日中永久不再戦のために!!

 

 


核なき世界を日本から作りだそう!世界の核兵器の現状と日本の役割

●三多摩平和交流会の感想


9、いろいろなお話をお聞きし、展示を観て勉強させて頂きました。色々な方が、平和や命の為に取組んでいて、多くの人と繋がっていければと思いました。ありがとうございました。(チラシ、70代以上)




第7回三多摩平和交流会












集会のアンケートから
平頂山事件については、日本中国友好協会を通じて知りました。
 学校では、アジアの近現代史はなかなか教えられません。自分で興味を持って学んでいくしかない現状に歯がゆさを感じます。裁判の終了後も、こうしてこの歴史を人々に伝える活動をしてくださる人々に感謝します。
 私の娘は今4歳です。方さんが事件に合われた年齢です。曲さんのお話に自分の娘の姿が重なりました。もう少したったら、娘も連れてこのような学習会に参加できたらと思います。
 来日してくださった曲さんご夫妻に感謝します。いつかまた、どちらかの国で私の娘共々曲さんにお会いできたらと希望を持ちます。
 会場への案内に立ってくださっていた実行委員会の方々に助けられました。
ありがとうございました。
(中国語)
我是通过日中友好协会而知道了平顶山事件的。
学校几乎不讲授亚洲的近现代史。要想了解这段历史,除了自己产生兴趣自发学习,别无他法。这样的现实让人十分无奈。我非常感谢你们在诉讼结束后仍继续以这样的方式让世人了解这段历史所做的努力。
 我的女儿今年四岁,正好是方女士遭遇惨案时的年龄。曲先生的讲演使我在方女士的故事中看到了我女儿的影子。我希望今后能带我的女儿一起来参加类似的讲演会。
 我也要感谢曲先生和夫人来到日本。希望有一天能和我的女儿一起在中国或日本再次见到他们。
 同时感谢会议组织委员会成员在会场外为与会者提供指路等帮助。
谢谢大家。

平頂山事件資料館
撫順未来実行委員会からのお知らせ
平頂山事件91周年集会(2023年9月)

一昨年(2022年)4月2日に開かれた日本医学会記念事業では、「過去の過ちに学ぶ」で、731部隊のことが取り上げられた。

731部隊で非人道的な人体実験があったことを述べている!!

(以下の動画、5分20秒過ぎ)

 

医療倫理・研究倫理の深化



●ビキニ被ばく船員訴訟意見陳述(2023年9月12日東京地裁)
令和3年(行ウ)第594号
原告増本美保外11名
被告全国健康保険協会

意見陳述書
                         2023年(令和5年) 9月12日

東京地方裁判所
民事第51部lA係御中
                         原告ら訴訟復代理人 弁護士 内藤雅義

第2 放射線の晩発性影響の評価
 被告は、原告らの主張する放射線の晩発性影響が認められるには100mS vのしきい線量を超える被ばくをしたことが必要であるが、明石真言氏を座長とする保険部の報告書によれば、lmSvにも達しないので放射線影響とは認められないと主張します。
 そこで、まず、放射線晩発性影響の基準がどのように決められたかを述べます。

2 放射線人体影響を初期放射線のみとしたことによる影響
(1)しきい値の設定
一つは、残留放射線を無視しているため入市被爆者、遠距離被爆者といった初期放射線だけからは低線量の人たちについて統計上はノイズとして現れます。そのため、100 mSv以下の低線量部に影響が不明な部分が現れました。これがしきい値線量の合理化につながりました。


 

 


●ビキニ被ばく船員訴訟意見陳述(2023年9月12日東京地裁)








被爆地選出の首相が、なぜ放射能の恐ろしさを語らない??
再生可能エネルギーの積極的活用を!!
汚染水放出反対!!
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福島原発周辺8町村 1514人が震災関連死 7割が3回以上移転
世界史上最悪(レベル7)の原発事故福島第1原発
原発推進、汚染水放出、アメリカと日本の関係??
日本の医学界も、原発推進、汚染水放出等の問題に、なぜ沈黙する。


