入店後の話4

 

 

 

 

 

前回は少し話題がずれたのでまた元に戻そうかと思う。

 

 

実はディーラーのデビュー後の話であるのだが、ミスうんぬんではない事象が付きまとうのである。

 

 

これが第2の試練かもしれない。

 

 

賭博というかゲームである以上、店舗側お客側双方にとって当然勝ち負けという当たり前のことがある訳であるが、不思議なことにぜんぜん勝てないディーラーという者が出てくる。

 

運に左右はされるのは当然ではあるが本当に不思議ではあるが、10回ディーラーをして10回とも店側が赤字になってしまうディーラーもいるのである。

 

 

業界において「肩が弱い」と呼ばれるディーラーの誕生である。

 

 

年単位で見ればその後取り戻すほど収支をプラスにするディーラーもいるが、それまで待ってくれないのが店舗経営者であり悲しいことにクビを言い渡されたりもするのが実情である。

 

通常のバイト等であれば労基法もあるので、即退店などはありえないのであるがそこは悲しいかなアングラな業種理不尽なことも多々あるのである。

しかも次に勝ってくれば猶予ありと言われても、そういう場合なぜか負けて帰ってくるのである。

 

本当に不思議な現象である。

 

とはいえお客への接待が上手くお客を呼べるようになってしまえば、肩の弱いディーラーでも引く手あまたになるからさらに不思議である。