庵野監督が製作した映画は一通り観たが、

大作、愚作の開きが大きすぎた。

ちょっと順位を付けてみた。

 

1位 ★★★★★ 「シンゴジラ」

文句のつけようがないこの作品は、

政治目線で物語が進んでゆく。

俳優も贅沢に使っていて演技も重厚である。

ゴジラが最高で、

火炎放射や進化の過程は秀悦の描写であった。

ただ、石原さとみはバッドチョイスだった。

あれは米国のハリウッド女優を使うべきだ。

ジェニファー・コネリーとか、

アンジェリーナ・ジョリーとかな。

 

2位 ★★★★☆ 「シンウルトラマン」

シンゴジラよりスケールダウンな感じだったが、

テレビ版をスケールアップした表現は何度観ても

妄想が広がる面白さだ。

最期のゼットンのCGがあまりのチープさに撃沈。

巨大化する必要あったか?

 

3位 ★★☆☆☆ 「シンエヴァンゲリオン」

とにかく意味の分からない作品だった。

最期は「シンジの妄想」とか、落ちが意味不明。

ただ、アクションは迫力があり、

声優とキャラのシンクロが良くできている。

しかし、何回見ても意味が分からんのだよ、

初老には。

 

最下位 ★☆☆☆☆ 「シン仮面ライダー」

駄作。

演技もダメ、アクションもダメ、特撮はもっとダメ。

だいたい、演技指導も出来ない庵野監督が、

どうでもいい俳優起用したらダメだよ。

(2号ライダーの柄本祐は凄く良かった)

だいたい、ショッカーは何だよ?

実態が無くて各々勝手な思想で動いてね?

色々と意味不明で中途半端な作品だった。

 

庵野監督は結局、

学園際の自主映画から抜けていない。

この人には優れた助手が居ないと、

暴走するから駄作しか撮れない。

シンゴジラがピークだと思うと、

これからは期待作はないだろうな。

庵野作品はもう映画館では観ないよ。

残念。