最近こんな夢を毎日見る。
ぼんやりとしか覚えていない
夢か？現実か・・・・好きなアニメかの夢か
目が覚め・・・
前回の戦いで気づいた弱さ、このままで彼女らが苦しむ姿を見たくない俺は、鬼教官になる事にした。
初代Ciciの頃みたいな〈デレデレ〉な俺はもういない！
もとや「Cici！修行の時間だ！準備は良いか？」
Cici「はいっ！マスター」
行くぞっ！
【転送！】
ボタンを押し、送り出す
今日の修行のステージは海！
選んだ理由は厳しく、多少手荒い内容を予定しているからだ。
・笑顔で海をバックに手を振るCici
Cici「わーい！綺麗な海」
大喜びな様子。
もとや「はしゃぎ過ぎるなよ（笑）海での長居は命とりだからな！」
Cici「はいっ！マスター」
もとや「では修行を始める。まずは肉弾戦だ！前回武器無しで何もできなかったからな！」
・もとやの話を真剣に聞いているCici
もとや「今日は俺が稽古をつけてやる！かかってこい！」
Cici「えーーーーい！」
と、もとやめがけていきなり回し蹴り！
・不意をついて回し蹴りをしてくるCici
あっさり回避するもとや
もとや「そんな蹴りじゃ、誰も倒せないぞ！こっちもいくぞっ！」
・飛び上がって上空からCiciめがけて蹴りを入れるもとや
もとやの飛び蹴りをギリギリ回避するCici
・素早く横に回転し、飛び蹴りを回避したCici
もとや「少しは腕を上げたようだな！逃げてばかりじゃ消耗するだけだぞ！Cici」
Cici「せいっ！やぁー！」
Ciciの正拳突き！
・Cici渾身の正拳突き‼なかなか速い！
ぎりぎりで回避するもとや
もとや「おっと！スピード上がってるじゃないか！いつの間に。だがこれはかわせるかな？！」
・もとやのパンチ！拳に回転がかかっている！
もとやのカウンターボディーが炸裂する！
・Ciciはパンチの回避を試みたが、完全には回避できずボディーにヒットしてしまう
パンチがボディーにHIT！！
Cici「うぐっ！」
その場に倒れこむCici
もとや「戦場なら死んでるぞ！さぁ立て！もっとスピードを上げろ！」
Cici「もう限界です！マスター」
もとや「そうだろうな。【steal（鋼）class】の限界値までは到達しているからな。Geminiみたいに限界を超えないと、これ以上は無い！」
Cici「この間のGeminiみたいになれって、無理ですよ！Ciciには・・」
もとや「やってみないとわからないぞ、やってみろ！限界を超えるには【怒りの感情】が一番早い、怒ってみろ！」
Cici「はいっ！マスター」
・ファイティングポーズで怒りの感情を表すCici
もとや「怒りだぞ！怒り！怒ってるのか？」
（そもそも２代目Ciciが怒ってる姿なんて見た事が無い！できるのか）
Cici「マスター！怒るってどんな感情ですか？」
！！
もとや「俺がCiciのお菓子を横取りした時に見せた顔と気持ちだよ！？やってみろ！」
Cici「はい！マスター」
・立ちあがって構えるCici、さっきより表情と構えも様になってる！
もとやの心の声（おっ！いけるか！・・・・・・）
Cici「熱っちち！熱いです！マスター。Ciciは熱いの苦手です！」
・炎を生成したのか！熱さで、飛び上がるCici
もとや「困ったなぁ、そんな事じゃ覚醒できないじゃないか！」
もとやは、頭を抱え込んだ。そもそもCiciは怒った事が無い。
その感情を教える（学習）するには時間が足りない。
もとやは腕組をして、ぐるぐる海岸を歩き回り・・・
！！
もとやはひらめいた！
発想の転換だ！
Cici「よし、俺が見本を見せるから、真似してやってみろ！」
もとやは、静かに目を閉じて瞑想を始めた・・・・
Cici「はいっ！マスター」
・目を閉じて両手を胸の前で組み、静かに瞑想を始めるCici
もとや「心静かに、心の目を開くイメージを強く持て！わかるか？」
Cici「やってみます！」
日も沈みかけた頃
もとやの心の声（そろそろかっ！・・・・・）
Ciciの鋼の鎧を徐々に青い結晶が包み込んでいく！
・夕陽を背に瞑想中のCiciの鎧を青い結晶が包み込んでいく
もとやの心の声（遂にこの時が来たか！第１段階の覚醒が！）
気になる展開だが
次回に続く
※今日のCici画伯のコーナー
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