YOSHIKI×GACKT、2人はまるで兄弟
2016-05-26 15:23:38

5月23日、YOSHIKIとGACKTがニコニコ生放送に生登場、貴重なトークを展開させた。
<YOSHIKICHANNEL×OH!!MY!!GACKT!!>
と名づけられたこの生放送は
YOSHIKI公式チャンネル
「YOSHIKI CHANNEL」と
GACKT公式チャンネル
「OH!!MY!!GACKT!!」の一夜限りの
コラボレーションで六本木ニコファーレ
から生放送されたものだ。
開始前から20,000人を超える視聴者が
結集してしまい、サーバーも悲鳴を
あげていた。


21:50過ぎにMCの奥浜レイラが
YOSHIKIを招き入れると、360℃LED画面
のニコファーレが「X」の弾幕で
埋め尽くされた。
5月22日に日本に戻ってきたばかりの
YOSHIKIだったが
「HYDE(LArc-en-Ciel)と2人きりで
ディナーを…ワインを飲みながら
すごい楽しかった」
「氷室京介さんのドーム最終日に行き
ました」と
濃厚な日々を過ごしている様子を
伝えつつ
「さっき楽屋でGACKTにあったら裸
だった(笑)」と
さっそくの爆笑トークが飛び出す。
どうやらちょうど着替え中のタイミング
にYOSHIKIが現れたようだ。
この日はYOSHIKITTYも飛び入りし
「う、動いてる!」というコメントが
流れる中、サンリオキャラクター大賞
エントリー中でYOSHIKITTYが現在8位
(昨年12位)であることが伝えられた。
さらに順位を上げるべく、YOSHIKI自ら
が携帯電話で投票を行ったが、スマホ
でYOSHIKITTYをなでなですると
ポイントが貯まり連続タップすると
YOSHIKITTYが走りだしたりもする。
「YOSHIKITTYが1位になったら
X JAPANのアルバムを出す」との発言
も飛び出したが、1位にならなかったら
出ないのか?という突っ込みは怖くて
誰もできないところ。




その後GACKTが登場すると会場は
「8888888」の弾幕で埋め尽くされ
ふたりはハグで再会を喜んだ。
YOSHIKIとGACKTとのメディアでの
共演はフジテレビ
『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』以来
11年ぶりのことだ。
生放送での共演はこれが初となる。
Y by YOSHIKIワインのグラスを傾け
ながら、リラックスした空気の中
トークは自然体で進んでいく。
2人が初めて会った時のエピソードが
語られ、初対面で意気投合し
シャンパンを2人で16本空けたことが
明らかにされた。
初対面でGACKTは
「YOSHIKIってこんな面白いんだ」と
思ったという。
「翌朝までに(X JAPANの)編集を
しなくちゃいけない」と
いいながら結局飲み明かした
YOSHIKIは「X JAPANのアルバムが
遅れたのはGACKTのせい」と笑う。
GACKTは「あのねぇ…勘弁してよ。
もう、ちゃんとして!」と
きっちりとツッコみ、息のあったトーク
が弾む様子は、YOSHIKIがボケで
GACKTがツッコミの芸人のような
グルーブ感を見せつける。
GACKTはYOSHIKIに対し
「もうちょっとしっかりしてよ!って
感じ(笑)」と笑いながらも
「ボクらのジャンルの世界は上下関係
が厳しい。当時はボクが一番下だっし
接点もなかった。でも初めて会った時
からすごい面白くて、気付いたら兄弟
みたいになっていた」と語る。
YOSHIKIは
「弟のようだけどちゃんとしている。
GACKTから学ぶことが多い」と
お互いのリスペクトが顔を覗かせる。
「凄いよね、だってちゃんとアルバム
出しているもん」(YOSHIKI)
「それ、ふ・つ・う」(GACKT)と
トークはすぐに芸人ノリで崩れていく
のだけれど。



