両足を開いて立つしぐさの心理学について、
解説していきます。
両足を開いて立っている人は、
相手に対して、警戒心、
対抗心を持っています。
自分のテリトリー(縄張り)を
荒らされる危険を感じると、
「ここは、オレの場所だ!」と
言わんばかりに、
両足を大きく開いて立つのです。
実際、両足を開くと、
多くの空間を占有できますし、
しっかりと踏ん張ることによって、
すぐに戦闘態勢に移ることもできます。
警察官や兵隊などが、
このような立ち方をすることが多く、
両足を開いて立つことで、
相手に威圧感を与えることができます。
もし、誰かと立ち話をしている時に、
相手が、足を大きく開いて立つようになったら、
自分のテリトリー(縄張り)を
荒らされるような脅威を感じたか、
会話の内容にストレスや不快を
感じたと判断できます。
したがいまして、相手が、
そのようなしぐさをした時は、
早々に、話題を変えるか、
その場を立ち去るのがいいでしょう。
また、管理者など、
その場所を掌握しないといけない場合は、
足を大きく開いて立ち、
そこにいる人物を威嚇するといいです。
もし、足を閉じたままだと、
相手に舐められて、
勝手に動き回ったり、
ルールを守ってくれなくなったりして、
無秩序な状態になってしまいます。
ですので、しっかりと足を開いて
踏ん張って立ち、
「ここは、私が掌握しているんだ!」と
主張しましょう。
そうしますと、そこにいる人たちは、
あなたの無言の圧力を感じて、
おとなしくなります。