ホルモン屋と思って行くなかれ!ホルモンのイメージの更に上を行く肉・質・雰囲気@月島ホルモン在市 | Food to happiness ~スペインバルを目指す男の食楽記~

Food to happiness ~スペインバルを目指す男の食楽記~

スペインバルの開業を目指し、お店での食べる意味を楽しみながら綴ります。フードアナリスト最高資格1級習得“NORY”がお届けします。

 肉食系女子の皆様でも「ホルモン屋さんにいかない?」と聞かれると、
「え・・・?」って思ってしまう人が多いかもしれません。
関東でホルモン屋さんのイメージは、立ち飲みで・煙モクモク・匂いが・・・なんてものが多いかもしれません。

下町・ホルモン・焼肉・匂い・・・そんなイメージをいい意味で変えてくれるお店です。
ホルモンの本場関西から進出されました、月島にあります「ホルモン在市」さんです。

 店内は、カウンターとテーブル席。席と席との感覚も離れていますし、4人用テーブルでもかなりゆったりとした感じで座れます。

 煙を吸い上げてくれる機会も大きめ。東京でも、かなりオシャレな焼肉屋さんの分類に入ると思います。

さて、続きまして、メインのお料理です。
当日は車だったのでウーロン茶。しかしながら、大きさが超BIG!

比較するものがなく、わかりづらいですが2Lのペットボトルほどの超大ジョッキです。
こちらもサービスで普通のドリンクと同じお値段。

そして山盛りのキャベツがお通しで出てきます 

 キャベツには塩ダレをかけるのですが、コクがあってこれもまた美味です。

そしてキムチ。

 

ナムルの盛り合わせ。

 コクがあって、後を引きます。
大根のナムルもですが、せんまいのナムルが美味しい!
サイドメニューにも手間をかけて、丁寧に水戻していらっしゃるそうです。
 
そして、お肉です。
焼肉の一番最初は、定番のタン塩!
・・・といきたいところですが、こちらのお店のおすすめはは塩サーロインです。
お肉は飛騨牛のサーロイン。

店員さんが手際よく焼いてくれます。

肉を焼くというよりも温めるという感覚だそうです。 
最初からサーロイン?と思われる方もいるかと思いますが、しつこい感じ、重たい感じはありません。
霜降りのサシも見事ですが、関西のお肉は“脂の味”よりも“赤身の肉の味”を重視するそうです。
口に入れると脂がジュワ~~ととろけますが、その中に、肉の甘さ・旨さ・コクが広がります。
すだちの爽やかさもあいまって、さっぱりいただけます。
最近、焼肉屋さんでは感じたことがない美味しさでした。

そして、今度は赤身肉盛り合わせです。

 極上ロース・トモサンカク、肩ロース、ウチモモ・・・
霜降り肉のサシの味に馴れてしまった舌に、肉の美味しさというのは新鮮です。
肉の味、とろける脂、そこにコクのあるタレ、そしてワサビ!
もう四位一体、相乗効果、色んな言葉が浮かびますが、これは実際食べていただいて、実感していただくしかありません。

そして、今度は塩ホルモンセットです。

 

 上ミノ、ホソ(小腸)、テッチャン、ウルテ(喉の気管軟骨)。
トロットロのプリップリ。噛み締める度に味がでます。

九条ねぎと一緒に焼かれるので、さっぱり。最初は店員さんが焼いてくれますが、お好みの焼き加減は自分で。
細かい気遣いも嬉しいですね。

そして、最後に控えし、名物の『ごちゃまぜ焼き』です。
 

 

ごちゃまぜ焼とは、カルビやハラミ(赤身)とホルモン系(内臓)を赤身1:ホルモン3の割合で厳選した素材を楽しめます。
量も、1枚、ハーフ(2枚づつ)、1人前などから選べます。
これは、ぜひご飯と一緒に!

しかしながら、ここまで食べてくると、かなりボリューミー。
食べ過ぎ、頼みすぎは注意が必要ですね。
店員さんも相談に乗ってくれるので、その都度聞いてみるのもいいかもしれません。

でも、ごちゃまぜ焼も2種類あったり、焼肉用のお肉の部類も沢山あって、食べたいメニューユニークメニューもいっぱい。

会社帰りの綺麗系のお姉さま二人組がワインを片手にホルモンを食べていたり、デートに使われていたり・・・
東京の焼肉屋さんとは違う。ホルモン屋さんとも全く違う。

今までのイメージを持っていくと、さらにその上の“面白さ”があります。


 ホルモン在市 (ざいち)
東京都中央区月島2-14-8 AMビル1,2F
 17:00~翌1:00(L.o)
03-6228-2738