グリーンピースからのメールの一部より
汚染水放出に反対、再生可能エネルギーへの早期転換を求めて
8月22日、日本政府は、東京電力福島第一原発敷地内に貯留されている「ALPS処理汚染水」の海洋放出を気象や海象条件などに支障がなければ、9月24日にも開始することを発表しました。
グリーンピース・ジャパンは、 2023年8月17日、汚染水の海洋放出に反対する署名36,334筆を経済産業省に、原子力発電所に反対する署名18,642筆を内閣府に提出しました。
 「放射能汚染水を海洋放出しないで」署名を経済産業省の担当者に提出しました。
日本政府および東京電力は、漁業関係者や住民、太平洋地域や近隣諸国の懸念を押し切って、放射性物質を含むALPS処理汚染水を海に放出する決断に踏み切りました。あらゆる問題を山積みにしたまま、数日のうちにも海洋放出が開始するかもしれないこの状況に、憤りを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
グリーンピースは8月17日、54,976筆の署名を、国際環境NGO FoE Japanなどが主催する政府・東電との討論会の場などで政府に提出しました。また8月18日には、市民団体「これ以上海を汚すな!市民会議」が、首相官邸前にて行った汚染水の海洋放出に反対する要請行動に参加しました。

;8月18日の「これ以上海を汚すな!市民会議」主催の抗議集会


放射性廃棄物の海洋放出は、福島第一原発の廃炉計画の失敗を明らかにしています。いったん海に流された放射性物質は決して回収できません。一方で、汚染水の発生を止める有効な手段はとられていないままです。放射性廃棄物を意図的に放出し、海を汚染するという選択は、日本の数十年にわたる原発政策が招いたものです。

署名提出、討論会でわかったこと

 グリーンピースが政府に署名を提出した2023年8月17日、市民と政府および東京電力との討論会がありました(国際環境NGO FoE Japan主催)。経産省、原子力規制庁、東京電力から10名以上が出席し、市民側は放出に反対する福島県民、オンライン参加者も含め多くの参加がありました。
 2015年、政府・東電は、「関係者の理解なしにいかなる処分も行わず、他核種除去設備で処理した水は発電所敷地内のタンクに貯留します」と文書で約束しています。討論会で「この約束は守られるのか」と問われた際には、はっきりと「守る」と回答していました。それにもかかわらず、海洋放出を推し進めようとする政府の不誠実な姿勢は、到底受け入れられるものではありません。
 また、討論会では、グリーンピースはじめ、多くの研究者らが提案してきた陸上に保管する代替案について、ほとんど議論されていなかったことが改めて浮き彫りとなりました。東電は「モルタル固化処分案」については「ALPS小委員会においても検討が行われている」と回答しましたが、検討されたのは地下に埋設する別の方法についてであり、さらにそれも2行書いてあるだけで、会議資料にも議論の記録はありません。
 処理費用と期間も大幅に膨れ上がっています。様々な処理方法が検討されていた2018年の時点で、海洋放出の費用は17~34億円とされていましたが、現在の試算では1200億円となり、処理にかかる期間も52~88ヶ月程度と書かれていましたが、現在は少なくとも30年以上と言われています。

海を汚染しない選択を求めます

福島第一原発の廃炉作業を進めるために「ALPS処理汚染水」の海洋放出は必要ありません。抜本的な解決策について、グリーンピースは元ゼネラル・エレクトリック社で東電福島第一原発などに勤務していた原子力コンサルタントの佐藤聡氏に委託し、2021年に具体的な提案を含むレポートを公表しています。
 欧米で運用されているより高精度な多核種除去設備で限界まで放射性物質を取り除いた処理汚染水を、現行のタンクより堅牢な大型タンクに移し、さらに高度な除去技術を開発するのことが、現段階では最善の解決策であるとグリーンピースは考えます。
ALPS処理水海洋放出反対学習会「豊かな海を後世に引き継ぐために」/ 福島大学准教授 林薫平先生


2023年の「戦争の加害展」の感想

◆8月31日(木)
145、(ドイツと日本の戦後処理の違い)分かりやすくて良かったです。日本政府や安倍さんの主張は科学ではないです。教科書に、科学と政府見解が混在しているのは、学問として間違っています。今回は良く学びました。
ありがとうございました。(50代、市内、友人、ドイツと日本の戦後処理の違い)




記憶の継承を進める神奈川の会

 


横浜の「戦争の加害展」2023

長野県飯田市で起こっている731問題



飯田市の資料収集委員の方々が作られたパネル(展示されていない)



