たまぞうが11月になっても

毎日半袖半ズボンで登園している😇

(加えて、土日はサンダルで過ごすw)



日中、結構日差しがあるから仕方ない。


たまぞうには自分のことを

自分で任せているので

「薄い長袖にしたら?」

とか

「寒くなったら上着着なよー」

とは言うのだけど

最終的に自己判断に任せている。

(で、結局保育園にいる間は

夕方まで半袖半ズボンで

園庭を駆け回っているというw)



それでふと、思い出したことがある。



まだ私があきぞうと結婚したばかりの頃。

子どもはいなかった。


私は都内の駅のホームで

電車を待っていた。



すると、4、5歳くらいの女の子と

ベビーカーの下の子を連れた

お母さんがいた。



都心に近いお金持ちな人が住むエリア

(ど偏見)ということもあり

私にとってはお上品な雰囲気の親子に

見えていたのだけど

お母さんはお姉ちゃんに

こんこんと説教をしていた。



たぶん、上着を着なさい、

的なことを言っていたと思うんだけど

印象に残っていたのはそこから先の

幼児にかけるとは思えない言葉だった。



「体温が一度下がると

免疫力が落ちます。

それであなたが風邪を引いたら

お世話をするのは誰?

お母さんよ?

〇〇(多分下の子)と

おじいちゃんのお世話もしながら

お母さんはあなたの世話も

しなきゃならないの。

だからあなたが風邪を引いたら困るの。

体調管理はあなたが自分でしなさい」


文章だけでは伝わらないかもしれないけど

くどくどと厳しく責め立てる感じの口調で


まあ、上着を着て欲しいとか

風邪を引いてほしくないとかは

幼児にかける言葉としてわかるけど

免疫力の話と体調の自己管理を求めるのは

厳しいよなぁ、と

当時子育て経験ゼロの私でも

そのお母さんの話の高度さと口調に

辟易してしまったのでした。





で、その時の女の子の様子、



無😶


でした。

お母さんの方は向いていなくて

空中ぽかんと見つめて

聞いているんだかいないんだか。





ああ、多分この子は

こうやっていつもお母さんのお説教が

終わるのを待つんだな…と


いたたまれなくなって

その場をそっと離れた記憶があります。




人んちの事情や子育ての方針に

口を出すほど野暮じゃないので

これについてあれこれ言う気はないけど


とにかくそのお母さんの口調と

無になった子どもが印象深くて

10年近く経った今でも

記憶から離れないのでした。



ただ、子育ても介護も経験していない

当時の私ですらも

両方が重なることの大変さは

相当なものだろうと想像できたので


どうかお母さんが大変な状況を抜け出し

お子さんはまっすぐ育ってくれたらいいな

とだけ思っておきました。




……で。

これはまあただの私の忘れられない話で

オチは特にないんだけどw


たまぞうは

「今日の夕方は寒かったから

明日は長袖にする」

と自らの反省を活かし、

今日は長袖登園してくれましたw


つまりはそうやって

身体で覚える、経験で覚える、

それでいいと(我が家は)思ってます。


でも、風邪を引かれたら大変になる

お母さんの気持ちもよーくわかるので

「上着着て!」「風邪ひかないで!」

も、わかる。笑








そうそう、今日は

就学前健康診断だったんだけど

もうすごーーーーい人の列だった😇

少子化、嘘じゃね???



数秒で終わる検査3つのために

並んでいた時間、一時間…

ぐったり_(┐「ε:)_