お店への期待、“技”の質とタイミング  | Food to happiness ~スペインバルを目指す男の食楽記~

Food to happiness ~スペインバルを目指す男の食楽記~

スペインバルの開業を目指し、お店での食べる意味を楽しみながら綴ります。フードアナリスト最高資格1級習得“NORY”がお届けします。

ラテ・アートは小さな店でもよく見られるようになりました。

その世界チャンピオンのお店が渋谷の裏路地にぽつんとあります。
『STREAMER COFFEE COMPANY』

こちらのオーナーバリスタの澤田洋史さんは、2008年 米国シアトルで開催された「フリーポア ラテアート チャンピオンシップ」のアジア人初の世界チャンピオン。

全員に沢田さんのコーヒーが出るわけではありませんがスタッフの方が一つ一つについでくれます。

$Food to happiness ~スペインバルを目指す男の食楽記~

ラテアートだけではなく、味の方も、優しいおいしいコーヒーなのですが・・・

情報があふれる中、その情報を信じ、もしくは踊らされ、“期待感”を持っていくといいうことが自分自身も増えてきたように感じます。

どんなお店に行くにも“これを食べたい!”という気持ちで行く。

店側も、極力100%で提供していると思うが、その“ズレ”というものは期待値が高ければ高いほど生まれるわけで、もう少し凝ったアートが見たい・・というのも本当のところ。

しかしながらそれは混んでいるなどの“運”や“タイミング”であると思う。

しかしながら、もっと良いものが見たい!また行こう!というのも正直なところ。
常連になれば…というものだってある。

どんな人にも平等に!高いレベルを常に!なんていう人もいるであろうが、店も客も、贔屓にされていることには思いがあるし、それに対しての感謝というものがある。

一つ一つに揚げ足をとって、文句を言う人が多くいるのも事実。
twitterや2ch、また食べログなどの表現の場所も増えた。

こちらのお店はコーヒーを注いだあとは、セルフ。

それは、アートを作るから当たり前。アートを求める店だからこそ、そのような形の店作りになったのだと思われます。

最初のアートの印象、飲んでいくたびに変わるアート、若者向けではあるが、ゆったりしながらくつろげる空間。テーブルで、PCを広げている人もいれば飲み終わって長時間話している人も、ラブラブカップルもいる。

そのお店のであったものを楽しむ、期待するならまた行けばいい。

それでダメだと感じるなら、それはただのわがままなのかもしれない。

STREAMER COFFEE COMPANYカフェ / 明治神宮前駅渋谷駅表参道駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5