日中永久不再戦のために!!

 

 


核なき世界を日本から作りだそう!世界の核兵器の現状と日本の役割

●三多摩平和交流会の感想


7、今年も参加させてもらいました。退職して5年余りが経ちますが、こうした会に参加することで、社会の一員としての実感を持つことができます。実行委員の皆さんありがとうございます。展示の中の高校生平和ゼミナールと中学生のイラストを見学し、運動が継続されていることを強くうれしく思いました。(展示、ビデオの感想、チラシ、60代)

第7回三多摩平和交流会












集会のアンケートから
平頂山事件については、日本中国友好協会を通じて知りました。
 学校では、アジアの近現代史はなかなか教えられません。自分で興味を持って学んでいくしかない現状に歯がゆさを感じます。裁判の終了後も、こうしてこの歴史を人々に伝える活動をしてくださる人々に感謝します。
 私の娘は今4歳です。方さんが事件に合われた年齢です。曲さんのお話に自分の娘の姿が重なりました。もう少したったら、娘も連れてこのような学習会に参加できたらと思います。
 来日してくださった曲さんご夫妻に感謝します。いつかまた、どちらかの国で私の娘共々曲さんにお会いできたらと希望を持ちます。
 会場への案内に立ってくださっていた実行委員会の方々に助けられました。
ありがとうございました。
(中国語)
我是通过日中友好协会而知道了平顶山事件的。
学校几乎不讲授亚洲的近现代史。要想了解这段历史,除了自己产生兴趣自发学习,别无他法。这样的现实让人十分无奈。我非常感谢你们在诉讼结束后仍继续以这样的方式让世人了解这段历史所做的努力。
 我的女儿今年四岁,正好是方女士遭遇惨案时的年龄。曲先生的讲演使我在方女士的故事中看到了我女儿的影子。我希望今后能带我的女儿一起来参加类似的讲演会。
 我也要感谢曲先生和夫人来到日本。希望有一天能和我的女儿一起在中国或日本再次见到他们。
 同时感谢会议组织委员会成员在会场外为与会者提供指路等帮助。
谢谢大家。

平頂山事件資料館
撫順未来実行委員会からのお知らせ
平頂山事件91周年集会(2023年9月)

一昨年(2022年)4月2日に開かれた日本医学会記念事業では、「過去の過ちに学ぶ」で、731部隊のことが取り上げられた。

731部隊で非人道的な人体実験があったことを述べている!!

(以下の動画、5分20秒過ぎ)

 

医療倫理・研究倫理の深化



●ビキニ被ばく船員訴訟意見陳述(2023年9月12日東京地裁)
令和3年(行ウ)第594号
原告増本美保外11名
被告全国健康保険協会

意見陳述書
                         2023年(令和5年) 9月12日

東京地方裁判所
民事第51部lA係御中
                         原告ら訴訟復代理人 弁護士 内藤雅義

第2 放射線の晩発性影響の評価

被告は、原告らの主張する放射線の晩発性影響が認められるには100mS vのしきい線量を超える被ばくをしたことが必要であるが、明石真言氏を座長とする保険部の報告書によれば、lmSvにも達しないので放射線影響とは認められないと主張します。
 そこで、まず、放射線晩発性影響の基準がどのように決められたかを述べます。

1放射線影響評価と原爆被爆者調査

(3)初期放射線のみ調査の原爆被爆者調査
 本件にあたって重要なことは、この原爆被爆者の疫学調査が初期放射線のみを考慮し決められているということです。
 原爆の放射線には原爆の炸裂点から光のように飛び出した初期放射線と、原爆も結果生まれた放射性物質から持続的に発せられる放射線、つまり、残留放射線があります。
放影研の疫学調査が初期放射線のみ考慮し、残留放射線を考慮していないことは、放影研自身が認めています。

 

 


●ビキニ被ばく船員訴訟意見陳述(2023年9月12日東京地裁)



被爆地選出の首相が、なぜ放射能の恐ろしさを語らない??
再生可能エネルギーの積極的活用を!!
汚染水放出反対!!


