SPATRAIL Shima to Kusatsu 2018
リベンジで臨んだ72キロのトレイルレース。
…完走
できませんでしたーーーー
前回より1つ先の関門まで行けたのですが
58キロまで…(前回56キロ)
悔しいいいいぃぃぃ
妊娠前より出場できるレースが減ったので
その分一つ一つのレースへの思い入れが強くなってきていて
かなり悔しいです…
でも今出せる実力は全部出せた…と、思う…
この悔しさをここにしっかり書いて消化しようと思います
興味ない方はスルーしてください(笑)
レースは6月24日の朝5時スタート。
自分の身を守るものがぎっしり詰まっています。
山を走る時は登山と同様(登山よりやや軽いものの)、
準備が大事です。
あきぞうがホテル前で見送りしてくれました。
(たまぞうはまだ寝てたので短い時間だけ)
今年は一昨年に比べて湿度が低く、レース日和に感じました
(出てないけど昨年は雨で大変だったそうな…)
スタート後は一昨年と比べると絶好調
…というか一昨年がダメすぎたのか?
前回は、
スタートが早朝だからとにかく眠い
&朝ごはん食べすぎで消化でさらに眠い
&軽い高山病?若干の高原特有の空気の薄さで眠い
…と、とにかく走っている間中ずーっと眠かった。
エイドに寄るたびに、
ちょっと仮眠しようか?
と思うほど眠くて気持ち悪い感じで
むしろ走りながら寝そうで
よくまあそんなんで56キロも走ったものだけど(苦笑)、
今年は本当に走ってる時の体調がよかった
産後、眠い時は秒で寝られるようになったので
(寝たい時に少しでも寝ようという本能なのか)
前日早く寝られて寝不足にならなかったし
朝ごはんは適度な量に抑えたし
そのおかげか空気の薄さも気にならず
とにかく走っていて気持ちがいい
幸先よいスタートでした。
これを見るためにこのレースに出た感じ。
これ、天気が悪かった昨年は真っ白で何も見えなかったらしいけど
一昨年と今年は本当に最高のコンディションで
特に今年は一昨年よりもさらに良かったように感じました。
ここまで走ってきた苦労もひとしお。
この野反湖にあるエイドに来たのが10時すぎ。
すでにスタートから5時間。
陽が高く昇っていて、かなり暑くなってきました。
でも、1600m前後の山なので、空気はひんやり。
野反湖を一周(1時間ちょい)したところで…
これは元気出るね〜
しばし再会を楽しんだらまたスタート。
ここまで38キロほど。あと44キロ。
でもスタートしてしばらくすると
身体が重く疲れている感じがする。
2人と別れてしばらく登り坂だったんだけど
途中であきぞうが
「脱水症状っぽい顔してたから、たくさん水分補給したほうがいいよ」
と連絡をくれた。
確かに、高原の涼しさで気づかなかったけど
だいぶ汗をかいてて口も乾いてる…
自分でも気付かぬうちに
脱水気味になっていました。
そこからは…
疲れと補給不足で力が出てこなくなり
水を飲むと今度はお腹が痛くなったりして
なかなか思うように進めず…
朝ごはんを適量にしたのは良かったけど
やはりエネルギーが必要なので
もっと走っている間にこまめにエネルギーを摂らなければいけなかった。
でも、うまく摂らないとお腹も痛くなるし
胃腸に負担がかかるから難しい。
長距離レースの大変さを実感…
途中まで、12時間ペーサー
(12時間で完走できる目安タイムで走ってくれるスタッフ)
と一緒だったのにあっさり抜かれ
完走ギリギリペーサー(13時間)にもあっさり抜かれ
一昨年と同様、また、リタイアフラグが立ちました…
…が、ここまできてあきぞうとたまぞうにも付き合ってもらって
簡単に諦めるわけにはいかない
一昨年は足湯エイド(給水所にある名物の足湯)に誘惑され
うっかり足湯したので関門にわずかながら間に合わなかったのですが(笑)、
今年はその誘惑を振り切り(というか足湯する気持ちの余裕もなく)
ちゃんと走り、次の関門へ…
こんな状態だったけど、
一昨年より30分早く56キロの関門を通過できました
よかったああぁ
一昨年を超えた、というだけでひとまず感動(笑)
ただ、そこからが本当にしんどくて
軽い熱中症っぽい感じで、胃が水と食料を受け付けない。
そして大会名物?700段以上の階段…_:(´ω`」 ∠):_ ...
と遅々として進まない状況になり
本気で完走は諦めました。
次の関門がもうギリギリだったし
仮に次を通過できたとしても
その先が辛すぎてもうゴールまでは走れないと思ったから。
それでもどうにか階段を登りきり
次の58キロの関門へ。
そこで関門時間を6分だけオーバーして
リタイアとなりました
ああ、悔しかった…
いい大人が泣きました(笑)
エイドの地元のおばちゃんが優しくて
「悔しいね、これ持っていきな!」
と余ったかりんとう(と言う名のミニドーナツ)を
袋いっぱいに手渡してくれて
同じくリタイアしたほかの人と喋って仲良くなったりして
少し悔しさがまぎれたものの
半年に一度の一大イベントが終わってしまったんだ…
と寂しい気持ちでいっぱいでした
あきぞう、たまぞう、応援に来てくれたのにごめんね…
でも終わったあとは、せっかく温泉地にきたので温泉を楽しみました
(一昨年はちょこっと温泉入ってすぐ帰っちゃった)
湯もみも見て帰りました
たまぞうと一緒に湯もみ体験もしました(笑)
泊まった宿が子連れにとっても優しくて
家族風呂で一緒に温泉も入れて、とってもありがたい
ということでとても楽しめた3日間でしたが
やっぱりすごく悔しいので、できればまた出たいです
そして次こそは絶対完走したい