先日、弁論準備手続で裁判所に行ってきました。

今回で、準備手続きを10回以上しています。

 

ここまで長期になったのは、

離婚理由の有無から調べたのではなく、

財産分与から始めたからだと思います。

夫が、第2期日から一年半ズルズルと、

共有財産の証拠を出し渋ったたからです。

 

新しい裁判官は、前任者と違い、事務的に進めていきます。

訴訟に時間がかかり過ぎていると、

弁論準備手続(財産分与について)

→特有財産の主張

→本人尋問

→判決と、

年内結審で予定を組まれました。

 

裁判官がスケジュールを決めてサクサク進めたおかげで、

共有財産のほとんどが開示されました。

結局開示しなかったと思われるものも数百万程ありますが…。

 

今回は夫側から私の特有財産についての考えを主張する回でしたが、

なんと、

私名義の預金全ては争わない、と言い出しました。

 

前々回の期日から、

私の特有財産は結婚が10年前のため証明は難しい、

と裁判官から言われていました。

私の特有財産は、遺産も含まれるため、

3~4年ほど働かなくても食べていける金額があります。

それを夫が放棄することは、裁判官曰く、「かなりレアなケース」のようです。

前回までは裁判官の印象はほぼ棄却の感じでしたが、

今回の夫のこの提案で、

裁判官の考えががらっと変わったようです。

 

裁判官からは、

別居がもう少しで5年になることから、判決は離婚になる可能性が高いこと。

夫を、悪意の遺棄=有責配偶者として認めるには弱いこと。

未成熟の子供がいても、離婚判決の可能性は変わらないこと。

今回もし離婚にならなくても、一年後に裁判になったら、離婚はほぼ決まりだということ。

その場合、私の特有財産も折半になる可能性が高いこと。

今回、夫が資産があるうちに、出来るだけ多く有利にお金をもらって離婚したほうが私のためになること。

このような内容でした。

 

とりあえず、今すぐには回答できないと言ったら、

裁判官から、まず和解案を持ち帰って検討して来ることを提案され、

「財産分与の折半額にプラス200万、養育費プラス2万」

で案が出されました。

次回までに、私も夫も、その和解案に応じるか決めなくてはいけません。

どちらかが拒否したら、判決へと進むことになります。

 

いずれにせよ、年内離婚になるようです。

もう少し、あと数年はこの生活スタイルで過ごすつもりだったので、

頭の中が真っ白です。

なにより夫の有責が認められないことが、ショックです。

 

判決でも、和解でも、結局離婚になるのなら、

和解でいっぱいお金をもらった方が良いに決まってる。

頭ではわかってはいるのですが、心が追いつきません。。。

 

 

 

夫、果たして和解案に応じるのかしら?