入店後の話12
居心地のよかった店舗を退店したあとの話しをしよう。
辞めたあとであるがどこで仕事をしようかと探しながらのんびりとしていた時期があったのだが、とあるディーラーか、新しくお店を開けるので来てもらえないかと打診があった。
場所や条件を聞いたところ悪い話でもなかったので勤務することになったのであるが、よくある話で聞くと見るとでは大違いでまったく仕事にならず早々にお断りをしたのだが、辞めて正解勤務した従業員の大多数が給料未払いになっていた。
今でこそそういった事は少ないが、当時は月給制が多く未払い問題はやまほどあったのである。
結果、日払い制でないと勤務しない者が多発したので今ある店舗の多くは日払い制であると思われる。
その店舗は東京なのであったが関西流と関東流では場面の進行なども若干異なり、関西での経験者は関東では言葉の違いもあるが結構嫌がられる事が多かった。
結果元の関西に戻ったが、実は当時稼業の方の問題もあり、何気に職場を選ばないとトラブルになりそうな雰囲気があったのだ。
知人の話であるが、当時中〇会系の店舗で勤務しており、宅〇組の方が神戸で亡くなった時期には仕事終わりには店舗周りにいわゆる黒塗りの車が多くあり、遠くからフラッシュが光る(写真に撮られていた)など、気疲れしていた。
そういう事もありしばらくは仕事をせずにいたのである。
次回は業界から消えたディーラーについても書いてみようかと思う。