札幌からお届けする~アニマルコミュニケーション~あなたの大切なペットの気持ちをお伝えします -2ページ目

札幌からお届けする~アニマルコミュニケーション~あなたの大切なペットの気持ちをお伝えします

あなたと大切なペットの「こころ」を繋ぐお手伝い
札幌・石狩・江別・岩見沢近郊からお届けします

どうして、この子犬を選んだのか?

運命の行動の様子はコチラ→☆


ペットショップを出て

子供達に、いろんな話しをしながら1時間後

無事、我が家に到着~!


長期出張中だった旦那様(パパ)が

「うち。ホントに犬飼うんだなぁ(笑」と、笑ってお出迎え。


長女の爆弾発言 から、長女と私の父との冷戦

旦那様には、電話で報告してました。


長期出張中で、家にいなかった旦那様が

この子犬に出会い、迎えた日に


「急に帰れることになったから」と、連絡がきて

私達より先に帰ってきてたのは・・・

いま思えば、やっぱりこの子犬は運命だったんだと思う。



「子犬を迎えて1か月ほどは、子犬をかまわないように」

そう店員さんに言われていたので


子犬のゲージは、とりあえず長男の部屋に置くことに。


旦那様と長男に、早速ゲージを組み立ててもらって

私と長女で、ベットや水飲みを用意し


全てを設置して・・・ようやく子犬を段ボールから出してあげて

家族そろって、改めてご対面~!



旦那「名前は?決めたのか?」


長男「カイ!カイって名前に決めたの」


旦那「ちっちゃいな~」


長女「だって、まだ2か月だもん!大人になったら、小学生ぐらい頭良いんだって」


旦那「ちゃんといろんな事教えるんだぞ」


長女「うん!わかってる!」





「我が家に着いて、初めてカイを撮った写真」



4年前の、10月16日


この子に出会い

この子は、子供達を舐めて


私達は、この子を「ウチの子」にしようと決めた。


この子を、幸せにしようと決めた。



この子が、幸せになる為に

私達に、何ができるのか?


