたけど、
桜花賞4着
オークス2着
秋華賞3着
エリ女3着
有馬記念は9着とはいえ、
タスティエーラ、ソールオリエンスと僅差。
2500mより2000mくらいで立ち回りの良さを生かしたレースが出来れば、
突き抜けるインパクトは無いケド、案外割り込んで来そうに思う。
内枠に入れたら面白そう。