1泊2日で某テーマパークへ行った。

ママが切望するかたちでの

今回の家族旅行第一弾だ。

オレは睡眠もよく取れていない状態で

関東までの道のりを高速で

行きも帰りも運転しなくてはならない。

ここでいきなりハプニングが。

高速時速100キロで90キロの距離地点で、

ステップワゴンがオーバーヒートし

エンジンが全くふけなくなった。

介護車なので代わりの車もなく、

絶望しながらもサービスエリア毎に

エンジンを冷やしながら時速80キロで

ダマしながらなんとか現地まで

辿り着く事が出来たが、

高速道路の狭い路肩に止まった時には

命の危険を感じる事となった。

ホンダにはしっかりクレームを

入れる必要があるだろう。


今回はバリアフリーで楽しめる

代表的なテーマパークということで、

オレたちは手放しで期待を膨らませていた。

しかし、現状は期待外れもいいとこで、

宣伝文句と従業員の対応は酷いものだった。

◾️電動車椅子のレンタル不備

これはリチウムイオンバッテリーを介し

補助者が牽引するのだが、

バッテリーが1日持たないので

最寄りのスタッフに申し出れば

交換をします。との事だったが、

実際はスタッフは勉強不足で

たらい回しの対応に

疲労困憊のオレはすでに「キレ」モードに。

しかし、ママ達には気分を害する事なく

陰の方でスタッフにクレームを放った。

「出来もしない事を広告で謳うんじゃない!」

「スタッフの勉強不足が目立つ、

コレが初めての試みとかありえない!」

大人気無いのは分かっているが、

日本で上位に位置するサービスが

この程度なのか?という怒りも込める。

◾️車椅子可能のアトラクション

これはほぼウソと言っていい。

結局「アトラクション」という乗り物は

車椅子でも“歩ける方”が前提の様で、

肢体不自由の障害者は無理がある。

理由は、

アトラクション専用の車椅子に

いちいち乗り換えなくてはならない。

コレにはオレも激怒してしまった。

(疲労からくる怒り、人混みのストレス、

普段はこの程度でオレは絶対キレない)

「オマエらいい加減にしろよ、

身体が不自由だから車椅子なんだろが!

いちいち乗り換え出来ねんだよ!

敷地内でレンタルしたモノが

ココで使えねえなら最初から

車椅子可能とか言ってんじゃねえ!」

「歩ける車椅子の方限定と広告しろや」

オレの暴言に後にママがスタッフたちに

申し訳なさそうに謝っていた。

オレの1番の怒りの原因は、

ママをガッカリさせたテーマパークだよ。

クソが。(失言)

◾️駐車場誘導員の迷対応

2日目は別のテーマパークに行ったのだが、

陽気な守衛に駐車チケットを渡し

介護車なので駐車スタッフの誘導で

2階から1階に行けと言われたが、

指示された所にはスタッフは居らず

出口まで行くことに。

また入り口に戻るには

一方通行の道路を15分以上掛けることに。

朝からオレは三度怒りモードに。

陽気な守衛が「アレ!?」

また来たという顔にオレは、

「オマエら、ふざけんなよ!

満足に案内も出来ねえなら

最初から誘導員なんか立たすなよ!

誘導すんならちゃんと案内しろ!」

陽気な守衛の顔は瞬く間に

泣きそうな表情になっていくにが分かる。

この人に罪が無いのは分かっているが、

連帯責任で反省して欲しい気持ちで

今後に活かして欲しい。

明らかにスタッフに対する周知が乏しい。

コンプライアンスかなんか知らんが、

ぬるま湯教育でこういう人材が

これからも増える気がする。

◾️クレーマー対策の情報網

スタッフの間でオレが「クレーマー」

ということが伝わってるようだ。

それを分かるように伝えてくる

スタッフにも良い気はしない。

「前回説明は聞かれて無いんですか?」

言い方に敵意を感じる中年女性。

態度の悪いスタッフには

オレもそれに応える。

舌打ちをして目を見ながらシカトだ。

(応えてねえか)

車椅子を返却する際のスタッフは、

「前回はバッテリー交換の不備が

御座いましたが今回は問題無かったですか」

それに対しオレは、

「スタッフが信用出来ないから

自分で対応したから問題無いですよ」

と嫌味を入れて返事した。


多様性の社会だかなんだか分からんが、

「カスタマーハラスメント」

という言葉を表面的に覚えて

客対応に配慮って無くなったなあ。

お客様は神様です、という対応が

素晴らしいと思えた時代は崩壊した。

接客の対応を履き違えて

勘違いしている馬鹿が増えている。



ママとムスメが喜んでくれたのが

今回唯一の救いだったよ。

しかし、

あとはホンダにクレームか。