この子が、安心して喜んで

「あー幸せ♪」って思ってくれるように。




子供達はそれぞれに、カイを抱っこして

「カイ。幸せにするからね」と、言っていた。



カイとの約束

それは、もちろん今も続行中です。





・・・・続く。



我が家のカイを連れていて

いろんな方に、よく言われるのは


「大人しくして、偉い子だねぇ~」

「ちゃんと言うこと聞いて、良い子だね~」


もちろん、飼い主として愛犬を褒められるのは

とても嬉しいです。


我が家で、カイを飼うことになった時

私は子供達に、いろいろ話したことの中に


「きちんと『しつけ』をすること」がありました。




「どんなに自分達が、可愛く思っていても

家族以外の人には、よその犬。


唸ったり、吠えたり・・・まして齧るなんて

そんな事は、絶対にしちゃいけないし、させない事。


そうならない為に、きちんと『しつけ』をする。


私達家族が、しっかり『しつけ』をして

誰からも、『カイ、可愛いね』と思ってもらえるようにね」




「しつけ」「訓練」と聞けば、厳しく聞こえますが


人と犬が、仲良く暮らしていく為には

「しつけ」は、必要なマナーです。




我が家のカイは

今でも時々、知ってる人に吠えたりします。


大抵は、可愛がってくれる人に

「おれ、ここにいるよ!撫でて!」という要求吠え。


それが、どんなに親しい人でも、どんな所でも

私は「ダメ!」と、カイの口を押えて怒ります。



他の人から見れば「厳しい」と思われますが

私は、人に吠えることを許しません。


吠えることで、カイを

犬を怖がる人が、いたりして

それは、その人に迷惑をかけることになりますし


ないより、カイは

「人」が、大好きな犬だから。


いろんな人に撫でてもらって

嬉しそうにしているカイを、知っているから。


そんな幸せを、ずっと感じさせてあげたいから

私は、カイの為に、しっかり怒ります。




動物を「飼う」ということは

その動物の命を、守ること。


そしてなにより、その命を幸せにすること。



それが「飼い主としての責任」の一つ。



ワンも、日々成長

そして、飼い主も、日々成長です。

名前も決まり、お店に迎えに行き

長男が「おにいちゃん」として頑張った様子はコチラ→☆


お店から駐車場までは、歩いて10分ほどだけど

途中には、歩道橋アリ・駐車場にもアリで

大きなゲージを持った長男には、難所づくし。


長男、この時、小学2年生(ちょっとチビ

私達の「変わろうか?」にも、「おれ運べる!」

一生懸命運んでました。


長女は、子犬の入った箱を両腕で抱えて

そーっとそーっと歩いてました。


歩いている途中、ふと。

どうしても聞きたかった事を、長女に聞きました。


「本当に、この子で良かったの?」


長女は、箱を愛おしそうに見て

「うん。この子で良かったよ。この子がいいの」


決めた理由を、改めて長女に聞くと


「抱っこした時、私の手をぺロッって舐めたの。

 女の子は舐めなかったのに、この子は舐めたの。

 その時に、この子はウチに来たいのかな?って思ったから

 だからこの子にしたの。」


それを聞いていた、長男が


「おれも!おれも舐められた!

だから、おれも、この子が良かった~」


子供達は、それぞれに

この子犬との「運命の絆」を、感じ取って選んでいたんだなぁと

そう解って、私の心がまた「ほんわか」しました。


車に荷物を積み、後部席に並んで座った子供達。

長女の膝の上には、「ウチの子」が入った小さな箱。


お店を出てから、1度も鳴かず

箱にあいている、いくつかの小さな穴から

時々小さな鼻をだして、クンクン。

子供達は、その小さな鼻をツンツンして嬉しそうにしていました。


「あのね。ママからお話と約束してほしいことがあるの」

私は、そう子供達に話しを始めました。


今日、とうとう、この小さな子犬に出会って

「ウチの子」として、家族として決めたこと。


この子は、本当に小さくて

これから、ご飯やしつけが大変なこと。


どんなに忙しくても、お世話やしつけは

家族皆で、ちゃんとすること。


お前達には、学校や習い事があって忙しくても

お前達それぞれに、友達がいるけれど

この子犬には、お前達や家族しかいないこと。


お前達がいない時は、この子犬はひとりぼっちだということ。

お前達の帰りを、ずっと待っていることを忘れないこと。


学校や習い事から帰ってきたら

ちゃんと接してあげること。


いろんな人が来る事が多い家だから

きちんと「しつけ」をして、可愛がってもらえるように。


この子犬が、もし誰かを噛んだりする悪い犬になったとしたら

それは、この子犬が悪いんじゃなくて

ちゃんと「しつけ」なかった私達飼い主の責任。


家族みんなで、ちゃんとしつけをして、可愛がって

この子犬が「幸せ」と思ってくれるようにする

それが犬を飼う飼い主の責任。


子供達は、子犬が入った箱を

2人で、ずっと触りながら

私の話しを、聞いていました。



「みんなで、この子を幸せにしてあげようね」

「うん!」「わかった!」



ただ「可愛いから」「飼ってみたかった」ではなく

この小さな命の大切さを知ってほしい。


ただまっすぐに、ひたむきに飼い主を想う気持ち。

身体の大きさなんて、関係なく

大きな犬も、小さな犬も、飼い主を想う気持ちは同じ。


何も知らないところから

私達家族の一員として迎えた、この子犬を


「幸せにしよう!」という気持ちを

子供達にも、持ってほしかった。


「幸せにするんだ」という気持ちを持って

この子犬と接してほしかった。



だって・・・

今日から、この子犬は我が家の家族なんだから。




・・・続く

「ウチの子」も決まり

子供達が、頭から煙を出しながら考え

ようやく「名前」も決まった様子はコチラ→☆



ようやく決めた「名前」を胸に

お店に、「ウチの子」を迎えにいくと


そこには、ずっと対応してくれた店員さんと

抱っこしている時に、あつーく語ってくれた社長さんの姿が。


私達を見つけると、ニコニコした社長さんが真っ先に来て


長男の頭をナデナデしながら

「あのトイプードルを迎えてくれたんだってね。

 僕、この子(長男)の坊主頭が気に入ったから、サービスさせてもらうね」


・屋根付きゲージ

・フード1か月分

・エサ入れ(ステンレスのモノ)

・水飲み器(先についてるボールを舐めると水が出てくるもの)

・ベット


・・・が、用意されてました!


