浜岡原発:2号機設計関与の男性、地震発生時の危険訴え──県庁で会見 /静岡
御前崎市の中部電力浜岡原発2号機の原子炉の設計にかかわったとして静岡市の市民団体「原発震災を防ぐ全国署名連絡会」(庄司静男会長)に書簡を送った谷口雅春さん(63)=東京都足立区在住=が15日、県庁で会見し「浜岡原発は地盤が弱く、東海地震が発生したら危険だ。すぐに運転停止するべきだ」と訴えた。谷口さんは書簡の内容を経済産業省に申告した。連絡会は谷口さんの訴えを内部告発ととらえたうえ、「3、4、5号機でも同様のことが起きている可能性がある」として今後谷口さんに活動への協力を求める考えを示した。
会見で谷口さんは、日本原子力事業(現・東芝)に勤務していた1972年、2号機の原子炉の耐震性能を計算する担当者が、当初の数値では想定される地震に耐えられないため、岩盤の強度を変更するなどして計算し直すと話していた、と説明した。谷口さんは「中電は計算の改ざんを知っていたはず」と述べた。
谷口さんの指摘について東芝広報室は「現時点では具体的な内容がわからないのでコメントできない」としている。また中電は「浜岡原発は敷地に影響を与える最大の地震を考慮して設計・施工しており、国による安全審査でも確認を受けている。2号機の原子炉建屋基礎岩盤の強度は当社の試験で確認している」とコメントしている。【吉崎孝一】(毎日新聞 2005/04/16)
浜岡原発 「耐震上2号機もたず」 設計会議で担当者発言 当時の関係者が告白
中部電力浜岡原子力発電所2号機(御前崎市)の設計にかかわったという技術者の1人が15日、県庁で会見し、設計段階にあった昭和47年当時、設計者が集まった会議の席上、耐震計算担当者から「耐震上2号機はもたない」との話を聞いた-などと告白した。担当者はその際、対策に都合のいい方法で再計算する考えも示したという。
会見したのは、44年から47年まで、日本原子力事業(現・東芝)に在籍し、原子炉の炉内構造物の設計に従事したという男性(63)=東京都足立区=。
男性によると、会議で東芝社員の耐震計算担当者は、「2号機は持たない。建屋と圧力容器について耐震補強の工夫をしてみたが、空間が狭すぎてうまくいかないのであきらめた」と話したという。原因として担当者は「岩盤の強度が弱い」「核燃料集合体の固有振動数が想定地震の周波数に近く共振しやすい」などを挙げたとされる。
このため、担当者は
(1)岩盤の強度を測定し直したら強かったことにする
(2)建屋の建築材料の粘性を(実際よりも)大きい数値で計算する(ことで振動が減衰しやすいように見せ掛ける)-などの対策を講じた。
男性はその直後、「警告」の意味を込めて退社したという。この内容の「告発文書」は15日、経済産業省原子力安全・保安院に提出した。同保安院は今後、この文書を受理するかどうか、外部の専門家が入った委員会で判断する。
「設計施工は最大地震考慮」 告発内容を中電否定
浜岡原発2号機の設計に技術者の1人としてかかわったという男性(63)の「告発文書」について中部電力は15日、「敷地に影響を与える最大の地震を考慮して設計・施工している。国による安全審査でも確認済み。建設後も常に最新の知見に基づき耐震性を確認しているため、安全性は確保されている」などとする見解を発表した。
発表の中で中電側は「岩盤(の強度)については当社の試験で確認している。この試験に、男性が所属していたという会社は関与していない」「建屋の振動の減衰率は1-5号機すべて同じ」などと主張し、「データ改ざん」の疑いを指摘した「告発文」の内容を否定した。
東芝は「現時点では具体的な内容が分からないのでコメントできない」としている。(静岡新聞 2005/04/16)
【関連記事】
「浜岡原発は止めるべきだ」
M8・0から8・5と予想される東海地震は、立っていられないような激しい揺れが1分から2分続くといわれます。地震のエネルギーでいうと、昨年の駿河湾地震の178倍から1千倍もの大きさがある。
安政東海地震(1854年、M8・4)では御前崎の周辺が1~2メートル隆起したことがわかっています。昨年の小地震でもあれだけひどくやられたのですから、1メートルも隆起したら原発の配管が持つわけがない。
建物が傾いて、蒸気と高温の水が循環する配管はめちゃくちゃになってしまうでしょう。
浜岡原発が大事故を起こしたらどうなるかというと、風速2メートルほどのそよ風でも、3日くらいで首都圏、中部経済圏、関西経済圏が大量の放射能で覆われてしまう。ここの人口を合わせると7千万人以上。
老朽化が進んで、地震が来なくても原発事故はいつでも起こりうる。
東海地震は30年以内に起こる確率が87%。
いつ起こるかはわからないけれど、近い将来に東海地震は必ず起こる。
