静岡・徳川家康を感じて駿府城〜東照宮の旅(1) | 沈黙こそロゴスなり

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こんにちは〜|´ρ`)ノ

 

気がつくともう1週間たっているざびえるです...

昨日は車検に車を出したら、代車が出払ってて3日間車なし生活になりました。

おかげさまで買い物に行くにも歩くので、ちょっと運動不足解消になっております...(^^;;

 

 

さて、前回のブログで予告しておりましたが、10月はじめに静岡にいってきましたのでその時のことを書きますねー。

 

今回は豊かさのセミナーに招いていただきました(o^^o)

静岡に行きましたのは小学生以来でしたから、もう◯十年ぶり!

 

静岡にいくついでに楽しみにしていたことがありまして、それは徳川家康の霊にご挨拶するということです。

そこで、駿府城、静岡浅間神社、久能山東照宮を回りたいと計画しておりました。

 

 

というわけで、セミナー開始前に、まずは駿府城に行きました。

 

駿府城の内堀

 

駿府城・東御門

 

タクシーの運転手さんに案内されて駿府城の周りをぐるっと一周。外堀の内側には県庁や病院、学校などの公共施設が建っています。

 

内堀の内側は公園になっていて、一部の櫓などが復元されておりました。

 

さて、この駿府城、もともと今川家のお城で、徳川家康が幼少期を過ごした場所としても知られていますが、徳川幕府にとっても最重要拠点とされていた場所です。

 

家康は江戸幕府を開いた後、駿府に移り住んで生涯この地で暮らしました。

 

その際、家康は駿府城を難攻不落の無敵要塞かつ、日本最大の城として完成させたのです。

 

三重にめぐらされた堀(模型)

 

現在、天守台の発掘調査が行われています。

 

天守台の発掘調査によってわかってきたことは、家康の建てた駿府城の大きさです。それは江戸城よりも更に大きな日本最大の城だったということです。

 

駿府城の模型

 

 

 

家康がなぜこの地をそんなに重要視したのでしょうか?

 

関東地方への入り口としての重要な戦略拠点であったということもありますが、それ以上に家康が大切にしていたのは、見えない部分、この土地の持つ特別な性質であったと、私は考えています。

 

静岡は不思議な場所で、日本の縮図、日本の中心などと呼ばれることもあります。その理由はいろいろありますが、全国で流行する、はやり言葉がいち早く静岡で喋られているとか、マーケティング的に静岡で成功する商品は全国でも売れるとか、そういった特徴があり、静岡から日本全国に広がっていくという場所なんですね。

 

これはおそらく地脈に関係していると思われます。

 

静岡は、中央構造線と糸魚川静岡構造線、フォッサマグナが交差している場所にあります。

また、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート、北米プレートがちょうど交差する点にあり、さらにその下に太平洋プレートが潜り込んでいるという、地質的には非常に複雑な「交点」に位置する場所にあります。

 

 

 

この特殊な「交点」である土地が、日本全国の要になっていることを表しており、その象徴が富士山です。

 

静岡で発信されたものが、自然に全国に広がって行くのは、そういったエネルギーの流れがこの地にあるからなのでしょう。

 

徳川家康がこの地を天下泰平のための最重要拠点と定めたのは、おそらくそのことがわかっていたからに違いありません。

 

 

興味深いことに、駿府城は何度も放火されます。

家康がここにいては困ると考えた、豊臣家を支持する人たちの仕業だと言われています。

 

豊臣秀吉もこの駿府城を手中に収めようと、家康を江戸へ追いやったりしていました。そのぐらい重要な場所だったんですね。

 

 

徳川家康像

 

 

ところで、この駿府城、話は徳川家康で終わりません。

 

徳川家最後の将軍、徳川慶喜が住んでいた城としても知られています。

そしてこの時、慶喜に使えていたのが、渋沢栄一でした。

 

 

渋沢栄一といえば、2024年に発行される新一万円札の顔ですね。

 

 

渋沢栄一は明治維新の後、大蔵省に入り、それまでお米で収めていた税をお金で収めるようにするための仕組みを作ったり、日本最初の銀行を作ったり、日本初の株式会社を作ったりして、「日本資本主義の父」と呼ばれている人です。

 

渋沢栄一は、徳川慶喜の命でフランスに留学し、近代経済の仕組みを学んだのでした。こうして彼は明治維新後に大事業を興していきます。

 

私は、徳川の加護が渋沢栄一にあり、徳川幕府の後の世を託されたのだと感じました。

 

 

明治が始まってしばらくした後、駿府城は払い下げられ、取り壊されました。

しばらくは陸軍が使うなどし、内堀の内側は完全に埋め立てられ、昔の痕跡は消えてしまいました。

 

おそらくは、豊臣秀吉の霊の仕業ではないかと思っています。

徳川家康と豊臣秀吉は死してなお、この地を巡って覇権争いをしていたのかも知れませんね。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

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