犬を飼う為に、必要なモノ一式全部

社長さん独断のサービスでいただけることになった我が家。


この頃の長男は、ツルツルに近い坊主頭。

周りに「マルコメちゃん」と呼ばれるほどだったのですが

まさかこの坊主頭で、サービスしてもらえるとは(笑



社長さん「いやー。いまどき、ここまでの坊主頭はいないよね(笑)

      おじさん、この頭気に入ったよ!」



自分の坊主頭で、サービスしてもらえたことを知った長男は

とっても自慢顔(笑

(今でも、この話しをすると『俺の頭で・・・』と自慢します^^;)


そんな社長さんのと「ふれあい」の間に

奥から「ウチの子」が、連れられてきました。


店員さん「ちょうどご飯の時間なので

       この子の食べる様子を見ておいてくださいねー」


元気な時の、食べる様子・スピードを見ておいて

家に帰ってから、様子がおかしかったら受診してくださいとのこと。

フードのふやかし具合も、この時に教えてもらいました。


店員さん「せっかくだから、おねえちゃん達にあげてもらおっか」


子供達、大喜び。

ご飯をあげるといっても、用意してくれたモノを置いただけですけど(笑


もぐもぐ・・・あっと言う間に完食したあとは

しばらく食後にあげる栄養剤の舐めさせ方。


私も子供達も、とっても真剣に観察しました。


お腹いっぱいになった「ウチの子」は

食後の口まわりを、綺麗にしてもらい


店員さん「たくさん可愛がってもらうんだよー」と、声をかけながら

「ウチの子」を、箱に入れてくれました。


その箱を受け取ったのは、長女。


受け取った直後に、ウチの子が箱の中で、動いたらしく

「うわ!!動いた!!あぶなっ!」


あわてて、しっかりと両腕で持ち直して

「危ないから、あんまり動いちゃダメだよ」と、声をかけてました。


その声に反応するように、小さな空気穴から鼻先を出したウチの子。


店員さんに「今度遊びにきてねー!待ってるよ~」

出した鼻先を、つんつんされていました。


長男も、つんつんしていたので

「持ってみる?」と、長女が行ったら

「おれ。絶対落としそうだからやめとく」と長男。


「おれは、これ持ってく!」と、大きなゲージの箱。

折りたたんで段ボールに入っているとはいえ

結構な大きさと重さ。


「それ結構重いから、ママが持ってくよ」と言ったけれど


「いいの!おれが持ってくの!おれ頑張るの!

だって、おれ、おにいちゃんだから!」

・・・と、大きくて引きずりそうになるのを、頑張って持ち上げながら

先頭切って歩き出した長男。



そうだよね。

今までずっと「おとうと」だったのが

今日から「おにいちゃん」になるんだもんね。



あたりは、もうすっかり薄暗くなり

少し肌寒い日だったけれど


こころは、ほんわかあったかくて

とっても幸せな日でした。





・・・続く。

「ゆっくり『ウチの子』を見つけようね」と言っていたのに

実質2日で、ウチの子を見つけてしまった様子はコチラ→☆



あっという間の2日間で、「ウチの子」を決め

引き取りまでの時間に、習い事へ行った私達。


お店から駐車場に向かうまでの間

車に乗って、習い事先へ向かうまでの間

子供達は、ずーっとハイテンション!(笑


習い事先についても、ずーっとワンの話。

(真面目に練習せい!と、私から喝がはいりました^^;


そりゃあね・・・念願の「ウチの子」だもんね。


さて。

「ウチの子」を決めたからには

最初に決めなければならない事


それは・・・「名前」


これからずっと呼ばれる、その子の名前は

ウチの子になった犬に

私達から、初めて贈るプレゼント。


お店を出てすぐに

「まず名前を決めてあげなきゃね」と、子供達に言うと

「そうだ!名前決めなきゃ!」と、またしても大はしゃぎ。


ウチの子の名前。

私は、アドバイスだけにして

子供達に決めさせてあげようと思っていました。



私からのアドバイスとして


・呼びやすい名前=これからずっと呼ぶのに、名前が難しいと呼びづらい為


・覚えてもらいやすい名前=いろんな人に、すぐ覚えてもらえる為


・同じ名前が回りにいない=一緒にいる時に、間違えない為


それだけ言って、あとは子供達へ。

そうなると、会話はもちろん、頭の中も「名前」だらけ(笑



車の中でも、練習中でも(だから真面目に練習せいっ!