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/26c6b26e47953c138acd80cdc7bde4e6
浜岡原発設計者の告発「岩盤強度データ改ざん」 (直下でマグニチュード(M)8の地震がおきる原発)
耐震設計の計算担当者が「耐震計算の結果では、浜岡2号機は地震に耐えられない。
大地震は起こっていないのに、浜岡原発の1号機・2号機にはシュラウド(炉心隔壁)にひびが入っていることが見つかりました。そのことを知って谷口さんは、地盤の強度が不足している上に、地震がなくてもひびが入るような材料が使われていることに驚き、証言を決意。
浜岡原発で事故がおきた場合の被害予測(小出氏が計算)、事故後、癌で亡くなる人は計176万人にのぼる。
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/26dd3c7668105c84440191044d406e05
【今日の一言投稿】 Yahoo!みぽりんのブログ
「ひとこと」より
<2011年12月23日 福島県郡山市深沢2丁目の住宅街 42.30マイクロシーベルト毎時>場所は郡山市内、酒蓋公園に隣接する閑静な住宅街。郡山駅から約2.0km。福島第一原発からの距離は約60km。
http://yahoo.jp/W9h95i
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@nobuitou8869 飯舘村の線量:3月29日以来休止していた村の線量(宅地、農地各々20箇所)報告、4月12日の測定結果40箇所の総平均は、1m 4.63μSV/h、1cm 6.24μSV/h。22日の新聞発表の飯舘村のモニタリングポストの数値は0.992μSV/hです。4/24
<放射線粒子は家に入り循環し被ばくさせる >放射性粒子は細胞に生き残り、強力に腫瘍に変化。食物を準備する前に手をよく洗うこと。特に(東)日本に住む人達は、外出して新鮮な空気を吸ったり運動したり新鮮な食物を食べるのは放射線リスクを伴う。
http://yahoo.jp/sjgmFy
4/24
原発以外でも垂れ流される放射性物質>京都大学原子炉実験所、(株)東芝研究炉管理センターなど。 平成22年度の年間5mSv以下の被爆者は、4643人。5mSv-15mSvは、33人。※平成22年全国の放射性廃棄物管理状況:76866本。
http://yahoo.jp/d8hUr5
4/24
『隠して核武装する日本』核武装にかかわる議員に米から巨額の資金提供の事実 >1950-60年代CIAは日本の自民党に数百万ドルの資金援助。1950-60年代は、国民に平和利用とみせかけ、政府が一貫して核武装を画策してきた年でもある。
http://yahoo.jp/qilKHp
4/23
<【再稼働】大飯原発、致命的な4つのポイントとは?>・免震重要棟がない。ベントフィルターがない。道路が1本のみ。寸断されがち。地震で山が崩れたら、ひとたまりもない。大飯原発は山に囲まれており通じる道は1本のみ。この道は、よく寸断される。
http://yahoo.jp/HM_5nf
4/23
<【放射能?】パキスタンで足6本の奇形児。前年カラチで原発事故>パキスタンで足が6本の奇形児が生まれた。気になるのは、昨年カラチ原子力発電所での事故。発生直後、7時間に渡り緊急事態宣言。ただし、原発の報道官は「放射能漏れはなかった」と。
http://yahoo.jp/wfXKd_
4/23
<福島第一4号機使用済み燃料貯蔵プールの危険性>ケビン・メア元米国務省日本部長「4号機の貯蔵プールには、建屋のコンクリート片が大量に落下。このため、プールの水の組成が化学変化を引き起こし、ラックが溶け出して燃料融解が起きる可能性がある」
http://yahoo.jp/CNLmbo
4/23
<東日本大震災後に心不全が有意に増加、ACS、脳卒中も>下川氏らは、宮城県で救急車で搬送されたすべての患者記録を調査し、東日本大震災の発災前後における循環器疾患の変動を明らかにした。特に心不全の増加は、過去の大震災疫学調査では報告例なし
http://yahoo.jp/EaD8Mo
4/23
<福島の子供たちの甲状腺シコリ、事故から1年以内に起こるとは・・早すぎる>福島の子どもたちの30%から、「良性」とされる甲状腺のシコリが見つかっていることについて。医学の歴史になかったことが起きていると警告。
http://yahoo.jp/ZED2u1
4/23