福島原発周辺8町村 1514人が震災関連死 7割が3回以上移転
世界史上最悪(レベル7)の原発事故福島第1原発
原発推進、汚染水放出、アメリカと日本の関係??
日本の医学界も、原発推進、汚染水放出等の問題に、なぜ沈黙する。


グリーンピースからのメールの一部より
汚染水放出に反対、再生可能エネルギーへの早期転換を求めて
8月22日、日本政府は、東京電力福島第一原発敷地内に貯留されている「ALPS処理汚染水」の海洋放出を気象や海象条件などに支障がなければ、9月24日にも開始することを発表しました。
グリーンピース・ジャパンは、 2023年8月17日、汚染水の海洋放出に反対する署名36,334筆を経済産業省に、原子力発電所に反対する署名18,642筆を内閣府に提出しました。
 「放射能汚染水を海洋放出しないで」署名を経済産業省の担当者に提出しました。
日本政府および東京電力は、漁業関係者や住民、太平洋地域や近隣諸国の懸念を押し切って、放射性物質を含むALPS処理汚染水を海に放出する決断に踏み切りました。あらゆる問題を山積みにしたまま、数日のうちにも海洋放出が開始するかもしれないこの状況に、憤りを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
グリーンピースは8月17日、54,976筆の署名を、国際環境NGO FoE Japanなどが主催する政府・東電との討論会の場などで政府に提出しました。また8月18日には、市民団体「これ以上海を汚すな!市民会議」が、首相官邸前にて行った汚染水の海洋放出に反対する要請行動に参加しました。

;8月18日の「これ以上海を汚すな!市民会議」主催の抗議集会


放射性廃棄物の海洋放出は、福島第一原発の廃炉計画の失敗を明らかにしています。いったん海に流された放射性物質は決して回収できません。一方で、汚染水の発生を止める有効な手段はとられていないままです。放射性廃棄物を意図的に放出し、海を汚染するという選択は、日本の数十年にわたる原発政策が招いたものです。

署名提出、討論会でわかったこと

 グリーンピースが政府に署名を提出した2023年8月17日、市民と政府および東京電力との討論会がありました(国際環境NGO FoE Japan主催)。経産省、原子力規制庁、東京電力から10名以上が出席し、市民側は放出に反対する福島県民、オンライン参加者も含め多くの参加がありました。
 2015年、政府・東電は、「関係者の理解なしにいかなる処分も行わず、他核種除去設備で処理した水は発電所敷地内のタンクに貯留します」と文書で約束しています。討論会で「この約束は守られるのか」と問われた際には、はっきりと「守る」と回答していました。それにもかかわらず、海洋放出を推し進めようとする政府の不誠実な姿勢は、到底受け入れられるものではありません。
 また、討論会では、グリーンピースはじめ、多くの研究者らが提案してきた陸上に保管する代替案について、ほとんど議論されていなかったことが改めて浮き彫りとなりました。東電は「モルタル固化処分案」については「ALPS小委員会においても検討が行われている」と回答しましたが、検討されたのは地下に埋設する別の方法についてであり、さらにそれも2行書いてあるだけで、会議資料にも議論の記録はありません。
 処理費用と期間も大幅に膨れ上がっています。様々な処理方法が検討されていた2018年の時点で、海洋放出の費用は17~34億円とされていましたが、現在の試算では1200億円となり、処理にかかる期間も52~88ヶ月程度と書かれていましたが、現在は少なくとも30年以上と言われています。

海を汚染しない選択を求めます

福島第一原発の廃炉作業を進めるために「ALPS処理汚染水」の海洋放出は必要ありません。抜本的な解決策について、グリーンピースは元ゼネラル・エレクトリック社で東電福島第一原発などに勤務していた原子力コンサルタントの佐藤聡氏に委託し、2021年に具体的な提案を含むレポートを公表しています。
 欧米で運用されているより高精度な多核種除去設備で限界まで放射性物質を取り除いた処理汚染水を、現行のタンクより堅牢な大型タンクに移し、さらに高度な除去技術を開発するのことが、現段階では最善の解決策であるとグリーンピースは考えます。
ALPS処理水海洋放出反対学習会「豊かな海を後世に引き継ぐために」/ 福島大学准教授 林薫平先生