話はS.K.I.N.にも及んでいく。
当時“もう頭の中はS.K.I.N.一色”の
YOSHIKIだったが、そんなタイミング
でX JAPANの再結成の話が持ち上がった
という。
「みんなに集まってもらって“さあ!
S.K.I.N.で行こう!“ってスイッチが
入ったところに
(X JAPAN再結成の話が)ドカーンと
来ちゃったから、一体どうすればいい
?”ってなった。
それまで順調だった曲も詞も書けなく
なって、あの時の葛藤は凄かった」
とYOSHIKIが吐露する。
そんなYOSHIKIに対し、当時GACKTは
全てを悟っていたかのごとく
「YOSHIKIの好きなようにすればいい」
と彼の背中をそっと押したようだ。
S.K.I.N.というバンドの空気を思う存分
吸ってエネルギーがみなぎっていた
YOSHIKIは、そのままその熱量を
X JAPANに向けていくこととなる。
その後のX JAPANの躍進劇は皆の知る
とおりだ。
それをGACKTは
「良い意味で、S.K.I.N.が踏み台に
なったんじゃないかと思う」と
悟るように語った。
S.K.I.N.というひとつの共同体に身を
置いたことで明確になった点も
あるようだ。
きっちりリハーサルを行ない完璧に
仕上げてステージに臨むというGACKT
に対し、YOSHIKIはリハすら満足に
行わぬままその場のパッションと勢いで
本能的にステージをこなしてしまう
タイプである。
その両極ともいえる極端な体質の違い
がひとつのバンド内で調和を見せる
過程には、様々な歪も生まれ知られざる
調整を余儀なくさせられることにも
なるわけで、XではHIDEがYOSHIKIの
母親役を務めていたように
S.K.I.N.ではGACKTがまさにその役回り
を担うことになっていたとみえる。
GACKT、SUGIZO、MIYAVI(雅-miyavi-
)、そしてYOSHIKIというストイック
で個性際立つ4人をまとめさせる作業
は並ではなかったことだろう。
<ANIME EXPO AX2007>でライブを
敢行したS.K.I.N.だったが、1週間用意
されていたリハーサルが一度も行われ
なかったという信じがたい事実
結局たったの1日…2時間にも満たない
リハーサルだけでステージに立って
いたことなど、知られざる事実が次々
と明らかとなった。



一方で、S.K.I.N.を通じてGACKTが
感じたYOSHIKIというドラマーの魅力
も語られた。
「ボクはきっちりリハーサルをやる
タイプなので、リハをしないYOSHIKI
にイライラして、もう大嫌いになって
いた。
けど、本番で歌っている途中で後ろを
向いて、ドラムを叩いているYOSHIKI
の姿を目にした時“本当にカッコイイ”
と思った。
あんな嫌いだったのに(笑)。
ヴォーカルとして、自分の背中を
こんなに安心して預けられる人が
いるんだって思った。
こういうのってヴォーカリストとして
幸せなんだなあって」──GACKT
また、GACKTはそんなYOSHIKIを通して
「ミュージシャンだし発想もぶっ飛んで
いるし、そもそもしっかりする必要も
無い。綺麗な箱に当たり前に収まるよう
になったら僕達は終わり。
そういう意味では、YOSHIKIは
ミュージシャンとしてあるべき姿に
ある」と評価し
「自分が浮かんだものを作るというの
はミュージシャンとして当たり前の姿。
みんな、もうちょっとぶっとぼうよ」
と、現在の音楽シーンの奮起にも思いは
及んだ。
一度だけのアメリカ公演で何の動きも
見せていないS.K.I.N.だが、再始動の
可能性はあるのか?
番組終了後、2人に直接話を聞く機会
を得たが、「再始動はしないのか?」
と聞くと
「再始動も何も、始動すらしていない
(笑)」とGACKTは笑う。
ただし、「YOSHIKIがやるといえば
前に進む」とGACKTは語る。
やるとなればGACKTは全力でやると
明言し
「世界を獲ってやろうと思ったら
一からバンドを作る時間なんてない。
パワーのあるやつが集まって究極の
バンドを作るしかない。
そういう意味では、世界を獲れる
バンドとして最も近いところにあるのが
S.K.I.N.」と
その底なしのポテンシャルの高さを
保証してくれた。


久しぶりの競演を心から楽しみ
まるで兄弟のようにじゃれ合い
時には熱く語り合う2人は、ワインも
進み上機嫌だった。
記念撮影時にはGACKTが「アヒル口」
をYOSHIKIに指導しながらワイワイと
仲の良いところを見せ、GACKTの
ニュー・アルバム『LAST MOON』を
「よろしく」とYOSHIKIが告知すると
「初めてお兄ちゃんっぽいことして
くれた」と
GACKTは満面の笑顔を浮かべて喜んだ。
ちなみにグラスを交わした
Y by YOSHIKIワインは、一流芸能人
GACKTいわく「すごく美味しいワイン」
だと番組終了後に語ってくれた。

YOSHIKIは、ディナーショーが
8月30日(火)、31日(水)
@リッツカールトン大阪
9月2日(金)、3日(土)
@グランドハイアット東京で開催
GACKTは、3月にスタートを切った
<LAST VISUALIVE>が7月2、3日
@さいたまスーパーアリーナで千秋楽
を迎える



あまり詳しくGACKTさんの事
今まで知らなかったのですが
今回の会談を聴いてみて
GACKTさんがとっっーても良い方!だ
とゆう事と
YOSHIKI様の事を良く知っている事
真面目な方だって事を凄く感じる事
ができました。
GACKTさんを更に大好きになりました。
GACKTさんはYoshiki様に昔は甘えたり
したかったのかな?って思った(笑)♡
S.K.I.N.についても、再結成の可能性
さえないとしても真剣に考えて
答えて下さっていてとても嬉しかった。
YOSHIKIがやるならついてく
世界を穫る、穫れると思えるバンド
を今やるならS.K.I.N.しかないって事
強く答えてくれたのがジーンときて
しまいましたし、格好良かった。
GACKTさん素敵な方だなぁ‥。