~これまでの経緯など~1 | ★小細胞肺癌の父と家族の物語★

★小細胞肺癌の父と家族の物語★

2013年5月に小細胞肺癌(Ⅲb)と診断され、その後脳転移、そして2014年6月には、骨転移と癌性髄膜炎にもなり、同年8月7日父自身の誕生日が命日となりました。最悪な状況の中でも、最期まで前向きに諦めなかった父と、その家族の日々の出来事などを綴っていきます。

★2013年4月・・・咳が止まらず、風邪のような症状が続く為、B病院へ通院。

咳止めを出されても日に日に悪化。


★2013年5月中旬・・・喘息のような激しい咳が止まらず、肩や背中に激痛が出て来て、異変に気付いた医師が消化器科への診察を勧める。


CTで肺の部分に影が見つかり、検査入院で細胞診の結果、
小細胞肺癌と診断。


・父のいない所で担当医が突然私に言いに来る。

たぶん脳にも転移は確実でしょう。胸水もしてると思います。この状態だと進行型の末期で、抗がん剤も放射線も出来ないと思うので、余命は半年持つか持たないかだと思います。



それからPETのあるK病院で、詳しく検査をしてもらい

脳転移もなければ、腫瘍も肺の片方だけにとどまってる状態で、大きさは約5㎝。限局型と言うことも分かった。


最新医療機器などもある、系列の大病院を勧められたが、家から遠いということと、病院や担当医師への不信感もあり、色々悩んだ。


私としてはとにかく実績もあって、その専門の癌センターに行ってくれるのを望んでいたが、従兄弟が入院してた癌センターへ行くのを拒む父の意見を尊重して、救急でも何度か行った事もあり、親切に丁寧な診察をしてくれてたE病院は、癌患者への緩和ケアなども行ってると聞いてたので、紹介状を書いてもらい、そこで診察してもらう事になった。


★2013年5月24日・・・E病院で小細胞癌について、細かく説明を受ける。

この日は5つの色々な検査をして、詳しく調べてもらう。

その結果、数日間の間で5㎝の腫瘍が、一気に8㎝まで大きくなっていた。


★2013年5月28日・・・この日父の担当医が決まり、24日に検査した結果や、今後の治療についてなど、詳しく丁寧に説明を受ける。


ステージはⅢbで、抗がん剤も放射線も出来るとの事!!!


絶望から希望に変わる。

まさか治療が出来るとは!!

小細胞癌は抗がん剤が効きやすいということもあり、父は『俺は頑張るぞ!!』と前向きになってくれてるので、私達家族は頑張ってくれる父を、しっかり支えていこうと心に誓う。



★2013年5月29日・・・抗がん剤開始。

シスプラチン+エトポシドの組み合わせで治療!!

父の病気との闘いがここから始まる。


~2へ続く~



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