日本が中国に棄ててきた毒ガス問題
中国に戦後日本軍が遺棄した毒ガス被害に苦しむ人がいる(日本政府は補償していない)が、日本にも毒ガス工場で働いた人、毒ガス工場解体時に被害にあった人がいるが、大久野島の毒ガス工場で働いた人以外は補償が全くないか、十分でない(工場解体に関わった人々など)。
町に潜む毒ガス兵器2004.7.15
毒ガスの行方(浜名湖) 2003.11.15
隠されてきた毒ガス 1996.9.10
今世界に訴える毒ガスの島
湖底に沈む爆弾~化学兵器・もうひとつの戦後処理~
化学兵器をどう処理するのか~迫られる日本の選択~
忘れられた毒ガス被害者(相模海軍工廠)
毒ガス工場46年目の証言(東京第二陸軍造兵廠 曽根製造所)
毒ガス工場解体(大久野島の毒ガス工場解体)

化学兵器禁止条約が発効(1997年4月29日)されて10年過ぎても20年過ぎても(原則10年以内に廃棄)、中国に遺棄した日本軍の毒ガスは廃棄できないでいる。

 


遺棄化学兵器処理事業情報公開裁判

なぜ、処理事業で、処分できない砒素がドイツへ行くの?

その遺棄化学兵器の処理が化学兵器禁止条約が発効した1997年から26年経ってもまだ終了していない。本当に内閣府の計画通り、今までに発見されている遺棄化学兵器は、2027年までに処理が完了するのであろうか?


次回裁判期日 5月16日(木)11時~703号法廷

遺棄化学兵器処理事業情報公開裁判第6回

遺棄化学兵器被害裁判と被害者支援基金活動 2023 12 5



News & Information

\本日の弁論のご報告/


 被告は①3月末に開示決定変更通知を提示し、開示できる部分については開示する、②不開示理由については4月末に500ページ、5月末までに更に500ページ提出し、半年以内に全不開示理由を提出する旨陳述しました。これを受け、裁判長は原告に対し申立の変更手続きをするよう伝えました(元となる開示決定が無効になるため)。
 原告の私としては不開示であったことの違法性について判決があってほしいところですが、裁判の進め方として、開示できる部分については開示させていくことや、新たな開示内容やその理由について追求したほうがよいという弁護団の判断で、どういうものが出てくるのか様子を見ることになりました。
 なかなか亀の歩みで地味な裁判ですが、少しずつ進展を見せています。皆さまの注目が頼りです。引き続き、ご関心をお寄せ頂けたら幸いです。


\ご支援よろしくお願いします/





被爆国日本は、核兵器廃絶・反原発を推進すべし!!

防衛費増額反対!!

旧統一教会問題

帝銀事件

帝銀事件と731部隊

731部隊と大学

731部隊の4つの細菌戦

「証言 石井四郎」~語られた人物像~

細菌製造の731部隊~731部隊軍医秦正氏(はたまさうじ)の証言


厚労省は新型コロナワクチンデータを開示せよ!


関東大震災時の朝鮮人虐殺
リーフレット


プレ企画 映画「隠された爪痕」「払い下げられた朝鮮人」の感想
4、関東大震災時の朝鮮人虐殺は知っているつもりでしたが、特に「払い下げられた朝鮮人」において千葉県の地域で、地区ごとに地区の住民が朝鮮人を殺していたことを初めて知りました。自警団の虐殺。殺したのに、大した罪にならなかったこと?記録、名簿も大して残っていないこと。この映画を見て、余計東京都の小池知事の言動は許せません。ヘイトにつながるとのこと 納得。
(70代、横浜市内、Web・友人)

ビキニデーin高知 2023


「戦争と医の倫理」の検証を進める会シンポジウム

狭山事件ー石川一雄さんを訪ねて

小林多喜二没後90年(2023)

平頂山事件91周年集会(2023年9月)


細菌製造の731部隊~731部隊軍医秦正氏(はたまさうじ)の証言


南京大虐殺から雲南戦へ

今語るべき日中戦争






南京大虐殺
南京大虐殺

南京大虐殺(マギーフィルム)
パネー号撃沈

 



重慶爆撃
第58号 重慶爆撃
原爆投下や東京大空襲ばかり取り上げて、 日本のテレビや教科書が重慶爆撃を取り上げないのは問題だと思います。 (視聴者のコメント)
苦干(重慶無差別爆撃)



