布教活動。
近年のダービーはサンデー系とキングカメハメハ産駒しか勝っていません。
特に良馬場だと、高速に強い血を補完していないと厳しい。
去年の1、2着、
ロジャーバローズ
父ディープインパクト×母父ダンチヒ系
ダノンキングリー
父:ディープインパクト×母父ストームキャット
母方に米国ノーザンダンサー系で、スピードを補完しています。
同じディープ産駒でも、
メイショウテンゲン
母母父サドラーズウェルズ…10着
サトノルークス
母父サドラーズウェルズ…17着
欧州系のサドラーズウェルズを持った2頭は2ケタ着順。
1.6倍の1番人気に推されたサートゥルナーリアでしたが、
母のシーザリオが母父サドラーズウェルズで4着まで。
仮にデアリングタクトがダービーに出ていても厳しかったと思われます。
牝馬戦のオークスは、
サドラーズウェルズ系のフランケル産駒ソウルスターリングが勝てるレース質。
2着にもハービンジャー産駒モズカッチャンが来てます。
オークスとダービーで『ちょっとズレる』意識を持って見れば、
サートゥルナーリアから買わずに済んだというお話。
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去年の①、⑪はロジャーバローズ、レッドジェニアルで、
京都新聞杯1、2着を高く評価してたみたいですね。
今年も京都新聞杯から。
ディープボンド
父:キズナ
母父:キングヘイロー
母母父:カコイーシーズ
断然人気のアドマイヤビルゴが前を追い掛け過ぎて自滅したようになったので、
勝ったディープボンドはあんまり評価されていないみたいですが。
netkeibaのタイム指数ではロジャーバローズと同等の99。
さすがに皐月賞から1戦挟んでの臨戦は厳しいですが、
戦える体調ならノースヒルズワンツーを願ってるw
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血統的に見ると、
キングヘイローの母グッバイヘイローが良いスピード持続を出せますね。
父方がヘイロー(ヘイルトゥリーズン系)×コズミックボム(ファラモンド系)
母方がサーアイヴァー(サーゲイロード系)×バックパサー(トムフール系ファラモンド)
父×母どちらもターントゥ系×ファラモンド。
アメリカンダミーのスピードを発揮できるファラモンド強調。
子のキングヘイローを見ると、
ダンシングブレーヴの母父ドローンがサーゲイロード×トムフールですね。
スプリントG1を勝ってしまうのは頷けます。
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ディープボンドの母母父カコイーシーズ
アリダーは同じレイズアネイティヴ系でも、ミスタープロスペクターよりスタミナ寄りですが、
ナスルーラの4×3の強調が凄いですね。
スピード持続に秀でた感じ。
ここにもこっそりとトムフール。
母母母父マルゼンスキーはニジンスキー×バックパサー。
スーパーカーと呼ばれた外国産馬のスピード源もバックパサー~ファラモンド。
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何故かカコイーシーズが引っ掛かった。
オークス3着、ウインマイティーの母父がカコイーシーズだった。
マイティーの父はゴールドシップ。
決して足の速いタイプではなく、
マイティーの走破タイムも平凡以下。
忘れな草賞の勝ちタイムが2.03.6。
道悪得意で走ったように見えたのに、
オークスのタイムは2.24.6。
想像以上に速さを出した。
マイティーと同じ鞍上和田騎手。
ガンガン前に行って欲しい。
もちろん、引っ張る事で、
コントレイルのアシストも兼ねる。
あわよくばワンツーでお願いっ!w