あれこれといじってみて、何とかムーブが成功するようになったのですが結構大変でした。その前に、ムーブ出来るようにするための手順が見つからず、手探りで結構骨が折れました。(^▽^;) せっかくなので、ムーブできるようにする条件を備忘録代わりに記事にしておきます。
＜ムーブが出来る条件＞
・リモート視聴が出来る事※前回の記事を参照下さい。
・おでかけ転送が設定済みであること
・ムーブしたい録画番組でおでかけ転送用データを作製済であること
以上の３点になります。
＜お出かけ転送の設定について＞
BDZ-EW500を起動して、ホームメニューを起動します。設定→おでかけ転送設定→おでかけ転送機器に入ります。ここで機器をスマートフォン／タブレットＰＣに設定します。
これで、BDZ-EW500では録画番組からムーブ用データを作製出来るようになります。
＜ムーブしたい録画番組でおでかけ転送用データを作製済であること＞
次に、むーぶしたい録画番組をiPhone/iPadへのムーブ用データ変換します。
BDZ-EW500でムーブしたい録画番組を選択し、リモコンのオプションを押した後、画面のおでかけ転送を選択、選択転送or全て転送を選択します。
テレビに「ネットワーク経由のお出かけ転送は本機の「おでかけ転送」からは実行できません。転送先の機器から～」というメッセージが出るので「はい」を選択します。あとは、ムーブしたい録画番組を選択して変換が終わるまで待ちます。※都度の変換が面倒な場合はおでかけ転送設定から高速伝送録画を「入」にしておくと番組録画時にムーブ用データも同時並行で作られます。
これで、iPhone/iPadで『Media Link Player for DTV』からムーブしたい録画番組を選択すれば転送されるようになります。
＜ムーブが途中で失敗する場合＞
最初は、５分程度の番組しかムーブ出来なかったのですが、BDZ-EW500をリセットした後は、ムーブが失敗しなくなりました。リセットボタンはBDZ-EW500の前面パネルの右端にリセットスイッチがありますが、電源ボタンを10秒程度長押ししてリセットがかかりました。
あれこれといじってみてわかってきたのですが、リモート視聴中にリモート視聴がストップすると以後はムーブが失敗するようになるようです。こうなると、BDZ-EW500をリセットするまで直らないようです。
＜リモート視聴とムーブの画質について＞
ムーブの解像度はおでかけ転送の設定に依存するので640ｘ480が限界です。リモート視聴視聴の画質と比較するとやや見劣りがしますが、テロップなども何とか読めるレベルではあるようです。
＜リモート視聴＞
リモート視聴の画質ですが、解像度も高くてテロップも読みやすいです。
＜ムーブ＞
おでかけ転送画質（640ｘ480）なのでiPhone5等の画面だとあまり差がわかりませんが、テロップなどの字がやや潰れてますが読み取り可能なレベルです。
＜ムーブした番組の視聴の操作性について＞
左にフリックするとチャプターが表示されます。BDZ-EW500ではCMごとに自動でチャプターを打ってくれるので、CMをバンバン飛ばせて視聴が捗ります。
アプリの価格は￥850とやや割高ですが、ソニーやパナソニックのHDDレコーダーやナスネを持っている場合は録画番組を持ち出せるかなり遊べるアプリだと思います。
アプリ名：Media Link Player for DTV - ALPHA SYSTEMS INC.
エンターテイメント：9.3 MB
価格：￥900
機種：iOS 6.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み