時は西暦2000年前後、

電脳網が広く世界に行き渡り、ITがビジネスを加速するという妄想に投資家やメディアが便乗。

猫も杓子もIT革命に踊らされ、eコマース、B2C、B2B、ERP導入・・・の激戦が繰り広げられる中、

ITバブルに便乗し、学生ながらも副業のWEB広告ビジネスでボロ儲け。


世界最大手のソフトウェアメーカーにまぐれで新卒入社。

しかし、花形のコンサルタントの新卒採用は無く、SE採用だったもののプリセールスは御免という

ことで、スキルアップの為、パートナー向け開発支援の業務に最終面接で寝返り・・・


しかし、当時のITは時期早々で発展途上・・・更に、企業もユーザもITリテラシーが低い・・・


全ては投資家が儲ける為だけの、世界最大の祭り・・・


あっという間に、ITバブルはハジケタ・・・




あれから5~6年、


当時は技術こそが最高のスキルと称され、こぞって技術スキルが競われ、多くのITエンジニアが

技術スキルに磨きをかけた・・・

が、ITベンチャーのような夢物語は終焉を迎え、IT業界は大手SI企業やメーカーをピラミッドとする

建築業界のようなゼネコン化が進み、開発は下請け、孫受け、海外アウトソーシング・・・と、

エンジニアの地位は急落・・・。

更にパッケージソフトウェアの種類が増え、品質も向上し、もはや用途毎にシステムを開発する

ような時代は終わりつつある。


そう、技術力などもはやどうでもいい時代。ITエンジニアは今や、3K(キツイ、帰れない、給料安)

の職種に・・・


2005年~昨年2006年は、BlogやSNS、はたまたWEB2.0なるバズワードまで盛り上がり、

mixiやはてな、ドリコム・・・といった第二次新興ITベンチャー・バブルの波が押し寄せたが、一過性

のもので、既に今年に入り陰りを見せている。


一方で、ITバブルの崩壊と共に暗黒期を送ったエンタープライズ系のビジネス・アプリの業界は今、

先のITバブル期に無計画に導入した企業内システムがスパゲッティ状態で混乱を極めていること

に新たなオポチュニティーを見つけ、SOAやSaaSという怪しげな思想をベースに、企業内システム

の統合やオンデマンド・サービスの提案で盛り上がりつつある。


そう、大企業にとって、ITシステムは今やビジネスの生命線であり、インフラであるがゆえに、

景気の上向きと共にIT投資への関心が高まる。また、ビジネスプロセスの改善も必要となり、両方

をまとめて整備してくれる専門家への期待も高まっている。


そこでだ、もはやスキルアップの為に技術を磨いている場合ではない。最も、最初からエンジニア

になるつもりでもなかった。好景気とIT系の人材不足が重なり、転職相場は超売り手市場。

かつての難関企業も門戸を開き、入りやすくなった。なんと、転職活動を始めて、わずか1ヶ月程で、

3社も大手企業から内定を頂いた・・・。勿論、最初の会社の看板やそこで得た高度な技術スキル

が転職の役に立った訳だが、今度はエンジニアになるわけではない。


選択したのは、世界最大手のビジネスアプリケーション・メーカーのコンサルタント職。

しかも、盛り上がっているSOAのど真ん中。

ぶっちゃけ、僕の場合はコンサル経験もなければ、プロジェクト経験もなく、いきなりコンサルタント職

への転身なので、最初は年俸ダウン・・・但し、後は努力次第!


と、いうことで、新年から晴れてコンサルタント職に転身できた訳だが、どうなることやら・・・