浮かんだ名前を、次々に私に言ってくる子供達。




まず出てきたのが

子供達が好きなアニメから「ルフィ」「エース」


「その名前だと、あのアニメから取ったんだねぇ~と

バレバレだけどいいの?」


子供達は、顔を見合わせて「ヤダ」(笑


その後も、たくさん出てきてたけど・・・

どれも「それでいいの?」と聞くと、「やっぱりヤダ」と出戻り(笑


最初は、思いつくままに言っていた名前候補ですが

そのうち、半ばヤケ気味に(おいおい


「ポチ」「太郎」「次郎」「佐助」「コロ」「チビ」

「一郎」「次郎」・・・・・・etc。



「もう!名前決まんないよぉーー(泣」

「難しいよぉーー」と、嘆く子供達。



「じゃあ、『字』じゃなく『音』で選んでみたら?」


「おと??」


「そう。音。発音。文字で考えようとして難しいなら

呼び方で、いいなって名前を考えてごらん?」


そこから、またいろいろな名前が出てきてたので


最終アドバイスとして

「じゃあ最後は、その名前に、ウチの名字が合うかどうか?

病院いくと、名字と名前で呼ばれるからね」


子供達は、自分達が考えた名前に、名字をくっつけて

小さな声で、ぼそぼそ・・・。

試しに、声に出して呼んでみたりして


「ママ!カイくん!カイくんはどう?」

「名字にも合うと思うし、呼びやすいよ!」


私も、声に出して呼んでみて・・・

「うん。カイくん。いいんじゃない」




「じゃあ、決まり!カイくんに決定!!!」



・・・というワケで、

私達から、ウチの子へ初めてのプレゼントは

「カイ」という名前に決まりました。



いっぱいいっぱい考えて

頭から煙がモクモク出ていた子供達。


でも、それぐらい考えて決めてほしかった。


これから迎えるウチの子の為に

これから家族になる子の為に

一番最初に送るプレゼントなのだから。






ようやく名前が決まって、ほっとしている子供達に

「ところで『カイ』は、カタカナにする?漢字にする?」と言って


子供達を再度悩ませた私(苦笑



無事に、漢字も決まって

正式に名前が決まった、ちょうどその時

私達は、ウチの子が待つお店に着いたのでした。




・・・続く。

念願の「ウチの子」探しを

本格的に、探し始めた様子はコチラ→☆



手を消毒して、待っていると・・・

カートに乗せられて、連れてこられたレッド(濃い茶色)の2匹。


店員「男の子と女の子、どっちか決まってるんですか?」


私「まだなんです~。どっちがいいかなぁ?と思ってて・・・」


店員さんは、男の子はマーキング・女の子は生理の話しをしてくれ


店員「あとは・・・ボールとか、おもちゃがあったとして

    男の子は、人に持ってきて『一緒に遊ぼう!』という子

    女の子は、一人でも遊べる子が多いかなぁ」


・・・と、それを聞いた長男が

「男の子がいい!おれ一緒に遊びたい!!!」


と言ったので、まず男の子を抱っこさせてもらいました。



両手にすっぽりはいる大きさ。ころころまんまるな身体。

目がくりっとしていて、手足はまだ短くて・・・

鳴かずに、暴れずに、じーっと抱っこされていた男の子。



私から、長男、長女と、順番に抱っこさせてもらいました。

初めて子犬を抱っこする長男は、興奮しつつ「こいつ可愛い~」連発


最後に抱っこしていた長女は、黙ったまま抱っこしていましたが

ちょっと顔がニヤけていました。



せっかくだからと、女の子も順番に抱っこさせてもらっていたところ

偶然居合わせたらしい、このお店の社長さんが登場して

この2匹の良いところを、あつーく語ってくれました。



・目の形が良い

・レッド(濃い茶色)の色の濃さ (毛をかき分けても毛色が濃い)

・目のふちに黒いアイライン (この子達の色素が濃い証拠)

・男の子は、停留睾丸の心配はないとのこと



あつーく語ってくれているのを、私達親子は(ほぼ私ですが)

「ほー・・・・」という感じで聞いていました(笑



そんな熱い社長さんが居なくなり

男の子・女の子を、それぞれ抱っこさせてもらい


さ。どうする?となり・・・・




長男「おれ!この子がいい!こいつ可愛い!」




ずーっと黙っていた長女が気になり


私「おねえちゃんは?おねえちゃんが決めていいんだよ?