2023年の「戦争の加害展」の感想

◆9月2日(土)
163、6月に、25年暮らした中国(上海)を引き上げ、帰国した者です。
 南京大虐殺記念館の分館、南京利済巷慰安所旧跡陳列館で日本人としてボランティアをしておりました。
 この15年、あれよあれよという間に中国が、仮想敵を通り越して「敵基地」となっていくのを中国大陸側から目の当たりにしてきました。
 帰国後、WAM会員となり、8/14「慰安婦」メモリアルデーの追悼式に参加した折、本日の根津さんのミニ講演を知りました。
 根津さんご自身の経験を通して語られる「日本右傾(翼)化」のお話は、ずしりと生命の重みがあり、心揺すぶられました。
 願わくば根津さんの「731」紙芝居と、切実な体験談を中国の庶民、子供たちに伝え、交流し、「敵基地」の嘘を草の根で、切り崩していただきたい!と強く思いました。
 上(中国政府)がいるので、やや難しいですが、実現のためにできるお手伝いがあれば、参加したいなぁと思いました。(右手骨折のため、ミミズの這う字にて)
 (69才、横須賀、チラシ、ミニ講演)




記憶の継承を進める神奈川の会

 


横浜の「戦争の加害展」2023

長野県飯田市で起こっている731問題



飯田市の資料収集委員の方々が作られたパネル(展示されていない)
こんな大事なパネルが展示されていないとは!!



日本が中国に棄ててきた毒ガス問題
中国に戦後日本軍が遺棄した毒ガス被害に苦しむ人がいる(日本政府は補償していない)が、日本にも毒ガス工場で働いた人、毒ガス工場解体時に被害にあった人がいるが、大久野島の毒ガス工場で働いた人以外は補償が全くないか、十分でない(工場解体に関わった人々など)。
町に潜む毒ガス兵器2004.7.15
毒ガスの行方(浜名湖) 2003.11.15
迫られる毒ガス弾処理~化学兵器禁止条約発効へ~
隠されてきた毒ガス 1996.9.10
悪魔の霧は今も 毒ガス兵器の惨禍(1996.8.28)


今世界に訴える毒ガスの島
湖底に沈む爆弾~化学兵器・もうひとつの戦後処理~
化学兵器をどう処理するのか~迫られる日本の選択~
忘れられた毒ガス被害者(相模海軍工廠)
毒ガス工場46年目の証言(東京第二陸軍造兵廠 曽根製造所)
毒ガス工場解体(大久野島の毒ガス工場解体)
暴かれる毒ガス戦の真実
オーストラリアの毒ガス人体実験ニュース
オーストラリアの毒ガス人体実験

化学兵器禁止条約が発効(1997年4月29日)されて10年過ぎても20年過ぎても(原則10年以内に廃棄)、中国に遺棄した日本軍の毒ガスは廃棄できないでいる。(廃棄完了は2027年の予定)分解できない砒素はドイツの地下に貯蔵?

 


遺棄化学兵器処理事業情報公開裁判

なぜ、処理事業で、処分できない砒素がドイツへ行くの?

その遺棄化学兵器の処理が化学兵器禁止条約が発効した1997年から26年経ってもまだ終了していない。本当に内閣府の計画通り、今までに発見されている遺棄化学兵器は、2027年までに処理が完了するのであろうか?


