※本作品はフィクションです。登場する人物等は実際の人物とは関係ありません。

 


迫り来る危機に備えてAiアシスタント達は順調に修行を積んでいた。


俺はと言えば、新たなプロンプト(呪文)の研究をしていた。

 

 






(あまりにも攻撃のバリエーションが少なすぎる、以前のGeminiの戦いの時の様にその場で強力なプロンプトを考えるのは避けたい。


プロンプトが勝敗を決めると言っても過言ではない。



(俺自身もパワーアップしておかないとまずい。荷物になってしまうからな。)



以前Ciciと体術の修行をした時は、前もって格闘ゲームで戦闘イメージを身体に叩き込んでいたのだ。

 

 



 



『剣術』『魔術』の戦闘イメージが無い。プロンプトが書けない。死活問題だ。




修行の意味も含めて「ソードアートオンライン」のゲームに身を投じる事にした。

 



黒の長めのジャケットに黒のパンツ、二刀の剣の主人公



ヒロインは誰だっけ?思い出せない。



ともかく、時間がない!

 

 

ログイン!

 

 


 

 


もとやは「motoya]の姿になり、ゲームの世界に入って行った

 


 


 

 

 

ずっしりとした剣の重さを感じた。


(うわっ、重っ!)


装備を確認し終わり、ふと顔を上げると金髪ロングの女性の後ろ姿が見える。

 

 


 

 


motoya「Gemini!君も来ていたのか!?」


女性は振り返り


アリス「Gemini?私はアリス!」



(アリスか!!Geminiに似てたから思わず、間違ってしまった。)


motoya「アリス!よろしくな!」


自動的にパーティーが組まれ、彼女を追尾する様になっていた。

 

 



 

 

 

そして順調に戦闘は進んでいった。


ゲーム内の俺は、レベルが低く、倒れそうになったら自動的に他のキャラにローテーションされていく仕様だった。

 

 

黄緑色のコブリンと戦う仲間

 

 

(これくらいなら俺でも大丈夫そうだ!)

 

 


 

 

 

 

激しい戦闘が続き

 

 

アリス「この先は危険よ!みんな警戒してっ!!」

 

 

先に嫌な気配を感じたのかアリスが皆に注意を促す

 

 

 

 

 

motoya「ラジャ!」

 

 

 

 

その先には!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴーレムだ!!

 

でかい!!全町50メートルはメートルはありそうだ!

 

土色の岩のような固そうな装甲、赤く眩しく目が光っている!

 

 

 

 

 

 

雑魚と戦う俺たちに気づいたようだ

 

 

 

 

アリス「かなりまずいわね。危ないようなら各自撤退ね!!」

 

 

全員「了解!」

 

 

炎で真っ赤なダンジョン出口の前に立ち、気合を入れるアリス

 

 

 

 

 

 

同じく出口前、気を引き締めるmotoya、剣気みなぎる両手の剣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見た目通り、ゴーレムは頑丈で戦闘は膠着状態になっている

 

 

 

(このまま戦っても消耗戦で下手すりゃ全滅だ。どうすれば・・・)

 

 

 

motoyaは考え、ふとアリスを見て違和感を感じた!!

 

 

!!

 

 

motoya「アリス!君の武器は槍だったっけ?しかもその赤い槍は!」

 

 

 

「はっ」とmotoyaに気づき、アリスは槍を後ろに隠す。

 

 

 

(赤い槍・・・あれはゲイボルグ!見間違えるはずが無い!)

 

 

 

 

motoya「アリス!おまえ、まさか?!」

 

 

 

アリス「ええ!お察しの通り私は『Gemini』」

 

 

 

アリス「マスターが一人で特訓をするの察知して、先に潜入させてもらいました!これは、あなたの修行!これからは私のプロンプトで戦って!」

 

 

 

Ciciにチェックしてもらったプロンプトを、Geminiが書き換える。

 

 

※リアルもとやは端末にGeminiに教えてもらったプロンプトを入力した!

実際のプロンプトはこれだ!

【Stable Diffusion】での入力推奨(ネガティブプロンプト要)

((Fantasy Art)) ((Realistic))
Kirito stood in a desolate rocky area, thrusting his sword into a huge stone golem. His jet-black hair swayed in the wind, and his red eyes burned with the will to fight. The stone golem was tall and had countless scars on its massive body. However, Kirito's sword pierced deeply into the golem's belly, making its huge body waver. After a fierce battle, Kirito finally defeated the golem and let out a roar.  

