YOSHIKI激白、自殺の父への
思い込めた…名曲「Tears」
スポーツ報知 2/9(木) 10:50配信

ロックバンド「X Japan」の
YOSHIKIが9日、フジテレビ系
情報番組「ノンストップ」
(月~金曜・前9時50分)にVTR
出演し、10歳の時に自殺した父に
ついて語った。
4歳でピアノを始めたYOSHIKIは
父が定期的に買ってくれるクラシック
レコードで音楽への興味を広げた。
しかし10歳の夏、器楽クラブから戻る
と父は冷たくなっていたという。
「生きていないんだな…としか。自殺
なので…。母親も何も口にしなかった。
しゃべらないですよね。僕はひたすら
泣きわめいているだけ」と
当時を振り返った。
その後、自身も自暴自棄になってしまう
時期に支えとなったのが、父が教えてく
れた音楽だった。
「ロックとの出会いがどうしていいか
わからないネガティブなエネルギーを
(発散させてくれた)…。
母親がドラムセットを買ってくれたので
ドラムをひたすら叩く。詞も書き始めて
その瞬間は苦しいことも忘れられる」
と話した。
そして生まれた「X Japan」を
代表する曲「Tears」は、いまだ
自殺の原因が分からない父への思いを
込めた曲だったという。
「どんなに悩んでも、苦しんでも、過去
は変えられない。ただ過去が輝く物に
なるかならないかは、これからの未来を
どう生きるかにかかっている」と
YOSHIKI。
「命を絶ってしまってはいけない。
命というのは自分だけのものじゃない。
周りの友達や家族。たまたま僕は遺され
ることになっちゃったわけですけれど
心の傷というのは一生消えない。ただ
傷と一緒に生きていくしかない」と
話していた。