次回裁判期日 5月16日(木)11時~703号法廷

遺棄化学兵器処理事業情報公開裁判第6回

遺棄化学兵器被害裁判と被害者支援基金活動 2023 12 5



News & Information

\本日の弁論のご報告/
 被告は①3月末に開示決定変更通知を提示し、開示できる部分については開示する、②不開示理由については4月末に500ページ、5月末までに更に500ページ提出し、半年以内に全不開示理由を提出する旨陳述しました。これを受け、裁判長は原告に対し申立の変更手続きをするよう伝えました(元となる開示決定が無効になるため)。
 原告の私としては不開示であったことの違法性について判決があってほしいところですが、裁判の進め方として、開示できる部分については開示させていくことや、新たな開示内容やその理由について追求したほうがよいという弁護団の判断で、どういうものが出てくるのか様子を見ることになりました。
 なかなか亀の歩みで地味な裁判ですが、少しずつ進展を見せています。皆さまの注目が頼りです。引き続き、ご関心をお寄せ頂けたら幸いです。
\ご支援よろしくお願いします/

被爆国日本は、核兵器廃絶・反原発を推進すべし!!

防衛費増額反対!!

旧統一教会問題

帝銀事件

帝銀事件と731部隊

731部隊と大学

731部隊の4つの細菌戦

「証言 石井四郎」~語られた人物像~

細菌製造の731部隊~731部隊軍医秦正氏(はたまさうじ)の証言


厚労省は新型コロナワクチンデータを開示せよ!


関東大震災時の朝鮮人虐殺
リーフレット



プレ企画 映画「隠された爪痕」「払い下げられた朝鮮人」の感想
11、呉監督の地道で長期間の執念に近い思いが詰まっている作品と感じました。
日本人として忘れてはならない!と反省させられる面もありました。特に近年の保守的な傾向は、若い人に特に見られる様になり危惧しています。(記載なし)



ビキニデーin高知 2023


「戦争と医の倫理」の検証を進める会シンポジウム

狭山事件ー石川一雄さんを訪ねて

小林多喜二没後90年(2023)

平頂山事件91周年集会(2023年9月)


細菌製造の731部隊~731部隊軍医秦正氏(はたまさうじ)の証言


南京大虐殺から雲南戦へ

今語るべき日中戦争






「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話)
                             1995年8月15日
 いま、戦後50周年の節目に当たり、われわれが銘記すべきことは、来し方を訪ねて歴史の教訓に学び、未来を望んで、人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。
 わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。


南京大虐殺
南京大虐殺

南京大虐殺(マギーフィルム)
パネー号撃沈

 



重慶爆撃
第58号 重慶爆撃
原爆投下や東京大空襲ばかり取り上げて、 日本のテレビや教科書が重慶爆撃を取り上げないのは問題だと思います。 (視聴者のコメント)



731部隊
731部隊展




原爆
ニュース257号



米国が隠蔽した原爆投下の真実を暴露した、ジョン・ハーシーの『ヒロシマ』は永遠の必読書

1946年にピューリッツァー賞を受賞したこの本により、アメリカが隠蔽しようとした事実が慎重に、そして確実に、世に公表されました。
※本記事は「Esquire」UK版のコンテンツディレクター、ウィル・ハーシーが寄稿した記事を抄訳したものです。
『ヒロシマ』に記された衝撃とは?

最大の難関「占領軍」にはトロイの木馬作戦で臨む
10歳まで住んでいた中国を経由して日本に向かう途中、インフルエンザにかかってしまったことも運命のいたずらと言っていいでしょう。療養中に彼が借りた本が、ソーントン・ワイルダース氏の小説『サン・ルイス・レイの橋』で、ペルーでロープの吊り橋が崩壊し、5人の登場人物が死んでしまうというストーリーでした。
 当時31歳だったハーシー氏は、米軍に占領されたシチリアの町を描いた処女作『アダノの鐘』(1944年)で、1945年にピューリッツァー賞を受賞したばかり。彼は以前から、小説のストーリーテリングの手法をジャーナリズムに応用できないかと考えており、世界最大の出来事がその実現のきっかけになったのです。
 