いまここで決めなくていいし、他に見に行ってもいいんだよ?」


そこへ、一緒に来ていた兄家も合流し

「この男の子。イケメンくんになるよ~」と、兄家の長女。

「うん。かわいい」と兄家の長男。


私の兄は、私と同じく

「いまここで決めなくてもいいんだよ?」と話してくれましたが


長女「おねえちゃん、この子でいいよ」


私「本当にいいの?抱っこしたからって、決めなくてもいいんだよ?

   ゆっくり探して、決めていいんだからね」


長女「ううん。この子にする」


長男「やったー!こいつがウチの子だー!」





この日。忘れもしない、4年前の10月16日。

私達と、愛犬カイが出会い

我が家に迎えることが決まった瞬間です。


まだ名前も決まってなかった

小さな小さなトイプードルの男の子。


「この子にする」と決まってからは

たくさんの書類を書きました。


契約書に、ペット保険

たくさん書き過ぎて、もうバタバタでした。


が・・・。


その分「これから、この小さな命を守っていくんだ」という

そんな「命の重さ」を実感することでもありました。


書類を書き終え、支払を済ませ

引き渡しの準備に、少し時間がかかるのと

子供達の習い事もあったので


「後で、迎えにきます!」と

私達親子と兄家は、そのお店を後にしました。




・・・続く。

ずっと「ダメ」と言い続けてきた、私の父から

1度は「犬を飼う」許可が出たものの

やはり、また「ダメ」と言われ・・・


怒った長女が、いつも以上の頑張りと

そして「無言」を貫き通し


それに耐えかねた父が折れた様子はコチラ→☆



父も折れ、念願だった「犬を飼う」ことが正式に決まり

「ウチの子探し」を、始める事にしました。


そうとなれば、高まる気持ちを抑えられない子供達。


この日は土曜日で、お昼過ぎから習い事の練習日だったので

いつもより、少し早く家をでて

ペットショップに行こう!という事になりました。


最初は、よく買い物にいくホームセンター。

このお店のペットコーナーは、結構大きいので

たくさんの犬がいるのを知っていたので、行ってみました。


いろんな犬種がいる中で、トイプードルを見つけ

「ここに、いたっ!」と喜ぶ長男。


見てみると、綺麗なクリーム色のトイプードル。

それを見た長女は、「可愛いね~」と言いつつも


「おねえちゃんは、濃い茶色の子がいい!」と一言。


そうか。濃い茶色(レッド)の子が良いのねぇと

ここで初めて知った私(苦笑


そこからは、レッドのトイプードルを探して

ゲージの横から見たり、他の子と比べて見たりと

いろんな角度から見て・・・と

こんなにペットコーナーに居たのは、初めてでした。


今までは、ただ「可愛いね~」で、終わっていたのが

この日は「ウチの子探し」ですから

私も、子犬を見る目に気合が入ってましたが


意外だったのが、長女。

トイプードルのレッドの子がいても、ちょっとだけ見て

また違う場所へと、お店の中をフラフラ歩いていたんです。


後から、長女に聞いてみたら

「可愛いけど、何か違うと思ったから」


ただフラフラ歩いているように見えて

長女は長女なりに、真剣に見ていたんですね。


結局、この日は、このお店でも

その後に行った、別のお店でも

私や長男はもちろん、長女の目にとまる子はいませんでした。



次の日の、日曜日。

この日は、私の兄と、その子供達と一緒に練習に行く日で。


我が家より数か月前に、トイプードルを迎えた兄家。

もちろん、我が家も犬が飼えるようになったのを知っているので

車での移動中は、トイプードル談義になりました(笑


そこで、前日にペットショップを回ったけど

気に入った子が見つからなかった話をすると


「じゃあ、ウチ(兄家)が行ったペットショップに行ってみる?」


ということになり、練習前に

札幌市内中心部にある、そのペットショップへ

皆で、トイプードルを見に行くことに。


そのペットショップは、札幌市内でも大きくて有名店。