731部隊
731部隊展



原爆
ニュース257号



日航123便の怪(1985年8月12日)
【森永卓郎×倉田真由美】 日本航空123便墜落事故で分かった新事実



●東京帝国大学伝染病研究所

伝染病研究所の写真は、『傳染病研究所』小高健著より

●東京帝国大学伝染病研究所『実験医学雑報』
・東大伝研とは戦前、どんなことをやっていた機関なのか?
・1934年6月、宮川米次と阿部俊男は何をしに満洲国へ行ったのか?
・満洲衛生技術廠とは、一体何をやっていたところなのか??
・東大伝研は731部隊と連携を図っていなかったのか??
・伝研で毒ガスの講演?毒ガスへの対処法も考えることになるのか??
・小島三郎の渡満では、満洲衛生技術廠や大連衛生研究所にもいったのだろうか?
・1933年頃から細菌兵器開発の一環として、「満洲」の背蔭河では人体実験が行なわれているが、そこでも赤痢菌の研究が行なわれていたのだろうか?35年の川崎市の爆発赤痢は、人為的に行なわれたものなのか?それとも自然流行なのか?
・1936年5月に浜松一中で大福餅事件、37年9月に大牟田で爆発赤痢事件が起きているが、これなども細菌兵器・研究の一環として軍医学校や伝研の関与による仕掛けられたものか、自然に発生したものか究明する必要がある。
・1936年5月と37年9月の両事件に、小島三郎が出張しているが、果たして何をやったのであるか??
・河本禎助も毒ガスの研究をしていた。
・1938年6月1日の伝染病研究所で石井の厚意によって上映された映画には、731部隊の生体解剖でも映っていたのでであろうか?
精神的緊張裡とは、何のことだろうか?


実験医学雑報20巻 第7号(1936年)
本所職制改正
この度本所では職制を次の如くに改正し7月より実施することとなった。
*特別研究室とは何だ??


雑報10号(22巻、1938年)
※中込亘は、731部隊で細菌に感染して死んだのだろうか?
三田村は、真実を隠すだろう。

尚所長に代わって述べられた三田村教授の追悼の辞は次の様であった。
故中込亘君を想う
                 三田村篤志郎
 
 君が酒及び煙草を嗜まず、自ら持する事倹素で、事物に接して几帳面であり、一旦決すれば貫いて止まない強い意志の所持者であったこと等は一には君の境遇による修養の結果であったでしょう。しかし君の患難の生活が君を陰鬱卑屈の性格に導かなかった事は君の生来の資性に人に勝れた美点が多分に包蔵されてきた為でありましょう。厳格と同時に極めて温厚謙譲であった君が周囲の人々に和気藹々たる印象を与えたことは君に接する凡ての人の感得したところであります。





●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
吉田裕監修 
2001年ピュリッツァー賞受賞
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
戦後補償問題に国家無答責という天皇主権の明治憲法下の原則を適用するな!!  
第2部    仁愛の政治
1922(大正11)年―1930(昭和5)年

 


第6章 政治的君主の誕生



 こうして危機のきざし強まるなか、天皇と側近グループは政治化した将校団にどう対処するか検討し始めた。天皇の指示で牧野は西園寺と「軍紀維持」の問題について意見を交わし、尊敬を集める老政治家は、この問題は首相若槻を介してではなく、直接事務当局を相手にするのがよいと牧野に助言した。若槻内閣は成果を上げないまま経済恐慌と闘っており、軍部の意に反して財政緊縮政策を続けていた。しかも1931年夏、歳入不足を埋め合わせるため、とうとう官吏の減俸にまで踏みこんだ。








●日本国憲法9条
第9条【戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認】
①、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
②.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、
これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


RENUNCIATION OF WAR Article 9.
Aspiring sincerely to an international peace based on justice and order, 
the Japanese people forever renounce war as a sovereign right of the nation
and the threat or use of force as means of settling international disputes.
In order to accomplish the aim of 
the preceding paragraph, land, sea, and air forces, as well as other war potential, will never be maintained.
The right of belligerency of the state will not be recognized.

IMAGINE9
解説
9条をつかって、
戦争のない世界をつくる。

03
おたがいに戦争をしないと約束した世界

日本を取り囲む東北アジア地域には、このような枠組みはありません。朝鮮半島は南と北に分断されており、中国と台湾は軍事的ににらみ合っています。日本では多くの人が「北朝鮮が怖い」と感じていますが、逆に朝鮮半島や中国の人たちのあいだでは 「日本の軍事化が怖い」という感情が高まっています。
 NGOは、「東北アジア地域に平和メカニズムをつくろう」と提案しています。



※次期戦闘機の輸出が閣議決定され、色々な武器を自民党は輸出しようとしているし、武器の輸入も拡大している!!