<弱いものいじめの節電政策>このグラフは夏場の電気をどのような産業が使っているかを示したもの。なんと言ってもオフィスがダントツで次が小売業。家庭の節電はほとんど意味が無い。ものづくりの産業もあまり問題ではない。巨大なオフィスが問題なのだ
http://yahoo.jp/6DUSpP
4/22
@na2002year 仙台の教師たちが、『牛乳を飲まない子供達の家庭訪問をして説得する』グループを造ったと聞きました。これなどは、戦時中の、思想をチェックする特効警察にも等しく、職務権限を越えており、狂気の沙汰である. どんなグループだよ・・・ (Twitter) 4/22
<東電は、事故が起こる可能性を知りながら3月11日の午後7時、地元消防への連絡を怠った><東電は事故後に法律に基づいた1平方メートル4万ベクレルの土地の除染、放射性物質で汚染されたものの引き取りなどまったくしていない>
http://yahoo.jp/hOze2L
4/22
事故が起これば被爆上限を上げる、これは安全とはいえない>2012年4月18日文科省は事故後「学校の校庭の線量率を毎時3.8μSvにする」とした。これは、1)日本の法律1年1ミリ(おおよそ毎時0.08μSv)ですから、約50倍。
http://yahoo.jp/hOze2L
4/22
【いくつかの事実 武田邦彦】タバコの喫煙率が低下しても肺がんは増加しているが、健康診断などによる医療被曝が増大すると肺がんが増える傾向にある。肺がんにタバコの影響は明瞭に見られるが、それより、医療被曝、自動車排ガスなどの影響の方が統計的には肺がんに強い関係がある。 4/22
【いくつかの事実 武田邦彦】1950年より結核予防法が施行され全児童生徒にレントゲン検査が始まると白血病が急増した。そして1972年に全児童生徒から入学時だけに限定されたことによって、急激に白血病が減少した。健康診断による白血病の増加と考えられる。 4/22
【いくつかの事実 武田邦彦】第二次世界大戦後、大気圏核実験が行われ大気中にかなりの量のストロンチウムが放出された。このことによって、数10万人から数100万人の人が白血病になった。また日本でも白血病の増加は核実験の頻度と強く関係していて、年齢別に整理するとピークが観測される。 4/22
<現地の実情を無視=遺体の含まれているガレキまで早々と広域処理がなされていた>特に驚くのは、ご遺体の含まれているガレキまで、去年の夏頃から、遺族の方が捜されているにもかかわらず、強引に域外処理(広域処理の一部でしょう)をしていること。
http://yahoo.jp/Uz6xdU
4/20
<チェルノブイリと同じように、福島に赤い森が現れた>ココへ来て30年程になるが、松の木が枯れたのを見たのは初めてである。15本に一本程の割合で枯れている。相変わらず、スズメは一羽もいない。311以前は毎朝騒がしくスズメがさえずっていた。
http://yahoo.jp/gHUxuI
4/20
<迷走(1)つまずき/張りぼて現地司令塔/通信貧弱、放射線侵入>「ここで死ぬかもしれない」。室内は1時間当たり10μSv、建物の外は800μSv。外に2時間いるだけで、一般の人の年間許容量(1ミリシーベルト)を超える猛烈な線量だった。
http://yahoo.jp/oZkpAz
4/20
<福島いわき市から避難した夫妻、新天地移住で笑顔>事故後、福島県いわき市から乳牛を連れて安芸高田市に避難していた福元紀生さん(33)奈津さん(33)夫妻が18日、定住先と決めた庄原市口和町に着いた。支援する地元住民に迎えられ、新たな一歩
http://yahoo.jp/-aTPwP
4/20
<安全審査に、地震対策が無い>「どうして地震対策が再稼働の条件の中に組み込まれなかったのか」国会事故調 再稼働対応に批判。18日夜開かれた国会の原発事故調査委員会で、深野氏「できるかぎりのことはしたつもりだ。最後は政治レベルで判断した」
http://yahoo.jp/3p3OzP
4/20
<福島県 猪苗代湖のヤマメ、390ベクレル検出>検出値は、猪苗代湖で採取されたウグイが192ベクレル、ヤマメが390ベクレル、舟津川のウグイが250ベクレル。猪苗代湖の魚が100ベクレルを超えたのは東京電力福島第1原発事故後初めて。
http://yahoo.jp/cIphT6
4/19
<自転車かごから放射性物質 ブリヂストン製の86台 毎時7・5~10・6マイクロシーベルト検出>文科省によると、コバルト60が検出されたのは昨年11月から今年1月にかけて製造され、同社に在庫として残っていた1145台のうちの86台。
http://yahoo.jp/D3ccz_
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