中には、たくさんの犬がいました。


大きなお店の中は、さらに、いくつかのお店に分かれているらしく

その中から、兄家が選んだトイプードルがいたお店へ。


そこには、いろんな毛色のトイプードルがいて

もちろん長女お目当てのレッドの子も、数頭いましたが


ここだけじゃなく、せっかくだから他の所も見てみようと


私1人・長男1人・兄家4人・長女1人と、

いつの間にか、それぞれバラバラに見ていたのですが



「ママー!こっちきてー!」と、長男に呼ばれ

行った先は、一番最初に行った兄家に教えてもらったお店。


「ねぇねぇ。この子達、さっきから遊んでて可愛いよ」

長男が、一つのケースにへばりついて、中を覗いていました。


そこにいたのは、じゃれあって遊んでいた

トイプードルのレッドの男の子と女の子。


「ほんとだ。可愛いねー」と、一緒に見ていると

そこへ、ちょうど長女もやってきて


長女「どうしたの?」


長男「この子達ねー。さっきから遊んでて可愛いかったの」


長女「ほんとだ。さっき私、見たよ。可愛いね」


親子3人揃って、ケースの前で見ていると

お店の店員さんに、声をかけられました。


話しを聞くと、そのトイプードル2匹は、兄弟で

前日に、お店に入ってきたばかりとのこと。


我が家は、レッドの子を探していて

まだ「運命の子」に出会えていない話しをすると

「ケースから出して、見てみます?^^」と、店員さん。


長男は、即答で「おれ。みるー!」と言ったので

お店の横のスペースへ回ることに。


長男は、ウキウキで勝手に歩いていってしまったのですが

長女は、自分から「見る」と言わなかったので


その様子が気になった私は

「見てみて、この子じゃないと思ったら断れるからね」とだけ

長女に、言っておきました。


お店横の、少し広いスペースへ行って

子犬が病気にならないようにと、手を消毒していると


お店の奥から、小さな手押しカートに乗せられて

あのケースの中で、仲良くじゃれあっていた

2匹のトイプードルが、連れられてきました。





・・・続く。

長女の「優勝おめでとう!」が

まさかの「犬が飼いたいの!」発言で


感動最中の私の父を、丸め込んだ

そんな確信犯の私の様子はコチラ→☆



ドサクサ紛れの丸め込み作戦でしたけども(苦笑


状況はどうあれ

ずっと「犬を飼うのはダメ」と言い続けてきた私の父から

「わかった」と、許可をもらった長女と私。


長女は、もちろん

その歴史的な場に、いなかった長男も(なぜかいなかった^^;

そして、私も


「ウチで犬を飼える!」という夢が叶うことになり

もう、その日の試合の話はどこへやら


帰りの車の中では

「どの犬(犬種)にする?」「オス?メス?」と

盛り上がっていました。


許可を取るキッカケを作った長女は

「おねえちゃんは、トイプードルがいいの!」


これには、長男も私も、すぐ賛成しました。


ちょうど、我が家より少し前に

私の兄家で、トイプードルを迎えていたのですが


その子が、とても可愛いかったのはもちろん

なにより長男に、懐いてくれたからです。


長男も、私や長女と同じく「動物好き」派。

けれど、なぜか小型犬には嫌われていたんですねぇ。


そんな長男に、懐いてくれた兄家のトイプーちゃん。

長男が、とても喜んでいた姿を覚えています。



「おれも!おれもトイプードルがいい!

だって、きーちゃん(兄家のトイプー)おれに、懐いてくれたもん!」


というわけで、犬種はすぐに決定しました。



そうなると

「ね?いつ?いつペットショップいく?」と大騒ぎ。


盛り上がる子供達に、私は


「こういうのはね。急いでも仕方ないんだよ。ゆっくり出会いを待つの。

必ず『この子だ!』って犬に、巡り会えるから。

焦らないで、ゆっくりウチの子を探していこうね」


と、いいました。

子供達は「うん!わかった!」と、すぐに納得して

毛色や性別で盛り上がっていましたが・・・


犬を飼える!ずっとずっと飼いたかった!ようやく飼える!

