金曜の午後は会社を休み、映画を観た。

別にサボったわけではない。

夕方から病院の説明で呼び出されており、

定時で帰れない可能性を見越して

半日で帰ったのである。

ママからの要望で車椅子を持って来いと、

代車の新型フィットに詰め込んで病院へ。



↑小さい車なので車椅子を詰め込むには難義した。



帰る途中に国道で事故だったらしく渋滞...

これにより予定を変えることに。

(一旦家に行こうかと思ったが直で映画館へ)



遂に観ることが叶った

「ゴジラ−1.0」

結論から言うと、

この作品は映画館で観るべきだ。

これは間違いなく邦画最高峰のVFXだろう。

そして、歴代ゴジラ映画の中でNO1だ。

「シンゴジラ」は面白かったが、

空想力が強く現実味が無かった。

今回のゴジラは戦後間もない東京で、

正体不明の巨大生物が“縄張り”を理由に

破壊しまくる絶望的災害なストーリーだ。

耳に馴染んだ昭和ゴジラのサウンドに、

少年心をくすぐる戦艦や戦闘機が活躍し、

なによりも俳優の人選も良かった。

終盤には涙が出る程に感動したが、

オレが歳で涙もろくなったわけではない。

登場人物に感情移入が出来るくらいに

人間模様が上手に表現されているからだ。

この作品はネタバラシをしてはいけない。

監督は「三丁目の夕日」の山崎貴。

この人に特撮映画を撮らせたら、

おそらく右に出るものは居ないだろう。

評価:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

文句の付けようが無い、金星五つ。

もう一回映画館へ観に行きたい!


ちなみに、病院の説明が難しく

結局のところママの心臓が

通常の半分くらいしか動いておらず、

薬投与を変えて様子を見ると言うことだった。

オレの車も入院中という理由と、

両脚が動き始めているので

(これは担当医も驚いていた)

毎日リハビリを受けられるという事もあり

11月いっぱいの入院になった。



最近はママの調子が良く、

悪態は健在で憎たらしい程だ。

脚が動くようになったので、

取り敢えずの目標は足の指で

オレをつねることらしい。

「お前、歩けるようになるよ」

「働きに出てもらうから覚悟しろよ!」

ママに明るい目標が出来たので嬉しいよ。