AKIRADEATH『獄中ヒーリング』全曲コメント | X-TREME HARD BLOG 

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AKIRADEATHのメンバー・神崎 晃による

AKIRADEATH『獄中ヒーリング』全曲コメント!!

XHブログ独占公開デス!


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アーティスト : AKIRADEATH
タイトル : 獄中ヒーリング
レーベル : MADDEST CHICK'NDOM
品番 : MDSTCD025
価格 : 1,050円(税込)


01. work and die
02. SLEEPER
03. song of Fashion
04. トラックで秋葉
05. dead justice
06. I Like It
07. MEGASHIT(AKIRADEATH Remix)


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【work and die】

キャッチーな曲風ながら「サラリーマンの苦しさ」を歌った曲。

仕事が忙しく、ほぼ帰れない毎日が続くストレス。

でも待てよ・・・こうなったのは他の誰でもない、自分自身で選択した結果だ! 

だが、ソレは本当に自分の意思か! 忙しいって言って何かに流されちゃいないか!!

と、皮肉たっぷり問いかけたメッセージを盛り込んでみた。



【SLEEPER】
もともとX-TREME HARDコンピ用に書いた曲。

ガバを意識し作ったのだが、静と動が交差しまくり、ギターと声が入ると

やはりAKIRADEATH節に。この頃、歌のレコーディング手法を変えようと試行錯誤に

時間を費やし寝不足気味になり、メロディー固まって、いざ歌詞書こうとした時には

「眠い、眠い、眠い・・・」そうか!この想いぶつけましょう!って言うので出来た。



【song of Fashion】
緩やかなラインと激しいラインが交差する曲調に、独特な民族風サンプリングが斬新。

当初、ハモり系のメロディーラインを作成したのだが、それじゃひねりが無いなと。

結局いつものAKIRADEATH節になりました~。タイトルは「流行の歌」

似通った曲でも、ルックスと企業力で上位ランキングを占める日本の音楽シーンへの渇!!



【トラックで秋葉】
あの事件がTVに新聞、全てのメディアで取り上げていた頃だった。
彼もこの曲聴いて、ライブで暴れて汗かいて、美味い酒飲んで楽しめる教育環境で

あれば過ちを犯すこともなかっただろう。
子供を育てるのは親。子は親の背中を見て育つ。これは来世でも同じ事だ。

やり場の無い怒り・不安・虚無感を持つ奴等、「なんなんだよ お前はよ ココに来いよ コラ」
向き合って話そう!っていう想い。
BPM500に乗せたメロディーが、無謀な挑戦かと思ったが、シックリくる感じが好き。



【dead Justice】
曲(オケ)を聴いた時、パンキッシュなギターが好印象で、若者的視点から、

やんちゃな歌詞を書こうとしたのだが、10年前に始まった裁判の決着がちょうどTVで。

当時衝撃を受けた事件だったのだが、結局、被告側の弁護士が賄賂を受け取っていた

とかで最高裁では逆転・・・。なんじゃそりゃ!10年かかってそれが最後かよ!ふざけんなー!!
と、腐敗弁護士に渇な内容の歌詞。高い費用払って甘い汁吸っているのは許さん。



【I Like It】
AKIRADEATHにしては珍しいラップを導入。トラックにはJ-popやクラシックを引用したりと、
かなり実験を楽しんだ曲だが、最終的に熱く、濃厚な曲構成の仕上がりに。
歌詞は「現代社会問題」を取り上げ、一個人として意見・想いなどが書かれている。
AKIRADEATH曲の中で、最長の「4分」だ。最長で4分て・・・。



【MEGASHIT(AKIRADEATH Remix) 】
あの殺人的トラックをAKIRADEATH風に料理するとこのようになる。
スピードコアを基盤ながら、メジャーなギターバッキング・ノイズも組み込んだ
面白いMIXになった。
レコーディング中に、眼鏡の由来など「ウンチク」を入れたくなり、「こりゃ却下だろな~」
って思っていたらまさかの採用。眼鏡を日本に持ってきたのはフランシスコザビエルだと
勉強も出来る。素晴らしい曲だ。m1dyさん ありがとう!




TEXT BY 神崎 晃(AKIRADEATH)