そのワクワクが止まらないのは、子供達も私も同じでしたが

なんか・・・こう。ちょっとした嫌な予感があったんです。



そして、その予感は、次の日に見事的中。


学校から帰宅した長女から

涙声の電話が、私の携帯にかかってきました。


「じいちゃんがー。やっぱり犬飼ったらダメって言ったー!」


学校から帰宅した直後の長女に

「やっぱり犬を飼うのはダメだ」と、私の父が言ったとのこと。


あぁ・・・やっぱり。言うと思った。

私の嫌な予感が、見事に的中した瞬間(苦笑



「じいちゃんがね、犬なんて飼ったらね

犬が可愛いからって、習い事にも行かなくなるし

塾だっていかなくなるしって。だからダメだって。

私そんなことしないのに!


お前達が、学校だ!試合だ!って出かけてる間

犬は留守番ばかりで可哀想だって。

それに、病気になったら可哀想だって。

死んだら可哀想だって。

病気になったりしたら、面倒みれるのかって。

面倒みれないんだから、ダメだって!!!」



泣きながら、怒りながら話し続ける長女。


まあねぇ。父の言いたかった気持ちも判る。

判るが・・・言い方を、もうちょっとだけ考えてほしかったなぁ。


ま。

予感はしてたので、私から長女に一言。


「わかったよ。

今、お前やママが、じいちゃんに何を言っても、

余計じいちゃんが、頑固になって『ダメ』って言うから。

お前は、黙っていなさい。黙って、いつも通りに過ごしてなさい。

後は、ママが、しばらく様子をみて話してあげるから」


「うん。わかった」と、電話を切った長女は

その後、いつも通り・・・とは、ちょっといかず(苦笑


いつもより、私の手伝いをしてくれ

いつもより、勉強や習い事を頑張り

・・・でも、じいちゃんの前では黙ったまま(おいおい。


違う時なら、長女を怒る事ですが

今回ばかりは、そのまま様子をみていました。



そして「やっぱりダメ」発言から、5日後・・・

私の父は、そんな長女に折れました(苦笑


その日は、土曜日で

子供達は、ゆっくり朝寝坊をしていたので

私は、早い時間から家事をしていたら


父が、私のところにきて


「もうわかった。うちで犬を飼っていいから。

みんな(長女を応援してくれた父兄)の手前、今更ダメとは言えん」


「うん。わかったよ。ゆっくり子供達と探すし

子供達にも、ちゃんとしつけもさせるからね。」



寝ていた長女を起こして、改めて父の許可がでた事を伝えると

ベットから飛び出し、またもや大喜び。


私の父から、犬を飼う許可が下りてから1週間。

ようやく本格的に「ウチの子探し」が始まりました。




・・・続く。







私と同じように
動物好き!犬好き!犬飼いたい!と
幼い時から言っていた我が家の子供達

同居していた父の反対と
私自身、仕事と、まだ幼かった子供達の育児で
「いつか飼おうね」言っていた
その頃の様子はコチラ→☆



・・・その数年後。
長女中学2年・長男小学2年の秋
我が家に、転機がおきました。


子供達が、数年前から教わっている習い事の大会で

長女が、優勝したんです。


それまでなら「優勝おめでとう!」のはずが

この時は違っていて・・・。



この時、決勝戦終了後

長女は試合直後で、まだ息が乱れてる中

応援していた私の前に、すぐさま駆け寄って来ての第一声


「お姉ちゃんは、犬が飼いたいの!」


私、ビックリというか・・・大笑い(笑

優勝を勝ち取ってきて、第一声がそれかい!!(笑




私「いきなり何事ですか(笑」


娘「だって!お姉ちゃんは、ずっと犬が飼いたかったの!」


私「ウチが、どうして犬を飼わないか判ってるよね?」


娘「お姉ちゃん、頑張ったもん!練習頑張って、優勝したもん!

   今日勝ったら(優勝したら)、絶対言うって決めてたの!

   犬のお世話も、勉強も、習い事も頑張るから!だからお願い!」




息も整ってないまま、汗もひかないままで

一生懸命「犬が飼いたい!」と、私に訴える娘。


何年も「飼いたい」って言ってなかったのに

ずっと我慢して、そして自分なりに考えていたんだなぁ・・・と思い



私「じゃあ・・・まず誰に、許可もらわなきゃダメか判ってるよね?」


娘「じーちゃんでしょ。帰ったら『お願い!』って言う」



この日の大会は

同居している私の父(犬飼い反対派)も、試合を観に来ていて

長女の優勝に、父は嬉しくて、目がウルウルしていたのを

私は、見逃してませんっ。


父が、目をウルウルさせている今なら

感動のどさくさに紛れて「いいよ」と言うかも?