日航123便の怪(1985年8月12日)
【森永卓郎×倉田真由美】 日本航空123便墜落事故で分かった新事実



●東京帝国大学伝染病研究所

伝染病研究所の写真は、『傳染病研究所』小高健著より

●東京帝国大学伝染病研究所『実験医学雑報』
・東大伝研とは戦前、どんなことをやっていた機関なのか?
・1934年6月、宮川米次と阿部俊男は何をしに満洲国へ行ったのか?
・満洲衛生技術廠とは、一体何をやっていたところなのか??
・東大伝研は731部隊と連携を図っていなかったのか??
・伝研で毒ガスの講演?毒ガスへの対処法も考えることになるのか??
・小島三郎の渡満では、満洲衛生技術廠や大連衛生研究所にもいったのだろうか?
・1933年頃から細菌兵器開発の一環として、「満洲」の背蔭河では人体実験が行なわれているが、そこでも赤痢菌の研究が行なわれていたのだろうか?35年の川崎市の爆発赤痢は、人為的に行なわれたものなのか?それとも自然流行なのか?
・1936年5月に浜松一中で大福餅事件、37年9月に大牟田で爆発赤痢事件が起きているが、これなども細菌兵器・研究の一環として軍医学校や伝研の関与による仕掛けられたものか、自然に発生したものか究明する必要がある。
・1936年5月と37年9月の両事件に、小島三郎が出張しているが、果たして何をやったのであるか??
・河本禎助も毒ガスの研究をしていた。
・1938年6月1日の伝染病研究所で石井の厚意によって上映された映画には、731部隊の生体解剖でも映っていたのでであろうか?精神的緊張裡とは、何のことだろうか?
・中込亘は、731部隊で細菌に感染して死んだのだろうか?



実験医学雑報20巻 第7号(1936年)
本所職制改正
この度本所では職制を次の如くに改正し7月より実施することとなった。
*特別研究室とは何だ??

雑報1号(23巻、1939年)
人事異動報告
発令月日     辞令             官職     氏名
12.3   任東京帝国大学教授
     金沢医大付属薬学専門部教授
     叙高等官2等  従5勲6               浅野三千三
〃    補伝染病研究所所員 東京帝国大学教授        浅野三千三
12.5   帰朝 在外研究員           技手     高橋義夫
12.9   依願免本官              技手     工藤正四郎
12.15   依願解嘱                      続木正大
〃    伝染病研究所病無を嘱託す              亀田幸雄
12.19   依願解嘱                      廣済法円
12.22   伝染病研究所業務を嘱託す              日戸修一




●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
吉田裕監修 
2001年ピュリッツァー賞受賞
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
戦後補償問題に国家無答責という天皇主権の明治憲法下の原則を適用するな!!  
第3部   陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年

 


第7章 満州事変

関東軍の前進部隊は中国軍に数で圧倒されているため増派が必要であると考え、天皇は事態を既成事実として容認した。天皇は臣下の軍隊が帝国の版図を拡大しようとすることに格別に反対しなかったのである。たとえ、統帥権干犯の事実があろうと、作戦の首尾が良ければ、よしとしたのだった。






 




●日本国憲法9条
第9条【戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認】
①、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
②.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、
これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


RENUNCIATION OF WAR Article 9.
Aspiring sincerely to an international peace based on justice and order, 
the Japanese people forever renounce war as a sovereign right of the nation
and the threat or use of force as means of settling international disputes.
In order to accomplish the aim of 
the preceding paragraph, land, sea, and air forces, as well as other war potential, will never be maintained.
The right of belligerency of the state will not be recognized.

IMAGINE9
解説
9条をつかって、
戦争のない世界をつくる。

07
戦争にそなえるより戦争をふせぐ世界

紛争予防のためには、日頃から対話をして信頼を築き、問題がもち上がってきたときにはすぐに話し合いで対処することが必要です。こうした分野では、政府よりも民間レベルが果たせる役割の方が大きいといえます。どこの国でも、政府は、問題が大きくなってからようやく重い腰を上げるものです。ましてや軍隊は、問題が手に負えなくなってから出動するものです。市民レベルの交流や対話が、 紛争予防の基本です。市民団体が、政府や国連と協力して活動する仕組みをつくり上げることも必要です。
PFAS汚染専門家会議 普天間基地より下流でPFASが高濃度続く 今年度の報告書作成へ
多摩地域のPFAS血液検査、85%の人が「健康被害の恐れ」米国の指標値超える 市民団体が中間報告

※次期戦闘機の輸出が閣議決定され、色々な武器を自民党は輸出しようとしているし、武器の輸入も拡大している!!

