睦月が終わる('14.1.31)
今日で一月が終わります。気のもめる一か月でした。認知症とレッテルを
貼られた姉の生活は、昨年5月以降天地が変わるほどの変化を遂げてしまい
とうとう背骨を5か所も圧迫骨折されるという体験をする羽目になってしま
いました。
おまけにノロウィルスの蔓延する施設の中で、寝たきりになってしまい、
施設全体が面会謝絶という措置がとられて、生きているのかどうかと、本
気で心配しました。
3週間の面会謝絶が解かれたのは、1月20日(月)でした。驚いた事
に姉は元気を回復していました。寝たきりで、絶叫して痛みに耐えていた
あの姿は何処へ行ったのか?
一日中付き添っていっぱいお話をしました。3週間のあいだ一日おきに
手紙かはがき、そしてFAXで連絡をとって励ましてきました。1月の初め
には声がかすれてしまい、今にも終わりそうでした。9日以降車椅子に乗
り生活するようになってから。驚くほど回復したようです。
わたしの中では姉が認知症だから、赤ちゃんのように扱うことはしませ
んでした。お便りは漢字入りで、共通の話題を書いて送りました。事ある
ごとに写真を撮って記録してきました。
あんなに痛がっていた姉の症状を周囲の誰も気づいてあげない現実に、
驚くというより専門に見ている介護士、看護師、医師、ケアマネのみなさ
んは、姉のどこを見ているのか?と思ったほどでした。
理由は簡単です。姉は当初から介護拒否をしてきたので、態度が大袈裟
になってきたと判断していたようです。「ベッドから車椅子に移るときに、
ボキって言ったんだよ」と姉が言っていました。あの痛がりようは尋常で
はなかったので、診断させてもらいました。
親切に優しく接してくれるK医師の診断で、胸椎2か所、腰椎3か所の
圧迫骨折が見つかって痛みどめが投与されて、ベッドに寝て過ごす生活が
続くようになりました。しかし、その経過はノロウィルスの発症で75人
中30人が感染してしまい、姉は感染しませんでしたが、このようなとき
でも誰も面会できず、孤独に耐えていたようです。