そう思った私は、娘にちょっとだけアドバイスをしました。



私「言うなら、いまだと思うなぁ。帰ってからじゃ遅いと思うけどなぁ(笑」



長女は、私のアドバイスを聞いた瞬間

少し離れた場所にいた、私の父のもとへダッシュで駆け寄り・・・



娘「じいちゃんっ!!!」


父「おぉ!おめでとう!頑張ったなぁ」(まだ優勝の感動で目がウルウル


娘「私、今日頑張ったから、じいちゃんにお願いがあるの!

   私は、犬が飼いたいの!これからも頑張るから!

   ねぇ、じいちゃん!お願い!いいでしょ!」


父「ん?うんうん。わかった、わかった・・・」(まだ感動中・・・




娘「やったーー!!」(ガッツポーズ




そのやり取りを、娘の後ろから聞いていた私は




私「大丈夫?本当に犬を飼っていいの?」


父「あぁ。もう、『わかった』と言ったから」(まだ感動中・・・


私「後から『やっぱりダメ』はきかないよ~」(実は確信犯です




父にそう聞いてる(念を押してる)私の横には

同じ習い事先のお母さん達が、たくさん集まってきていて


「大丈夫!私達もちゃんと聞いたから!

おじいちゃんは、飼っていいって言ったもんね~」


「もし後で『ダメ』って言われたら

私達が、いつでも証人になってあげるから!」


と、長女の味方になってくれて

私の父・・・ますます後で、言い逃れができない状況に。


長女、完全勝利!(笑



その後、長女は、優勝を決めた時よりも良い笑顔で

味方になってくれたお母さん達に、お礼を言っていました。


この日、この出来事で

まだまだずっと、数年先だと思っていた「犬を飼う」が

私と子供達の念願だった「犬を飼う」が

現実になった記念すべき日でした。







・・・続く。


つい少し前まで「暑い!暑い!」と言っていたのに

ここ最近は、夜は肌寒いぐらいに涼しくなった北海道・風子地方。


昨日、ホームセンターへ買い物へ行ったら

もうストーブが店頭に並んでいましたよ~。


北海道は、本当に「夏」が短いです。


さて。

つい10日ほど前に、夏休みが終わったウチの子供達。


休みが終わって「やれやれ・・・」と、息つく暇も間もなく

下の子(長男)が、修学旅行!


荷物の用意を、ほぼ私に任せ

自分は、横から見てチェックしていた息子は


一昨日の朝、元気に出発し

昨日の夕方、遊び疲れの ぐったり顔で帰宅しました(笑


とっても楽しかったようです ^^



そんな息子とは、反対に

寂しくなったのは、我が家のカイ。



普段の我が家は

カイが寝てると、息子がすぐ ちょっかいをかけるので


カイが怒る→息子が余計かまう→カイが余計怒る


ということが、ずーっと続くんです。

カイも、最初は怒る(唸る)のですが

そのうち、息子とじゃれあって遊んでますけどね(笑



まぁ。

そんな遊び相手(息子)がいない夜は


のーーーんびり「へそ天」(仰向け)になって

「くぴぴぴぴぴ・・・」と、いびきまでかいて寝ていたカイ。


私もいるし、娘もいるから

「ま。そんなに寂しくないよね」と思っていたのですが



次の日(昨日)、息子を迎えに行く時に

カイも一緒に連れていったら


たくさんいる子供達の中から、息子を見つけると

手足バタバタで、もう大暴れ!


息子の傍に行きたくて、暴れる暴れる。

抱っこしている私の手から、落ちそうになりました。



息子がいない夜。


カイは、のんびり寝ているようで

本当は、寂しかったようですね(笑



今日は、修学旅行の回復日で

学校がお休みの息子。


「宿題ないから、カイとゴロゴロゆっくりするんだー!」と

いかにも「カイちゃん孝行」を強調していましたが


実際は・・・今頃なにしてることやら(苦笑



1439191285857.jpg
「にに。ゲームばっかり。おれ。つまんない」




こうなってないことを、祈ります ^^;