日英伊共同開発の次期戦闘機 第三国への輸出容認 国会で論戦へ
【そもそも解説】防衛装備移転三原則の見直し 今なぜ武器輸出拡大?

 日本のパトリオット輸出 露外務省報道官が敵対行為と警告





『鹿屋(かのや)航空基地  史料館』(鹿児島県鹿屋市)について

~ご理解していただきたいことを文章にしました~

2022年7月17日記鶴ヶ岡裕一(都内在住)

鹿児島県鹿屋市には戦中、海軍鹿屋航空基地がおかれていて、戦後は、海上自衛隊鹿屋基地になりました。その敷地内には、「鹿屋航空基地史料館」があります。主に特攻隊で出撃して戦死した人たち(908名)の遺影や、遺書、遺品などが展示されています。私の地元でもありますので、30年以上前の頃2回ほど、史料館の見学に行ったことがありますが、それ以後は一度も行っていません。





PTSDの日本兵と家族の思いと願い・大阪証言集会

黒井さんのメールより

授業の生徒感想文の一部を紹介いたします。
2024年2月16日、50分の授業を受け持ちました。
★感想文
4、黒井さんが常にみんなに強く訴えかけるようにして話していたから心にめっちゃ響いた。現代でも戦争(元兵士)によって苦しんでいる人、PTSDだった人はこんなにいるんだと思った。「みなさんのおじいちゃんおばあちゃん、ひいおじいちゃんひいおばあちゃんが戦争を経験し生き残ったからあなた方がいるんですよ」。あたりまえのことだと思ったけど、改めて聞くと全然あたりまえじゃないと思った。




でくのぼう 戦争とPTSD



黒井秋夫さんのメールより

「戦争のない世界」
戦争が世界を席巻しています。
戦争を仕掛ける集団(国家)と対抗する集団がこの瞬間も殺し合いを続けています。
戦争は集団同士の殺し合いです。
私は戦争することを決めた集団の意思と集団に属する個人の意思の尊重を考えます。
そもそも戦争することはどういう過程を経て決まったのでしょうか。国会で、大統領権限で、集団の長の意思で、あるいは集団の総意でしょうか。集団の多数意見でしょうか。
戦争をしている兵士は全て志願兵でしょうか。殺し合いの場である戦場に派遣されることに強制されたりしていないのでしょうか。全て自由意志でしょうか。







祝 PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会(元・PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会)
立ち上げ6周年

★2018年1月17日の立ち上げ宣言・全文
・父は戦争の事だけでなく他の事にも無口でした。
1948年生まれの私はそういう父を生来の父の姿と思ってきました。
しかしベトナム戦争で米兵の3割前後が悲惨な戦争体験で精神を崩し、元の社会に復帰できないという。
同じような日中戦争や太平洋戦争を体験した日本兵も、つまりは私の父たちも精神を侵されたとして不思議ではない。
本当は父は正常な精神に戻りたいと必死に戦後社会を生きていたのではないだろうか。
私は快活だったかも知れない出征前の父は知らない。復員した後の無口な父しか知らない。
私は「本当の父」を知らないままに父を亡くしたのではないだろうか。
2~3年前からそんな思いで父を振り返るようになりました。
だとしたら、父も私も不幸だった。本当の自分を見せることも心の内を語ることもできずに苦しんだかもしれない父。
そんな風には生前一度も思ったことの無い息子。
その無口の父に反発し続けた私。父を通じて私も又戦争の傷を心に負ったのかもしれない。
私たちの世代にも呼びかけたい。
父親たちを見直そう。父親たちの精神世界を想像してみよう。
語り合おうではないか。
若い人たち、我々の子供たち、孫たちにも戦争は兵士のみならずその家族をも。戦争が終わったその後も家族を通じて長い間影響を与え続けるのだと伝えたい。
この指にとまってほしい!
2018年1月17日  黒井秋夫。