痛みの度合いを表す言葉はなんだろうと
考えた日であった。

抜歯後痛みが続き、
月曜日にレーザーしたものの、
かさぶたがとれてしまい、
今日の検査で再度レーザー治療。
麻酔なしで始まった。

薬品投入時に強い痛みがあり唸ったが、
それは先生にとって予期していた事。
レーザー治療が始まると痛みがある。
かなり痛かったが、耐えてるうちに
終わるだろうと思って我慢する。
いったん数分の休憩があり、
数分と言っても1分か2分。
またレーザー攻撃が始まった。
痛みが強くなる。
どんどん強くなる。
どこまで強くなるのだろう、
キーンという痛みも、熱が刺さった感じ。
かなり痛いが唸ったところで
治療が終わる訳ではない。
焼くところは焼かなくてはいけないのだろう。
ここまで痛むかと思ったところで、
終わった。

経験したことの無い痛みのレベル。

"はい終わり。痛くなかったでしょ?"

って先生は言う。

"強烈に痛かった。
私の人生で一番痛いレベルだ。"

と言うと、驚かれた。
私の反応がなかったから、
痛くないのだろうと
通常1Wのところを3Wにしたという。
我慢する必要は無かったのだと。
無理をせずに緩く5分程長くなるが
痛みが少なくて治療できたのだと。

5分長くても痛いものは痛い。
5分短く済んだ代わりの激痛は
人生トップの痛みであった。

次回はちゃんと
コミュニケーションしましょう。
と言われた。

こういう感覚の違いがあると、
自分がいかに彼らと違うのかと。
笑ってしまう。
それもまたきっと不思議に思われるのだろう。

"人生最強の痛み"と笑いながら言ってる。

その場面にさえ、笑えてしまうのだ。

しかし、痛かった。
人はここまで痛みに耐えられるものなんだなぁ。。。と

出産経験の無い自分にどちらが痛いのか
判断できないが、
少なくとも、痛みの時間ははるかに短い。

45分ほどで痛みが引いた。
痛みのない生活がおくれるということが
如何に素晴らしい事かを知る。

次回のチェックまでかさぶた維持に集中。