日英伊共同開発の次期戦闘機 第三国への輸出容認 国会で論戦へ
【そもそも解説】防衛装備移転三原則の見直し 今なぜ武器輸出拡大?

 日本のパトリオット輸出 露外務省報道官が敵対行為と警告





『鹿屋(かのや)航空基地  史料館』(鹿児島県鹿屋市)について

~ご理解していただきたいことを文章にしました~

2022年7月17日記鶴ヶ岡裕一(都内在住)

鹿屋海上自衛隊内にある「鹿屋航空基地史料館」は、自衛隊とは全く別の、戦争のコマとされて亡くなった(命令によって特攻に行かされ、現場から上層部に無謀な作戦であると意見しても、全く無視された中で、更に多くの若き兵士たちが犠牲者となった)戦没者たちの史料館なので、別の場所に移動し、公的機関管理の『平和祈念資料館』(もしくは「平和祈念会館」~鎮魂と平和=憲法九条を明確にして平和を発信する「庶民のための」資料館)にすればいいとの考えに、ようやく、数十年かけて、たどり着き、まとまってきました。場所は、どこでもいいでしょうが、例えば、(平成の大合併で鹿屋市に吸収された)串良町平和公園内(海軍串良航空基地跡~特攻で363名戦死)でもいいでしょうし、その場合、既に鹿屋市内にて活動している「平和ガイド」の方々も力を合わせていけるのではないでしょうか。



PTSDの日本兵と家族の思いと願い・大阪証言集会

黒井さんのメールより

授業の生徒感想文の一部を紹介いたします。
2024年2月16日、50分の授業を受け持ちました。
★感想文
10、PTSDはその人だけでなく子供にまで害があると聞いて驚いた。また黒井さんが自分の人生は自分の力で切り
開いて欲しいという言葉におっしゃる通りだと思った。日本人は責任が強く同調圧力や断われない性格だったりして人と合わせたり、任せたりしがちになってしまう。それを少しの勇気を持って自分の言葉や意見を出して生活すれば平和な世界が作られると思った。




でくのぼう 戦争とPTSD



黒井秋夫さんのメールより

「戦争のない世界」
私は「戦争のない世界」をめざしています。
戦争のない世界は戦争で作り出すことはできません。
戦争は強い方が勝ちます。
正義や道理が通った方が勝つわけではありません。
戦争に負けた方の集団や国家にも必ず掲げた正義や道理があります。負けてその時は服従しても掲げた正義や道理はその集団や国家に残ります。時が経てば一度は引き下げた正義や道理は息を吹き返すでしょう。
戦争は問題を解決できないと私が言うのはそのことです。






祝 PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会(元・PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会)
立ち上げ6周年

★2018年1月17日の立ち上げ宣言・全文
・父は戦争の事だけでなく他の事にも無口でした。
1948年生まれの私はそういう父を生来の父の姿と思ってきました。
しかしベトナム戦争で米兵の3割前後が悲惨な戦争体験で精神を崩し、元の社会に復帰できないという。
同じような日中戦争や太平洋戦争を体験した日本兵も、つまりは私の父たちも精神を侵されたとして不思議ではない。
本当は父は正常な精神に戻りたいと必死に戦後社会を生きていたのではないだろうか。
私は快活だったかも知れない出征前の父は知らない。復員した後の無口な父しか知らない。
私は「本当の父」を知らないままに父を亡くしたのではないだろうか。
2~3年前からそんな思いで父を振り返るようになりました。
だとしたら、父も私も不幸だった。本当の自分を見せることも心の内を語ることもできずに苦しんだかもしれない父。
そんな風には生前一度も思ったことの無い息子。
その無口の父に反発し続けた私。父を通じて私も又戦争の傷を心に負ったのかもしれない。
私たちの世代にも呼びかけたい。
父親たちを見直そう。父親たちの精神世界を想像してみよう。
語り合おうではないか。
若い人たち、我々の子供たち、孫たちにも戦争は兵士のみならずその家族をも。戦争が終わったその後も家族を通じて長い間影響を与え続けるのだと伝えたい。
この指にとまってほしい!
2018年1月17日  黒井秋夫。