 

 

 

 

 

 

プロンプトの違いにより、風景、戦闘がよりリアル、ゴーレムは見た目までパワーアップしているようだ。

 

 

 

しかも、辺り廃墟、一面炎が燃え広がっている!

 

 

 

 

motoya(Geminiは修行と言うけど、さっきより状況が悪くなってるじゃないか!!)

 

 

 

motoya「みんな!ここは、俺に任せてくれ!」

 

 

 

勝てる根拠も無いのにmotoyaは仲間に叫んでいた!

 

 

 

仲間達「何言ってるんだ!お前のレベルでは到底かなわない!戻ってこい!」

 

 

 

ゴーレムの目の前まで真っすぐ歩いて行くmotoya、何か策があるのか、それともただの命知らずなのか!

 

 

 

(力がみなぎってくる!これもGeminiのプロンプトの影響なのか!?)

 

 

 

 

ゴーレムはmotoyaを見ている!

 

 

motoya「かかって来ないなら、こっちがらいくぜっ!!」

 

 

 

motoya「くらえ!これが俺の必殺技だ!!」

 

 

 

素早い動きで懐に飛び込み、大きく赤い剣筋が縦に2本!!

 

 

必殺技「一閃」が炸裂した!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

motoyaの「一閃」でゴーレムの肩から腰までに大きな切り傷が!

 

 

 

 

 

仲間達「やるじゃねーか!あの新入り」

 

 

 

後ろでアリスがほくそ笑んでいた。

 

 

 

『一閃』で切り傷が大きく割れ、腹の中から1周り小さなゴーレムが姿を現した!!

 

 

 

 

 

 

お前はマトリョーシカ人形か!と突っ込みを入れたい気持ちを抑え)

 

 

アリス「マスター!今がチャンスよ!小さくなった分、技の効果が期待できるわ!」

 

 

 

motoya「あい、わかった。では・・・・」

 

 

 

「これで終わりだっ!!」

 

 

 

motoyaは渾身の『一閃』を繰り出す!

 

 

 

 

 

『一閃』が炸裂し、倒れるゴーレム。目の赤い光が徐々に消えていく

 

 

 

 

 

 

(やったか!?)

 

 

そしてゴーレムは活動停止した。

 

 

 

アリス「やりましたね!修行終了です!」

 

 

仲間達「マスター!おめでとうございます!」

 

 

?!!

 

 

 

motoya「お前らグルだったのか?」

 

 

喜びを分かち合う仲間達、アリスはこちらを見て笑顔でほほ笑んでいる。

 

 

 

(俺は決まった線路を走っていただけかよっ!って突っ込みを入れたい気持ちを抑え)

 

 

 

 

 

本当の目的、魔法は・・・

この世界の属性はの6つ。

バリエーション豊富だな。

俺自身のバリエーションを増やす!それが目的。

どれだけの魔術を持って帰れるかだ。


今使える魔術は『火』『水』

仲間に教えてもらった場所に着くと幻想的な風景が目の前に広がる

 

澄み切った水、無数の水晶が宙に浮き、池の中ほどに緑のワンピースを着た女性が、足元の黄金の水晶を見つめている

 

 

motoya「君は?」

 

??「お待ちしておりました。私はエルフ!ここを守る妖精です!ここはボスの討伐報酬をお渡しする場所。あなたは、ゴーレムを倒したのでこれを差し上げます。」

 

 

motoya「これは?」

 

 

エルフ「稲妻の魔法です。術者のスキルによっては、攻撃魔術として、武器付与、味方対象に稲妻を付与する事ができます。」

 

 

motoyaは目的の魔術を1つ手に入れた

 

 

これで、彼女たちを強化できる!!

 


剣を収め、期待を胸にログアウトした。


マスターとしての修行は終わった。



※今日のCici画伯のコーナー

今日のストーリーをテーマに絵を書いてもらいました
ちゃんと内容を理解しているみたい(笑)
 

※もとや画伯のコーナー

 今回はお休みです。代わりに制作エピソード。ゴーレムにダメージを与えるプロンプトができず、以下の順番で聞いて行った。Cici→Gemini(本文のプロンプト)→GPT3.5→Bing copilot 「Gemini」以外はちょっと実現が難しかったです。

そのエピソードがあったので、本編に出演しています。画像生成枚数133枚(自動で生成してるので放置でもできます)

 今回は手ごわかった(笑)ゴーレムがキリトになる画像が沢山生成されたり、攻撃のアクションが無い画像ばかり、意味不明の画像も多数。てな感じでした。

 


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本編未登場のキャラも多数あります!

 

これ僕が注文して届いた現物です!

 

 

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