研究と落ち着きと 古月 新宿店 | Food to happiness ~スペインバルを目指す男の食楽記~

Food to happiness ~スペインバルを目指す男の食楽記~

スペインバルの開業を目指し、お店での食べる意味を楽しみながら綴ります。フードアナリスト最高資格1級習得“NORY”がお届けします。

高級百貨店や1流ホテルがひしめき合う眠らない街、新宿。


高級店だけでなく、チェーン系のお店がひしめき合う中、研究を重ねた、こだわりの中華料理を提供してくれるお店をご紹介します。



『古月 新宿店』さんです。




地下鉄新宿御苑駅から歩いて5分ほど。新宿御苑の美しい緑の木々が目の前にある落ち着いた雰囲気のお店。土曜日ランチにお邪魔しましたが、お客さんの年齢層も、少し高めでした。




上野にあります古月さんの2号店。中国・台湾・シンガポール、それぞれの家庭料理から高級八珍料理まで研究を重ね、それぞれの専門分野を持ったシェフが季節に合わせ、研究された中国の“旬”な料理を出してくれるお店です。


ランチは5品目の中から2品を選ぶスタイル。四川正統麻辣豆腐、腸詰などの焼き物盛り合わせなどがり、目移りしてしまいました。


今回は、“黒酢の酢豚”と“鮮魚と野菜の炒め しそ風味”を注文しました。




まずはサラダとお漬け物が出てきます。


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蒸し器の器が、オシャレです。もちろん、生野菜ですが・・・(笑)


野菜はどれも、下処理をしっかりされ、みずみずしくパリッとして、甘さも感じられます。黒酢系のドレッシングも、柔らかい酸味がいい塩梅です。




そして、メイン二品。


まずは“黒酢の酢豚”


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豚肉の衣は、柔らかくふんわり。この方が黒酢ソースとよく絡み合います。


野菜も、シャキッと素材の甘さ・旨さが生きています。




そして“鮮魚と野菜の炒め しそ風味”


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野菜の味もさることながら、こちらの白身魚が本当に美味しいです。


火の通り具合が最適で、ふっくら、ほっこり。


口に入れると柔らかく、ほんのりした塩味と、本来の優しい甘さが広がります。




肉食系なので、魚系の料理をあまり注文しないのですが、今回は大正解。感動を覚えるほどの味でした。




デザートは紅茶とオレンジのゼリー寄せ。


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爽やかな酸味、スッとする優しい香りは、漢方か何かが入っているのかと感じさせられるほど。


脂っぽくなった口に、とてもいいデザートです。




全体的に、優しい味付け。化学調味料や、あんかけ系に頼ることなく、素材の味を大切に、さらにうま味を増すテクニックが、とても上品です。家庭的な味わいというのも、頷けます。




落ち着いた雰囲気で、食べる研究された、優しい中華。




ぜひ、お試しください。




古月 新宿店


東京都新宿区新宿1-5-5 2F


03-3341-5204




営業時間


[月~金]

11:30~14:30(L.O)

17:30~22:00(L.O)

[土・日]

11:30~15:00(L.O)

17:30~22:00(L.O)


定休日 水曜日